淫美な虜囚

ヤミイ

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458 折檻⑨

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 メリッ。

 メリメリメリッ!

 腹の下で、怒張し、反り返ったた陰茎が、軋んだ。

 太い筒を覆った海綿体と呼ばれる鎧状の筋肉が、ぎしぎしとうめき声を上げて捻られていく。

「ハアアア・・・」

 気持よすぎて、よだれが垂れた。

 姉さんの手は、情け容赦なく僕の生殖器に力を加えてくる。

 僕は股を開き、最大限、その快感を味わおうとする。

 開いた股間の中央部にある睾丸袋。

 それを二つに割るようにして、根元から折り曲げられた勃起陰茎が、会陰部に近づいていく。

「こいつ、邪魔ね」

 吐き捨てるように言って、姉さんが左手の指先で睾丸袋を掻き出した。

 肉棒の横から、ぶらんとぶらさがる皺だらけの丸い袋。

 会陰部への”道”が空き、そこへ、へし折られた僕の生殖器官がグイッとばかりに押しつけられる。

 ベシッ。

 最後は、枝が折れるようなその異音だった。

「あきゅ」

 瞬間―。

 僕は白眼を剥き、悶絶した。

 来た。

 ついに勃起ペニスが180度折り曲げられ、会陰部に沿って尻肉の間から真後ろに跳び出したのだ。

「きゅ、きゅう・・・」

 子猫の声で鳴く。

 四肢が震えて身体が支えられない。

 無理な力が加えられたせいで、当然包皮は後退し、濡れた亀頭が半分以上露出してしまっている。

 その部分を両手で包み込み、姉さんがゆっくりと揉み始めた。

「アア・・・アアア・・・ハアン・・・」

 凄まじい快感だった。

 カウパー腺液でヌルヌルの亀頭は、直に触られても痛むことなく、むしろ疼くような快感で更に膨張する。

「き、きもち、いい・・・」

 思わず涙ぐんだ時、

「乳首の具合はどうかな」

 正面に立った陽が、少し腰をかがめて、僕の両腕の間を覗き込んできた。



 
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