淫美な虜囚

ヤミイ

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448 孕ませたい⑦

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 ロープが緩み、自由落下が始まった。

「着地の寸前です。タイミングを逃さないで!」

 叱咤するような陽の声。

「任せて」

 短く返して姉さんが両手を伸ばし、反りかえった僕の胸から飛び出したふたつの突起を素早く抓んだ。

「あきゅっ!」

 過敏な乳首を思いきり抓まれ、僕は少女の声で鳴く。

 翔をぶら下げたまま、真っ直ぐ落ちていく僕に、大きく腕を振って姉さんが時計回りに運動エネルギーを加えた。

 すなわち、ロープを支点に僕の躰を回転させるべく、抓んだ乳首を両手で引っ張ったのだ。

 翔の背中がベッドに落ちたのは、それとほとんど同時だった。

「アアアッ!」

 バウンドする翔の肛門が、ぐちゅりとつけ根まで僕の陰茎を呑み込んだ。

 そこに姉さんの手による回転が加わったから、たまらない。

 翔の直腸を貫いた僕の勃起陰茎は、包皮を引き千切らんばかりの勢いで、最深部まで一気に到達した。

 そして弾力に富む前立腺隆起にぐにゅりとめり込んだかと思うと、それを更に掘り進むかのように回ったのだ。

 ーアキュウッ!

 バウンドから落ちた翔が、肛門を突き上げてそんな僕を受け止めた。

「はああっ!」

 ゴムボールみたいな前立腺隆起が、僕のズル剥け亀頭を締めつける。

 -ヒ、ヒイ、ヒイイイイッ!

 白眼を剥く翔。

 僕に突き刺されたまま、裏返しにされたダンゴムシみたいにガクンガクンとのたうった。

 ブランブランと揺れる長大なペニスの下に見えるのは、今にも蕩けそうなメスイキ状態のアクメ顔だ。

「あぐぐぐぐぐっ!」

 僕も限界だった。

 翔の睾丸が僕の睾丸にめり込んで、いっぱい詰まった中身をぎゅうっと圧迫するのがわかった。

 ブチッ。

 何かが始める音が響きー。

「アアアアアアアア・・・」

 僕は突如として下半身を襲った生々しい脈動に、しゃがれた絶望の声を発せざるを得なかった。

「デ、デチャウ・・・」

 ガチガチに勃った陰茎で、翔の肛門の奥を自らゴリゴリかき回す。

 もう夢中だった。

 ここで出せるなら、どうなってもいいとさえ、思った。

「まずいわ、ゴムが」

 姉さんが叫んだその刹那だった。

 僕の睾丸のつけ根を縛った髪止めゴムが緩み、溢れる奔流についに尿道を解放したー。
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