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脱衣所にはふかふかのバスタオルが用意されていた。
「ああ…」
全裸の少年を目の当たりにして、僕は熱い吐息を吐いた。
ここにも壁一面の鏡があり、隅々まで僕を映し出しているのだ。
胸のない少女の体つきをした全裸の男子中学生。
そのくせ股間からそびえる性器は凶暴なほど節くれ立って、まるで年季の入った松の枝みたいだ。
少年の膨れ上がった陰茎を覆う包皮は勃起のせいで少しばかり後退し、突端からピンクのドーム状の亀頭の先っぽが覗いている。
そのピンクというにはあまりに赤いぬるぬるしたモノは鼻先が縦にふたつに割れ、その狭間に淫らな透明汁を滲ませている。
鰹節の効いた出汁に似たあの匂いが、かすかに鼻をつく。
まず顔と頭を拭く。
大きなバスタオルで視界を遮られながら鏡の前に首から上以外を曝け出す行為は、僕の体内に倒錯的な快感を呼び起こす。
特にこんなふうに激しく勃起している時は尚更だ。
勃起ペニスの揺れ具合が疼くように心地よい。
まるで道端で見知らぬ他人にいきなり下半身を見せるようなスリルに、僕はますます硬く大きくなる。
髪を拭き終え、今度は丁寧に躰を拭いていく。
斜め上に向かって反り返るペニスにタオルを巻いてさすっていると、すぐにいけない気持ちになってきた。
「あ、ああ、あああ、あはあ…」
気がつくと、いつのまにかペニスに何重にもタオルを巻きつけ、両端を両手で握って左右に強く引き絞っていた。
搾り上げられた亀頭が赤紫色になり、タオルの端から可愛い顔を出している。
「な、舐めたい…」
衝動的に思いきり躰を折り曲げ、舌を伸ばし、亀頭の先を舐めてみた。
「きゅう」
僕は鳴いた。
「僕のちんちん…」
愛おしさがこみあげてきて、苦痛を押してまた舐めた。
「ああ…」
全裸の少年を目の当たりにして、僕は熱い吐息を吐いた。
ここにも壁一面の鏡があり、隅々まで僕を映し出しているのだ。
胸のない少女の体つきをした全裸の男子中学生。
そのくせ股間からそびえる性器は凶暴なほど節くれ立って、まるで年季の入った松の枝みたいだ。
少年の膨れ上がった陰茎を覆う包皮は勃起のせいで少しばかり後退し、突端からピンクのドーム状の亀頭の先っぽが覗いている。
そのピンクというにはあまりに赤いぬるぬるしたモノは鼻先が縦にふたつに割れ、その狭間に淫らな透明汁を滲ませている。
鰹節の効いた出汁に似たあの匂いが、かすかに鼻をつく。
まず顔と頭を拭く。
大きなバスタオルで視界を遮られながら鏡の前に首から上以外を曝け出す行為は、僕の体内に倒錯的な快感を呼び起こす。
特にこんなふうに激しく勃起している時は尚更だ。
勃起ペニスの揺れ具合が疼くように心地よい。
まるで道端で見知らぬ他人にいきなり下半身を見せるようなスリルに、僕はますます硬く大きくなる。
髪を拭き終え、今度は丁寧に躰を拭いていく。
斜め上に向かって反り返るペニスにタオルを巻いてさすっていると、すぐにいけない気持ちになってきた。
「あ、ああ、あああ、あはあ…」
気がつくと、いつのまにかペニスに何重にもタオルを巻きつけ、両端を両手で握って左右に強く引き絞っていた。
搾り上げられた亀頭が赤紫色になり、タオルの端から可愛い顔を出している。
「な、舐めたい…」
衝動的に思いきり躰を折り曲げ、舌を伸ばし、亀頭の先を舐めてみた。
「きゅう」
僕は鳴いた。
「僕のちんちん…」
愛おしさがこみあげてきて、苦痛を押してまた舐めた。
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