淫美な虜囚

ヤミイ

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555 ミルクまみれの肉バナナ⑮

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 トクトクトクトク・・・。

 精液の分泌は止まらない。

 先っちょの切れ込みから白いミルクが盛り上がり、とろりと垂れては亀頭の表面を濡らしていく。

 ミルクにはところどころゼリー状の固形部分があり、それが肉茎にくっついて凸凹を形づくっている。

 僕は後ろ手に両手を突き、目の前に聳え立つ己が恥ずかしい肉バナナを凝視する。

「アアン、アアン、アアン・・・」

 痙攣が、おさまらない。

 僕は恍惚とした表情で唾液を垂らし、喘ぎ続けた。

 終わらないオーガズムに、身体中が汗まみれになる。

 肛門に突き刺さったホースはいつのまにやら陽の手から姉さんに渡り、隆起への刺激が烈しくなっている。

 吸引力のランダムな変化に加え、前後左右にぎゅうぎゅう捻られて、肉壁の中の前立腺が変形した。

 肛門から飛び出たソラマメ大の塊が、薄い肉壁を透かして見えるのだ。

 そんな僕の痴態にそそられたのか、陰が再びホースを操って、僕の乳首を責め出した。

 コリコリにしこった乳首をホースの先のノズルで撫で擦り、弾き、時々吸い込んだから、たまらない。

「イ、イッチャウ・・・」

 僕はすすり泣き、またしても始まるドクンドクンに腰を跳ね上げ、精液を出す。

 横目で壁の鏡を見た。

 蕩けそうな表情で、全裸の少年が僕を見返してきた。

 床に尻をつけ、股倉を持ち上げて、肛門にハンディクリーナーのホースを突っ込まれ、半ばイッた目で・・・。

 ジンジンジンジン・・・。

 精液で汚れた下半身に、心地よい麻痺感が広がっていく。

 肛門を中心にして、躰が裏返しになりそうだ。

 ちゅぷっ。

 ちゅぷり。

 分泌されるエキスの量も、かなり少なくなってきた。

 僕は、死ぬのか。

 空っぽになって。

 ここまで気持ちがいいなら、それもアリかも・・・。

 そう思いかけて、

 いや、だめだ。

 あわてて首を横に振る。

 こんな所で、死んでしまっては、翔に会えないじゃないか。

 僕はまだ、最後の秘密ショーにも、立ち会ってもいないのだ。

 先刻見せつけられた映像が、脳裏にフラッシュバックした。

 筋肉隆々の覆面男に、勃起ペニスをつかまれて、それだけを支えに吊るし上げられた翔・・・。

 僕を調教した張本人でありながら、究極のM男であり、ナルシストでもある美青年、翔ー。

 彼の最期を見届けなければ、僕は死ぬことなんてできやしないのだ・・・。

 そんな僕の思いが通じたのだろうか。

 精液が涸れ果てる寸前、成り行きをも守っていた陽が、尚もホースを操る姉さんを制止して、言ったのだ。

「さあ、いい加減、巧君を解放してあげませんか。翔さまのショーでは、彼にも活躍してもらわなければなりません。少し休ませて、精液を作る時間をあげないと、せっかくのショーが台無しです。若いだけあって、巧君の精液は、とっても濃厚で、匂いもきつい。それ無しではきっと翔さまも満足できないでしょうから」

 

 
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