少年ペット

ヤミイ

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 クチュクチュ音が大きくなる。

 皮の滑りもスムーズだ。

 ハアハアハアハア・・・。

 平らな腹を波打たせ、ナルは固く目を閉じ、喘いでいる。

 私は左手で陰嚢を揉みながら、右手で陰茎を上下に扱く。

 休まず両手を動かしつつ、時々目の前の薔薇色の乳首を舌先でつついてやった。

 -アンッ!

 そのたびにテーブルの上で跳ねるナル。

 そのありさまは、それこそ熱した油の中に抛り込まれた海老のようだ。

 テーブルの上に、腰とお尻だけを乗せ、ナルは生白い裸体を大きく反り返らせている。

 ナルが跳ねると、安物のテーブルはぐらぐら揺れ、イルカみたいにすべすべした少年の裸身が落ちそうになる。

 私は握りしめた陰茎と陰嚢を取っ手の代わりにして、それを食い止める。

 ふたつの性的部位を私に握られて、ナルは全くの無抵抗だ。

 いやむしろ、快感を積極的に享受するかのように、両腕を頭上に伸ばし、両脚同様、床に垂らしている。

 まるで私の前に隅から隅まで曝け出し、自由に嬲ってくださいと言わんばかりにー。

 右手の中の肉の棒が熱い。

 包皮はすでに兜の下のでっぱりまで後退し、縮緬みたいに収縮して、赤く充血した頭部をきつく縊れさせている。

 先っぽの切れ込みから透明汁がとめどなく滲み出し続けているせいで、私の右手はもうヌルヌルだ。

 あまり長く露出させるのは得策ではない。

 そのことを、経験上、私は知っている。

 空気に触れると先走り汁はすぐに乾いてしまい、潤滑剤の役割を果たさなくなるのである。

 包皮をでっぱりから引き上げ、それでゆるゆると亀頭を包んでいく。

 -アア、キモチ、イイ・・・。

 亀頭の表面が包皮に包まれ、隠れると、ナルが陶酔したような表情を顔に浮かべ、熱い吐息を吐いた。

 
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