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「ん? これ以上に何かいい案があるっていうの? オトコを辱める方法が?」
先生のペニスと陰嚢をひと握りに握った右腕を上下させて、ナオミが訊き返す。
「うう・・・」
快感が走ったのか、逆さ吊りの体勢で、先生がかすかにうめいた。
半眼になった眼は白目を剥いたままで、まだ妹の存在にも気づいていないようだ。
ナオミの腕の動きに合わせて先生の肉棒が伸び縮みし、膨れ上がった亀頭から透明な汁が滲み出る。
ジュリの出現に驚いたほかの女たちが両足を解放したので、先生はまた紙バサミみたいに二つ折りになってナオミの手からぶら下がっているのだ。
「もちろん」
妙に力を込めて、ジュリがうなずいた。
豊かな胸を支えるように腕組みしたジュリは、もう一度先生の裸体から僕のほうに向き直ると、
「この子の躰を使うの」
得意げにそう言った。
「彼とこの子は、互いに惹かれ合っている。身体の相性も、抜群にいいはずよ。ただ、本人たちの自由意志で愛を交わすのはまだ早すぎる。その前に、私たちの手で本当にセックスの相性が合うかどうか、試してやらないと」
「え?」
僕は度肝を抜かれて、驚きを思わず声に出していた。
「いいの? 先生と…その・・・しても・・・?」
と、期待に燃える僕を叱りつけるように、まなじりを吊り上げて、ジュリが冷たく言い放った。
「勘違いしないで。これはただ肉体と肉体のマッチングにすぎない。そこに愛はないの。いわばあなたは彼をイカせるための、アダルトグッズになるだけよ。彼の寵愛を期待しているなら、それはまだ時期尚早」
「いいよ。それでも」
”キリン”の手を振り切り、僕は前に進み出た。
「先生のためならなんでもする。愛なんてなくていい。使ってよ、この恥ずかしい男子中学生の裸を」
先生のペニスと陰嚢をひと握りに握った右腕を上下させて、ナオミが訊き返す。
「うう・・・」
快感が走ったのか、逆さ吊りの体勢で、先生がかすかにうめいた。
半眼になった眼は白目を剥いたままで、まだ妹の存在にも気づいていないようだ。
ナオミの腕の動きに合わせて先生の肉棒が伸び縮みし、膨れ上がった亀頭から透明な汁が滲み出る。
ジュリの出現に驚いたほかの女たちが両足を解放したので、先生はまた紙バサミみたいに二つ折りになってナオミの手からぶら下がっているのだ。
「もちろん」
妙に力を込めて、ジュリがうなずいた。
豊かな胸を支えるように腕組みしたジュリは、もう一度先生の裸体から僕のほうに向き直ると、
「この子の躰を使うの」
得意げにそう言った。
「彼とこの子は、互いに惹かれ合っている。身体の相性も、抜群にいいはずよ。ただ、本人たちの自由意志で愛を交わすのはまだ早すぎる。その前に、私たちの手で本当にセックスの相性が合うかどうか、試してやらないと」
「え?」
僕は度肝を抜かれて、驚きを思わず声に出していた。
「いいの? 先生と…その・・・しても・・・?」
と、期待に燃える僕を叱りつけるように、まなじりを吊り上げて、ジュリが冷たく言い放った。
「勘違いしないで。これはただ肉体と肉体のマッチングにすぎない。そこに愛はないの。いわばあなたは彼をイカせるための、アダルトグッズになるだけよ。彼の寵愛を期待しているなら、それはまだ時期尚早」
「いいよ。それでも」
”キリン”の手を振り切り、僕は前に進み出た。
「先生のためならなんでもする。愛なんてなくていい。使ってよ、この恥ずかしい男子中学生の裸を」
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