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598 淫蕩フィギュア②
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「ああっ! ああっ!」
空中でガクンガクンと震える僕。
気持ちいい。
乳首とチンポが、気持ちよくてならないのだ。
獄卒は右手で僕を上下にゆすり上げながら、左手で乳首をねじりまくる。
「い、いい…いいっ!」
出せるものがないのがもどかしいほどの快感に、僕は恥も外聞もなくむせび泣く。
局部を握られ、それ一本で宙づりにされて、ガクンガクンと跳ねる全裸の生き人形ー。
それが僕だった。
が、獄卒の目的は、僕を喜ばせることではなかったようだ。
あくまでもこの乳首攻めとチンポ握りは、僕の感度を確かめるため、だけだったようである。
次の瞬間、僕はそのことを、いやというほど思い知らされることになった。
突如として僕に興味を失ったかのように、獄卒がチンポを握った右手のひらを開いたのだ。
「ああっ!」
股を全開にしたまま、畳の上に落下する僕。
尾てい骨をしたたかに打ちつけたげど、幸い下が畳だからそんなに痛くはない。
視野の真ん中でぶらんぶらんと勃起しきった陰茎が揺れている。
陰茎の茎には獄卒に握られた指の痕が刻まれ、そこだけ少し海綿体が陥没している。
包皮は雁首の下まで後退し、縮緬みたいに収縮して、充血した赤剥け亀頭をくっきりと縊り出していた。
パフェの頂点に乗ったサクランボみたいにテラつく亀頭は、快楽の前駆液でどうしようもないほど濡れている。
気がつくと、獄卒が僕の背後に回っていた。
「こ、今度は、な、何する気?」
答えはなかった。
その代わりに、むずと両足の付け根をつかまれた。
「あああっ」
開脚したまま、持ち上げられていく。
腰に熱く固いものが当たるのに気づき、上体を捻じ曲げて背中側を見ると、獄卒の股間から恐ろしいものが突き立っていた。
ビール瓶を逆さにしたような、巨大なペニスである。
そのペニスの先は捕鯨船の銛のように尖り、油を塗りたくったように、透明な体液で濡れ光っている。
「ま、まさか…」
僕は、蒼ざめた。
翔だけでなく、まさか、いきなり、初参加の僕もー?
でも、その”まさか”だった。
つかんだ両足を180度以上に開き切ると、剥き出しになった僕の肛門に、獄卒がおもむろにそれを突き立ててきたのである。
ぐちゅ。
粘液音が響き、
括約筋が無理やり押し広げられる感覚に、
僕は感電したように硬直した。
「ああんっ」
悩ましい声が、口から飛び出した。
「ああああんっ! あああああんっ!」
涙でにじんだ視界に、僕の正面に吊り下げられた、あられもない翔の姿が映った。
翔は、問いかけるようなまなざしで、僕を見つめている。
ー俺を、裏切るのか?
その目は、時ならぬ歓喜に打ち震える僕を、ひそかにそうなじっているかのようだった。
空中でガクンガクンと震える僕。
気持ちいい。
乳首とチンポが、気持ちよくてならないのだ。
獄卒は右手で僕を上下にゆすり上げながら、左手で乳首をねじりまくる。
「い、いい…いいっ!」
出せるものがないのがもどかしいほどの快感に、僕は恥も外聞もなくむせび泣く。
局部を握られ、それ一本で宙づりにされて、ガクンガクンと跳ねる全裸の生き人形ー。
それが僕だった。
が、獄卒の目的は、僕を喜ばせることではなかったようだ。
あくまでもこの乳首攻めとチンポ握りは、僕の感度を確かめるため、だけだったようである。
次の瞬間、僕はそのことを、いやというほど思い知らされることになった。
突如として僕に興味を失ったかのように、獄卒がチンポを握った右手のひらを開いたのだ。
「ああっ!」
股を全開にしたまま、畳の上に落下する僕。
尾てい骨をしたたかに打ちつけたげど、幸い下が畳だからそんなに痛くはない。
視野の真ん中でぶらんぶらんと勃起しきった陰茎が揺れている。
陰茎の茎には獄卒に握られた指の痕が刻まれ、そこだけ少し海綿体が陥没している。
包皮は雁首の下まで後退し、縮緬みたいに収縮して、充血した赤剥け亀頭をくっきりと縊り出していた。
パフェの頂点に乗ったサクランボみたいにテラつく亀頭は、快楽の前駆液でどうしようもないほど濡れている。
気がつくと、獄卒が僕の背後に回っていた。
「こ、今度は、な、何する気?」
答えはなかった。
その代わりに、むずと両足の付け根をつかまれた。
「あああっ」
開脚したまま、持ち上げられていく。
腰に熱く固いものが当たるのに気づき、上体を捻じ曲げて背中側を見ると、獄卒の股間から恐ろしいものが突き立っていた。
ビール瓶を逆さにしたような、巨大なペニスである。
そのペニスの先は捕鯨船の銛のように尖り、油を塗りたくったように、透明な体液で濡れ光っている。
「ま、まさか…」
僕は、蒼ざめた。
翔だけでなく、まさか、いきなり、初参加の僕もー?
でも、その”まさか”だった。
つかんだ両足を180度以上に開き切ると、剥き出しになった僕の肛門に、獄卒がおもむろにそれを突き立ててきたのである。
ぐちゅ。
粘液音が響き、
括約筋が無理やり押し広げられる感覚に、
僕は感電したように硬直した。
「ああんっ」
悩ましい声が、口から飛び出した。
「ああああんっ! あああああんっ!」
涙でにじんだ視界に、僕の正面に吊り下げられた、あられもない翔の姿が映った。
翔は、問いかけるようなまなざしで、僕を見つめている。
ー俺を、裏切るのか?
その目は、時ならぬ歓喜に打ち震える僕を、ひそかにそうなじっているかのようだった。
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