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「18歳♂の精液かあ」
”厚化粧”がうっとり眼を細めてつぶやいた。
「いいかもね。コクがあっておいしそう」
「精液って、飲めるんですかぁ?」
と、これは”ロリ”。
ツインテールを弾ませて下から僕の肛門に指を出し入れながら、興味津々といった顔つきで目を輝かせている。
「飲めるよ、あんまおいしくないけど」
非処女の先輩風を吹かせて”厚化粧”がうなずくと、
「苦いし、青臭い」
”女教師”が、生真面目な表情で同意した。
「でも、そこがいいという女子もいる」
「まあ、好きな男の出すものだったら、なんでもうまいよね」
苦笑する”厚化粧”に対しても、
「そうかな。私は不味いものはどんな状況でも不味いと思う」
と、”女教師”はあくまでリアリストの立場を崩そうとしない。
「とにかくリボン、取っちゃおうよ。なんかあたし、精液飲みたくなってきちゃった」
しびれを切らしたように”ロリ”が言い、後ろから僕の股間に手を伸ばしてきた。
「だ、だめっ」
逃げようとしても躰が動かない。
太腿もふくらはぎも両腕も、女の人たちにしっかり抱え込まれているからだ。
「だね。取っちゃおっか。飛び散りそうになったら、急いで皮で先を包めばいいし」
経験者なのか、”厚化粧”が妙に細かい提案をする。
でも、ダメなのだ、と僕は思う。
射精の瞬間に包皮で亀頭を包んで精液をせき止めるー。
これはタイミング的にかなり難しい。
しかも、今僕の陰嚢に溜まっている量では、それはまず不可能だ。
余った包皮でつくった臨時の袋に収容できるのは、ほんのささやかな分だけで、他は全部外に漏れ出すに決まっている。
「せーの!」
”ロリ”の指がリボンの結び目にかかった時だった。
「悪いがそこまでにしてやってくれないか」
よく通る声がして、女子たちが一様に凍りついた。
「その子は俺の恋人なんだ」
女子大生たちに向かってコートの前をはだけ、たくましい裸身とそそり立つ肉棒を見せつけて、先生が言った。
”厚化粧”がうっとり眼を細めてつぶやいた。
「いいかもね。コクがあっておいしそう」
「精液って、飲めるんですかぁ?」
と、これは”ロリ”。
ツインテールを弾ませて下から僕の肛門に指を出し入れながら、興味津々といった顔つきで目を輝かせている。
「飲めるよ、あんまおいしくないけど」
非処女の先輩風を吹かせて”厚化粧”がうなずくと、
「苦いし、青臭い」
”女教師”が、生真面目な表情で同意した。
「でも、そこがいいという女子もいる」
「まあ、好きな男の出すものだったら、なんでもうまいよね」
苦笑する”厚化粧”に対しても、
「そうかな。私は不味いものはどんな状況でも不味いと思う」
と、”女教師”はあくまでリアリストの立場を崩そうとしない。
「とにかくリボン、取っちゃおうよ。なんかあたし、精液飲みたくなってきちゃった」
しびれを切らしたように”ロリ”が言い、後ろから僕の股間に手を伸ばしてきた。
「だ、だめっ」
逃げようとしても躰が動かない。
太腿もふくらはぎも両腕も、女の人たちにしっかり抱え込まれているからだ。
「だね。取っちゃおっか。飛び散りそうになったら、急いで皮で先を包めばいいし」
経験者なのか、”厚化粧”が妙に細かい提案をする。
でも、ダメなのだ、と僕は思う。
射精の瞬間に包皮で亀頭を包んで精液をせき止めるー。
これはタイミング的にかなり難しい。
しかも、今僕の陰嚢に溜まっている量では、それはまず不可能だ。
余った包皮でつくった臨時の袋に収容できるのは、ほんのささやかな分だけで、他は全部外に漏れ出すに決まっている。
「せーの!」
”ロリ”の指がリボンの結び目にかかった時だった。
「悪いがそこまでにしてやってくれないか」
よく通る声がして、女子たちが一様に凍りついた。
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