R指定

ヤミイ

文字の大きさ
上 下
121 / 676

113

しおりを挟む
 いやらしい肛門…?
 そのひと言で、僕のペニスに血液が流れ込む。
 興奮に震えながら、僕は右足を上げ、パンティから抜いた。
「は、はい…」
 期待に胸をドギマギさせて、パンティを左足首に絡ませたまま、肩幅より広く足を左右に開き、尻を高く掲げて見せる。
「綺麗だな」
 尻の肉を左右に押し開いて、先生がつぶやく。
「み、見ないで…」
 ペニスをぴくぴくさせて、僕はかすかに首を振る。
 さすがに間近に肛門を見られるのは恥ずかしい。
 ペニスを見られることにはある程度慣れたけど、アナルは僕にとってまだ処女地に近いのだ。
「あ…」
 ぬめるものが肛門の周囲に塗られる感触に、僕は思わず声を出す。
 先生の指がローションを塗り始めたのだろう。
「どうした? 括約筋がひくひくしてるぞ」
 肛門の周囲を何度もなぞりながら、笑いを含んだ口調で先生が言う。
「しかも、だんだん穴が開いてきたじゃないか。これはかなり”開発”されてるな」
「いや…恥ずかしいこと、言わないで」
 仕方ない、と思う。
 きのうは夜じゅうずっとあのアナルプラグを肛門に挿入されていたのである。
 僕の下半身は、確実にホモセクシャル対応タイプに変えられつつあるのだ。
「ほら、簡単に入った」
 ずぶり。
 生々しい感触とともに、先生の指が直腸に侵入した。
 ずぶずぶと肉襞をかき分けてめり込んだかと思うと、中で直角に曲がるのがわかった。
 先生が、第二関節から先を曲げたまま、内部で指をおもむろに回転させる。
「ああ・・・っ」
 僕はベッドサイドに両手をついたまま、大きく背中をのけぞらせた。
 そして、言うまいと思っていたそのひと言を、つい口にしてしまっていた。
「き、気持ち、いい…」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集

あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。 こちらの短編集は 絶対支配な攻めが、 快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす 1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。 不定期更新ですが、 1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 書きかけの長編が止まってますが、 短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。 よろしくお願いします!

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

執着攻めと平凡受けの短編集

松本いさ
BL
執着攻めが平凡受けに執着し溺愛する、似たり寄ったりな話ばかり。 疲れたときに、さくっと読める安心安全のハッピーエンド設計です。 基本的に一話完結で、しばらくは毎週金曜の夜または土曜の朝に更新を予定しています(全20作)

催眠アプリ(???)

あずき
BL
俺の性癖を詰め込んだバカみたいな小説です() 暖かい目で見てね☆(((殴殴殴

捜査員達は木馬の上で過敏な反応を見せる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...