617 / 659
610 淫蕩フィギュア⑭
しおりを挟む
ある意味、信じがたい光景だった。
あの狭く窮屈な肛門に、獄卒の肉厚の手のひらが、半ばめり込んでいるのである。
女性器なら、まだわかる。
なぜなら女性の膣は、出産という難事業に耐えられるよう、最初から丈夫で伸縮自在にできているからだ。
だが、普通、排泄の用途にしか使わない肛門はそうはいかないのだ。
いくらなんでも、人間の手と同じサイズの便が存在するとは思えない。
なのに、翔の肛門といったらー。
やはり、そういうことなのか。
このドMの美青年は、代々続く企業グループの重役たちの間で、普段から慰みものになっているのだ。
これまで、数えきれない回数、あの肛門に、不特定多数の男たちの男根がねじ込まれてきたのに違いない。
想像するだに、気が狂いそうだった。
脂ぎった中年男たちに抱かれる翔。
全裸に剥かれ、あんなふうにただれた肛門をさらけ出し、今僕がしているように、恥ずかしいほど大きく勃起したチンポを好きなだけ吸われ、しゃぶり尽くされて、あまりの快感に、すすり泣く…。
あん、ああん、いい…。
細マッチョの裸身を汗で光らせ、踊るように長い手足をよじり、犯される快感に悩ましげに悶えながら、その美しいかんばせに恍惚の表情を浮かべる翔…。
猥褻極まりない妄想で、目の前が赤くなる。
その赤いフィルターを通して、獄卒の更なる凌辱シーンが視界に飛び込んできた。
唯一外に出たままの親指を会陰部に押しつけて、穴の中に埋もれた四本の指を、獄卒がえぐるように動かし始めたのだ。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…。
いやらしい音が響き渡ると、
「きゅううううううっ!」
僕の勃起陰茎を喉の奥まで咥え込んだまま、翔が白目を剥いて烈しく痙攣した。
ちゅぷうっ。
獄卒の手刀が刺さった翔の肛門は縦長に拡張され、縁からじわじわと透明汁を染み出させている。
獄卒がそろえた四本の指を中で動かすたびに、横に垂れ下がった丸い睾丸が揺れ、それがまたいやらしい。
そうして右手で翔を刺し貫きながら、獄卒の左手は指で翔の乳首をつまんでははじいている。
カチンコチンに勃起してしまった一対のそれは、初めは薔薇色のグミのような形だったのに、今はひどくエロい形に尖りまくって、まるで興奮状態に陥った女性のクリトリスのようだ。
そして僕の口の中ではー。
これ以上ないくらいバキバキに勃起した翔の生殖器官が、先っちょから甘い汁をしとどに分泌させていた。
その汁を舌の表面で掬い上げ、同時に力を籠めて亀頭の裏筋をぞろりと舐めてやると、口いっぱいに頬張った硬く熱い翔の肉棒がビクンビクンと反応し、僕自身も彼の口の中で負けじと大きく膨張するのだった…。
あの狭く窮屈な肛門に、獄卒の肉厚の手のひらが、半ばめり込んでいるのである。
女性器なら、まだわかる。
なぜなら女性の膣は、出産という難事業に耐えられるよう、最初から丈夫で伸縮自在にできているからだ。
だが、普通、排泄の用途にしか使わない肛門はそうはいかないのだ。
いくらなんでも、人間の手と同じサイズの便が存在するとは思えない。
なのに、翔の肛門といったらー。
やはり、そういうことなのか。
このドMの美青年は、代々続く企業グループの重役たちの間で、普段から慰みものになっているのだ。
これまで、数えきれない回数、あの肛門に、不特定多数の男たちの男根がねじ込まれてきたのに違いない。
想像するだに、気が狂いそうだった。
脂ぎった中年男たちに抱かれる翔。
全裸に剥かれ、あんなふうにただれた肛門をさらけ出し、今僕がしているように、恥ずかしいほど大きく勃起したチンポを好きなだけ吸われ、しゃぶり尽くされて、あまりの快感に、すすり泣く…。
あん、ああん、いい…。
細マッチョの裸身を汗で光らせ、踊るように長い手足をよじり、犯される快感に悩ましげに悶えながら、その美しいかんばせに恍惚の表情を浮かべる翔…。
猥褻極まりない妄想で、目の前が赤くなる。
その赤いフィルターを通して、獄卒の更なる凌辱シーンが視界に飛び込んできた。
唯一外に出たままの親指を会陰部に押しつけて、穴の中に埋もれた四本の指を、獄卒がえぐるように動かし始めたのだ。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…。
いやらしい音が響き渡ると、
「きゅううううううっ!」
僕の勃起陰茎を喉の奥まで咥え込んだまま、翔が白目を剥いて烈しく痙攣した。
ちゅぷうっ。
獄卒の手刀が刺さった翔の肛門は縦長に拡張され、縁からじわじわと透明汁を染み出させている。
獄卒がそろえた四本の指を中で動かすたびに、横に垂れ下がった丸い睾丸が揺れ、それがまたいやらしい。
そうして右手で翔を刺し貫きながら、獄卒の左手は指で翔の乳首をつまんでははじいている。
カチンコチンに勃起してしまった一対のそれは、初めは薔薇色のグミのような形だったのに、今はひどくエロい形に尖りまくって、まるで興奮状態に陥った女性のクリトリスのようだ。
そして僕の口の中ではー。
これ以上ないくらいバキバキに勃起した翔の生殖器官が、先っちょから甘い汁をしとどに分泌させていた。
その汁を舌の表面で掬い上げ、同時に力を籠めて亀頭の裏筋をぞろりと舐めてやると、口いっぱいに頬張った硬く熱い翔の肉棒がビクンビクンと反応し、僕自身も彼の口の中で負けじと大きく膨張するのだった…。
0
お気に入りに追加
281
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
膀胱を虐められる男の子の話
煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ
男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話
膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)
僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】
ヤミイ
BL
新入社員として、とある企業に就職した僕。希望に胸を膨らませる僕だったが、あろうことか、教育係として目の前に現れたのは、1年前、野外で僕を襲い、官能の淵に引きずり込んだあの男だった。そして始まる、毎日のように夜のオフィスで淫獣に弄ばれる、僕の爛れた日々…。
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる