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605 淫蕩フィギュア⑨
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じゅぶじゅぶじゅぶ…。
わざと音を立てて、陰茎を吸う。
翔の陰茎はとても固く、そして熱い。
しかも、口の中で、どんどん大きくなってくる。
僕の下の微妙な動きに感応してすぐさま反応を返してくるごつごつした弾力のあるこの肉の塊は、あたかも翔の股間に寄生する独立した生物のようで、しゃぶればしゃぶるほど愛おしさが増してくる。
頬張り甲斐のある翔の太く長い”棒”を限界まで深く咥え込み、喉の奥の粘膜に亀頭の先を当ててやる。
そうしておいて、肉茎の部分に舌を絡め、血管の浮き出た鎧のような海綿体全体を隈なく舐め回す。
これは翔に叩き込まれた性技の一つ、いわゆるイラマチオというやつだ。
フェラチオでは普通、喉奥まで男根を咥え込むことはない。
だが、この技では、男性器を愛撫するのに口の中のすべての部位を使う。
本来ならば挿入側が主導するという違いもあるが、この不自由な体勢では、そこは大目に見てもらうしかない。
喉の奥の粘膜はとても柔らかく、そこに亀頭を当てられると天にも昇る心地がする。
だから当然、僕の頬張る翔の陰茎はピクピク痙攣し始めた。
「ああああっ! あああああああんっ!」
背中側に折り曲げられた翔の肉体のあちこちに、くっきりと浮き上がる筋肉の束。
汗に濡れた頬筋の上でビンビンに勃起した乳首が、食いちぎりたくなるほど、いやらしい。
烈しく震え始めた翔は、僕の勃起陰茎を半ば口から吐き出しかけている。
これではいくらなんでも不公平というものだろう。
僕は両足を全開にしたまま躰の向きを微調整して、翔の口腔内に亀頭を嵌め直す。
ピストン運動で翔の口に肉棒を出し入れしながらせわしなく頭を前後させ、翔の分身をしゃぶりまくる。
「あんっ!」
たちまち翔の裸体に痙攣のさざ波が走り抜け、
「ああああん、ああああん、ああああああん!」
ぶるんっ。
重量感を振りまいて、翔の口から僕が飛び出した。
まったく、翔ときたら、情けない。
自身の愉悦のあまり、また喘ぎ出して、僕への奉仕がおろそかになっている。
獄卒に調教され、軟弱になったのだろうか。
これでは性の調教師だった頃の面影はみじんもない。
僕はいったん翔の肉棒を咥えた口を緩めると、首を後ろに捻じ曲げて、背後から僕を突き上げる獄卒に訴えた。
「お願い。もう少し、しっかり絡み合えるようにして。この体勢じゃあ、翔が逃げちゃうよ」
わざと音を立てて、陰茎を吸う。
翔の陰茎はとても固く、そして熱い。
しかも、口の中で、どんどん大きくなってくる。
僕の下の微妙な動きに感応してすぐさま反応を返してくるごつごつした弾力のあるこの肉の塊は、あたかも翔の股間に寄生する独立した生物のようで、しゃぶればしゃぶるほど愛おしさが増してくる。
頬張り甲斐のある翔の太く長い”棒”を限界まで深く咥え込み、喉の奥の粘膜に亀頭の先を当ててやる。
そうしておいて、肉茎の部分に舌を絡め、血管の浮き出た鎧のような海綿体全体を隈なく舐め回す。
これは翔に叩き込まれた性技の一つ、いわゆるイラマチオというやつだ。
フェラチオでは普通、喉奥まで男根を咥え込むことはない。
だが、この技では、男性器を愛撫するのに口の中のすべての部位を使う。
本来ならば挿入側が主導するという違いもあるが、この不自由な体勢では、そこは大目に見てもらうしかない。
喉の奥の粘膜はとても柔らかく、そこに亀頭を当てられると天にも昇る心地がする。
だから当然、僕の頬張る翔の陰茎はピクピク痙攣し始めた。
「ああああっ! あああああああんっ!」
背中側に折り曲げられた翔の肉体のあちこちに、くっきりと浮き上がる筋肉の束。
汗に濡れた頬筋の上でビンビンに勃起した乳首が、食いちぎりたくなるほど、いやらしい。
烈しく震え始めた翔は、僕の勃起陰茎を半ば口から吐き出しかけている。
これではいくらなんでも不公平というものだろう。
僕は両足を全開にしたまま躰の向きを微調整して、翔の口腔内に亀頭を嵌め直す。
ピストン運動で翔の口に肉棒を出し入れしながらせわしなく頭を前後させ、翔の分身をしゃぶりまくる。
「あんっ!」
たちまち翔の裸体に痙攣のさざ波が走り抜け、
「ああああん、ああああん、ああああああん!」
ぶるんっ。
重量感を振りまいて、翔の口から僕が飛び出した。
まったく、翔ときたら、情けない。
自身の愉悦のあまり、また喘ぎ出して、僕への奉仕がおろそかになっている。
獄卒に調教され、軟弱になったのだろうか。
これでは性の調教師だった頃の面影はみじんもない。
僕はいったん翔の肉棒を咥えた口を緩めると、首を後ろに捻じ曲げて、背後から僕を突き上げる獄卒に訴えた。
「お願い。もう少し、しっかり絡み合えるようにして。この体勢じゃあ、翔が逃げちゃうよ」
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