546 / 659
545 恥辱の泥沼⑱
しおりを挟む
全身から力が抜けた。
躰が背中から倒れるように傾いた。
だが、そこまでだった。
30度ほど傾いたところで、僕は斜めになったまま、止まった。
ふたつの乳首。
そして、股間の性器。
その三点で、躰が支えられているからである。
「キュウウウ・・・」
自重で、乳首と陰茎がゴムのように伸びる。
その感触が、たまらない。
だらりと両腕を下げ、重力に身を任せると、快感がいっそう、募ってきた。
「アアアアアアアア・・・」
横目で鏡を見る。
全裸の少年が、涙目で僕を見返した。
愛おしい裸身。
股間に吸いついたノズルと皮膚の間に、隠花植物の茎みたいな白っぽい部分が見えている。
僕の陰茎は、幼い頃からのたび重なる自慰のせいでメラニン色素が沈着し、全体的に黒ずんでいる。
なのにそこだけ真っ白なのは、陰茎のつけ根の部分で、千切れんばかりに筋肉が伸び切っているからだろう。
大事なところを三本のノズルに吸引され、痙攣する少年っぽい裸体。
僕は華奢で小柄なだけに、18歳を過ぎているのにもかかわらず、時として中学生くらいに見られてしまう。
特に裸になった時、股間を見られるまでは・・・。
そう、股間。
あんなに貧相な体つきなのに、ハンディクリーナーのノズルに呑まれた僕の陰茎は、成人サイズを凌ぐ大きさだ。
己の性奴隷候補として、翔が僕に目を付けた一番の理由がそれだった。
「おらおらおらあ!」
されるがままになり、全身を三本のノズルに預けた少年を、姉さんが烈しくゆすぶった。
両手でノズルを前後に揺すり、筒の中に一部の隙もなく充満した僕の陰茎と精巣を扱きにかかったのである。
コリコリした感触のアーモンド形の精巣がふたつ、表と裏からズル剥けの亀頭に食い込んでいる。
カウパー腺液でヌルヌルに濡れた亀頭がクルミみたいに硬い精巣に擦られて、めまいがするほど気持いい。
じゅぼじゅぼじゅぼ。
音からしていやらしい。
そして、プラスチックの筒と肉の筒のミクロの隙間からとめどなく滲み出る、潤滑油代わりの恥ずかしいお汁。
「はひいっ! はひいいいいいいっ!」
陰茎と精巣。
一番の性感帯であるその部位をノズルごとこじられながら前後に扱かれ、僕は気も狂わんばかりに興奮した。
そこへ、緩急をつけた陰と陽の乳首責めが加わった。
乳輪にずっとノズルを押し当てるのではなく、吸引力を弱めたり強めたりして、ランダムに乳首を弄ぶのだ。
交互に乳首を外れ、外れたかと思うとまた吸いつく二本のノズル。
「あんっ!」
外れる時、あるいはまたくっつく時、その硬質な筒先で過敏になった乳頭を弾かれ、僕は切なく鳴いてしまう。
「チクビ、き、きもち、いい…」
その時だった。
「いつまでもヨガってんじゃねーよ! いい加減、死んだら?」
姉さんが底意地の悪い声で言ったかと思うと、勢いよくノズルを突き出し、思いっきり僕を突き飛ばした。
躰が背中から倒れるように傾いた。
だが、そこまでだった。
30度ほど傾いたところで、僕は斜めになったまま、止まった。
ふたつの乳首。
そして、股間の性器。
その三点で、躰が支えられているからである。
「キュウウウ・・・」
自重で、乳首と陰茎がゴムのように伸びる。
その感触が、たまらない。
だらりと両腕を下げ、重力に身を任せると、快感がいっそう、募ってきた。
「アアアアアアアア・・・」
横目で鏡を見る。
全裸の少年が、涙目で僕を見返した。
愛おしい裸身。
股間に吸いついたノズルと皮膚の間に、隠花植物の茎みたいな白っぽい部分が見えている。
僕の陰茎は、幼い頃からのたび重なる自慰のせいでメラニン色素が沈着し、全体的に黒ずんでいる。
なのにそこだけ真っ白なのは、陰茎のつけ根の部分で、千切れんばかりに筋肉が伸び切っているからだろう。
大事なところを三本のノズルに吸引され、痙攣する少年っぽい裸体。
僕は華奢で小柄なだけに、18歳を過ぎているのにもかかわらず、時として中学生くらいに見られてしまう。
特に裸になった時、股間を見られるまでは・・・。
そう、股間。
あんなに貧相な体つきなのに、ハンディクリーナーのノズルに呑まれた僕の陰茎は、成人サイズを凌ぐ大きさだ。
己の性奴隷候補として、翔が僕に目を付けた一番の理由がそれだった。
「おらおらおらあ!」
されるがままになり、全身を三本のノズルに預けた少年を、姉さんが烈しくゆすぶった。
両手でノズルを前後に揺すり、筒の中に一部の隙もなく充満した僕の陰茎と精巣を扱きにかかったのである。
コリコリした感触のアーモンド形の精巣がふたつ、表と裏からズル剥けの亀頭に食い込んでいる。
カウパー腺液でヌルヌルに濡れた亀頭がクルミみたいに硬い精巣に擦られて、めまいがするほど気持いい。
じゅぼじゅぼじゅぼ。
音からしていやらしい。
そして、プラスチックの筒と肉の筒のミクロの隙間からとめどなく滲み出る、潤滑油代わりの恥ずかしいお汁。
「はひいっ! はひいいいいいいっ!」
陰茎と精巣。
一番の性感帯であるその部位をノズルごとこじられながら前後に扱かれ、僕は気も狂わんばかりに興奮した。
そこへ、緩急をつけた陰と陽の乳首責めが加わった。
乳輪にずっとノズルを押し当てるのではなく、吸引力を弱めたり強めたりして、ランダムに乳首を弄ぶのだ。
交互に乳首を外れ、外れたかと思うとまた吸いつく二本のノズル。
「あんっ!」
外れる時、あるいはまたくっつく時、その硬質な筒先で過敏になった乳頭を弾かれ、僕は切なく鳴いてしまう。
「チクビ、き、きもち、いい…」
その時だった。
「いつまでもヨガってんじゃねーよ! いい加減、死んだら?」
姉さんが底意地の悪い声で言ったかと思うと、勢いよくノズルを突き出し、思いっきり僕を突き飛ばした。
5
お気に入りに追加
281
あなたにおすすめの小説
イケメンドクターは幼馴染み!夜の診察はベッドの上!?
すずなり。
恋愛
仕事帰りにケガをしてしまった私、かざね。
病院で診てくれた医師は幼馴染みだった!
「こんなにかわいくなって・・・。」
10年ぶりに再会した私たち。
お互いに気持ちを伝えられないまま・・・想いだけが加速していく。
かざね「どうしよう・・・私、ちーちゃんが好きだ。」
幼馴染『千秋』。
通称『ちーちゃん』。
きびしい一面もあるけど、優しい『ちーちゃん』。
千秋「かざねの側に・・・俺はいたい。」
自分の気持ちに気がついたあと、距離を詰めてくるのはかざねの仕事仲間の『ユウト』。
ユウト「今・・特定の『誰か』がいないなら・・・俺と付き合ってください。」
かざねは悩む。
かざね(ちーちゃんに振り向いてもらえないなら・・・・・・私がユウトさんを愛しさえすれば・・・・・忘れられる・・?)
※お話の中に出てくる病気や、治療法、職業内容などは全て架空のものです。
想像の中だけでお楽しみください。
※お話は全て想像の世界です。現実世界とはなんの関係もありません。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
ただただ楽しんでいただけたら嬉しいです。
すずなり。
弱すぎると勇者パーティーを追放されたハズなんですが……なんで追いかけてきてんだよ勇者ァ!
灯璃
BL
「あなたは弱すぎる! お荷物なのよ! よって、一刻も早くこのパーティーを抜けてちょうだい!」
そう言われ、勇者パーティーから追放された冒険者のメルク。
リーダーの勇者アレスが戻る前に、元仲間たちに追い立てられるようにパーティーを抜けた。
だが数日後、何故か勇者がメルクを探しているという噂を酒場で聞く、が、既に故郷に帰ってスローライフを送ろうとしていたメルクは、絶対に見つからないと決意した。
みたいな追放ものの皮を被った、頭おかしい執着攻めもの。
追いかけてくるまで説明ハイリマァス
※完結致しました!お読みいただきありがとうございました!
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
ちょっとエッチな執事の体調管理
mm
ファンタジー
私は小川優。大学生になり上京して来て1ヶ月。今はバイトをしながら一人暮らしをしている。
住んでいるのはそこらへんのマンション。
変わりばえない生活に飽き飽きしている今日この頃である。
「はぁ…疲れた」
連勤のバイトを終え、独り言を呟きながらいつものようにマンションへ向かった。
(エレベーターのあるマンションに引っ越したい)
そう思いながらやっとの思いで階段を上りきり、自分の部屋の方へ目を向けると、そこには見知らぬ男がいた。
「優様、おかえりなさいませ。本日付けで雇われた、優様の執事でございます。」
「はい?どちら様で…?」
「私、優様の執事の佐川と申します。この度はお嬢様体験プランご当選おめでとうございます」
(あぁ…!)
今の今まで忘れていたが、2ヶ月ほど前に「お嬢様体験プラン」というのに応募していた。それは無料で自分だけの執事がつき、身の回りの世話をしてくれるという画期的なプランだった。執事を雇用する会社はまだ新米の執事に実際にお嬢様をつけ、3ヶ月無料でご奉仕しながら執事業を学ばせるのが目的のようだった。
「え、私当たったの?この私が?」
「さようでございます。本日から3ヶ月間よろしくお願い致します。」
尿・便表現あり
アダルトな表現あり
少年ペット契約
眠りん
BL
※少年売買契約のスピンオフ作品です。
↑上記作品を知らなくても読めます。
小山内文和は貧乏な家庭に育ち、教育上よろしくない環境にいながらも、幸せな生活を送っていた。
趣味は布団でゴロゴロする事。
ある日学校から帰ってくると、部屋はもぬけの殻、両親はいなくなっており、借金取りにやってきたヤクザの組員に人身売買で売られる事になってしまった。
文和を購入したのは堂島雪夜。四十二歳の優しい雰囲気のおじさんだ。
文和は雪夜の養子となり、学校に通ったり、本当の子供のように愛された。
文和同様人身売買で買われて、堂島の元で育ったアラサー家政婦の金井栞も、サバサバした性格だが、文和に親切だ。
三年程を堂島の家で、呑気に雪夜や栞とゴロゴロした生活を送っていたのだが、ある日雪夜が人身売買の罪で逮捕されてしまった。
文和はゴロゴロ生活を守る為、雪夜が出所するまでの間、ペットにしてくれる人を探す事にした。
※前作と違い、エロは最初の頃少しだけで、あとはほぼないです。
※前作がシリアスで暗かったので、今回は明るめでやってます。
お助けキャラに転生したのに主人公に嫌われているのはなんで!?
菟圃(うさぎはたけ)
BL
事故で死んで気がつけば俺はよく遊んでいた18禁BLゲームのお助けキャラに転生していた!
主人公の幼馴染で主人公に必要なものがあればお助けアイテムをくれたり、テストの範囲を教えてくれたりする何でも屋みたいなお助けキャラだ。
お助けキャラだから最後までストーリーを楽しめると思っていたのに…。
優しい主人公が悪役みたいになっていたり!?
なんでみんなストーリー通りに動いてくれないの!?
残酷な描写や、無理矢理の表現があります。
苦手な方はご注意ください。
偶に寝ぼけて2話同じ時間帯に投稿してる時があります。
その時は寝惚けてるんだと思って生暖かく見守ってください…
迷子の僕の異世界生活
クローナ
BL
高校を卒業と同時に長年暮らした養護施設を出て働き始めて半年。18歳の桜木冬夜は休日に買い物に出たはずなのに突然異世界へ迷い込んでしまった。
通りかかった子供に助けられついていった先は人手不足の宿屋で、衣食住を求め臨時で働く事になった。
その宿屋で出逢ったのは冒険者のクラウス。
冒険者を辞めて騎士に復帰すると言うクラウスに誘われ仕事を求め一緒に王都へ向かい今度は馴染み深い孤児院で働く事に。
神様からの啓示もなく、なぜ自分が迷い込んだのか理由もわからないまま周りの人に助けられながら異世界で幸せになるお話です。
2022,04,02 第二部を始めることに加え読みやすくなればと第一部に章を追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる