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「やだ、まじ~?」
”厚化粧”の言葉に、女子大生のひとりが黄色い声を上げた。
「もう少し早かったらこれ、もしかして犯罪だったってわけ?」
「でもこの子、男だし、向こうから先に仕掛けて来たんだから、別にいいんじゃない?」
”振袖”が笑いながら言う。
「こんな所をこんな時間に、全裸で歩いてるほうがおかしいでしょう? まるで誘ってるみたいだしさ」
「ただ裸ってだけじゃなくって、明らかに興奮させてるもんね。ほら、このえっちな棒を」
「えっちな棒って、なにそれ~? ヤバーい!」
「だって絶対触って欲しがってるよね、この子。ちょっと触れるだけでピクピクするし」
「だよね~。本人が喜んでるなら、いいと思う」
「そうだよそうだよ、この子、さっきからハアハア言って顔真赤にしてる~。そのうちガチで射精するんじゃない?」
「やばー、シャセイってなんだよそれー」
「わあ、でも、いっぺん生で見てみたい~。男の子が、白い汁出すところ~」
「白い汁って?」
「そんなのきまってるでしょ? せーえきだよ」
「うはあ、出たあ、精液~」
「あたしも見た~い~!」
「いいね~。見たいね~。じゃ、ついでだから、いっそのこと、みんなで頑張って、出させちゃおっか」
「うん、するする~!」
「どびゅっとね」
「うん、どびゅっどびゅっていっぱい」
すごい盛り上がり方だ。
こうなると、もう、誰が何をしゃべっているのかわからない。
とにかく、今確実なのは、彼女たちがひどくハイテンションになっているというそのことだった。
そう。
僕を弄んで、射精させるために・・・。
”厚化粧”の言葉に、女子大生のひとりが黄色い声を上げた。
「もう少し早かったらこれ、もしかして犯罪だったってわけ?」
「でもこの子、男だし、向こうから先に仕掛けて来たんだから、別にいいんじゃない?」
”振袖”が笑いながら言う。
「こんな所をこんな時間に、全裸で歩いてるほうがおかしいでしょう? まるで誘ってるみたいだしさ」
「ただ裸ってだけじゃなくって、明らかに興奮させてるもんね。ほら、このえっちな棒を」
「えっちな棒って、なにそれ~? ヤバーい!」
「だって絶対触って欲しがってるよね、この子。ちょっと触れるだけでピクピクするし」
「だよね~。本人が喜んでるなら、いいと思う」
「そうだよそうだよ、この子、さっきからハアハア言って顔真赤にしてる~。そのうちガチで射精するんじゃない?」
「やばー、シャセイってなんだよそれー」
「わあ、でも、いっぺん生で見てみたい~。男の子が、白い汁出すところ~」
「白い汁って?」
「そんなのきまってるでしょ? せーえきだよ」
「うはあ、出たあ、精液~」
「あたしも見た~い~!」
「いいね~。見たいね~。じゃ、ついでだから、いっそのこと、みんなで頑張って、出させちゃおっか」
「うん、するする~!」
「どびゅっとね」
「うん、どびゅっどびゅっていっぱい」
すごい盛り上がり方だ。
こうなると、もう、誰が何をしゃべっているのかわからない。
とにかく、今確実なのは、彼女たちがひどくハイテンションになっているというそのことだった。
そう。
僕を弄んで、射精させるために・・・。
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