淫美な虜囚

ヤミイ

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521 地下迷宮⑮

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 姉さんの言葉が終わるか終わらぬかのうちに、間髪を入れず放水が再開された。

 目の前に聳え立つ勃起陰茎が、横殴りの水流を受け、車のワイパーのように揺れた。

「きゅうっ」

 亀頭の先から睾丸の奥まで、一気に快感が走り抜け、僕はかすれ声で喘いでしまう。

 そこへ、斜め上から姉さんが肛門を狙って水の槍をさし向けてきた。
 
「はうぅ!」

 正面を向いた肛門に強烈な一撃を叩き込まれ、僕は髪のような格好でわなないた。

 更にお尻を持ち合上げ、姉さんに見せつける。

 ここだよ。

 僕のいやらしいお尻の穴は、ここだよ・・・。

 その心の声が聴こえたかのように、第二弾がやってくる。

 ジュボジュボジュボジュボ・・・。

 剥き出しの肛門に注ぎ込まれる大量の水。

 更に左右からバキバキに勃ったチンポを狙った二本の水流が遅い木てー。

 バシッ! バシッ!

「ハアアアアアアッ!」

 それまでなんとか両手を後ろ手に突き、放水の勢いに耐えていた僕は、たまらず転倒してすべてを曝け出した。

 転がった僕に容赦なく襲い来る三本の水の鞭。

「アンアンアンアンアンアンッ!」

 陰茎を睾丸を尻肉を脇腹を下腹を放水で嬲りものにされ、僕は浅いプールの底を転げ回った。

 そのたびに勃起した陰茎が内腿や下腹、あるいは床に擦れて、それがとっても気持ちいい。

 その陰茎を標的に、三本の水流が集中した。

「あひ、あひ、あひいいっ!」

 ブリッジのように腰を突き上げる僕。

 その腰から屹立する肉のミサイルのような勃起陰茎が、三方向から襲いかかる放水で千切れんばかりに振動する。

「い、いっちゃう!」

 快感に半ばすすり泣きながら、僕は叫んだ。

「また、出ちゃうぅぅッ!」
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