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434 咽び泣く人肉ドリル⑬
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「気持ちよさそうね、ふたりとも」
ちょっぴり羨ましげな、姉さんの声。
「尿道を塞いでおいて正解でしたね。でなけりゃ、翔さまも弟さんも、今頃は」
「そ、仲良く精液にまみれてゲームオーバーってこと」
陽と姉さんの会話を聞きながら、僕は限界まで身体を反り返らせて、勃起ペニスを翔の肛門に突き立てる。
そのさまはまるで深海の海底でレアメタルを掘る掘削機のドリルのようだ。
いい。
痺れる。
翔の窮屈な直腸にチンポがぎゅうぎゅう締めつけられて、海綿体が今にも爆ぜそうだ。
完全に剥けてしまった亀頭には、翔の肛門汁と僕自身のカウパー腺液、そして僕らの前の挑戦者たちの精液でしっかりコーティングされ、痛みは全く感じない。
「同じ行為を長く続けていては、性感帯が刺激に慣れてしまいます。そろそろ次の段階に進みましょうか」
「次の段階って、これ以上、まだ何かあるって言うの?」
陽の言葉に、姉さんが綺麗にカールした睫毛を瞬いた。
「もちろんです。そのためのロープ、そのための装置がこのステージにはそろっている」
陽がパチンと指を鳴らすと、操作盤の脇に立った陰がこっくりとうなずいた。
陰の指がボタンの上をすべるように動いたかと思うと、
ジュルッ。
粘液音を発して、僕の勃起ペニスが翔の直腸の中を後退した。
内壁ので凸凹に包皮が引っかかり、元に戻っていくのが分かった。
余った部分が挿入前と同じように亀頭を覆い始めたのだ。
-ヤメ・・・テ・・・。
翔が嫌々するようにお尻を振った。
-ヌ、ヌカナイデ・・・。
極太の肉棒を逃すまいと、ぎゅっと括約筋を締めてくる。
僕も同感だった。
せっかく気持ちよかったのに!
ここで挿入をやめさせられたら、僕は渇望のあまり、狂ってしまう・・・。
ズルズルズル・・・。
後退は続いた。
まずい。
このままでは、本当にー。
「ど、どうして・・・!」
外れかけた亀頭の角度を腰の動きで意図的に変え、なんとか翔の肛門の縁に引っかけてそう抗議した時だった。
「わかってますよ、そんなこと。ただ、こうしたほうが、もっと気持ちよくなれるでしょ?」
陽が言い、またパチンと指を鳴らした。
「あ」
僕は叫んだ。
-ヒッ。
翔の、息を飲み気配。
その刹那、小包状に緊縛された僕の裸体がガクンと傾いたかと思いきやー。
一気にロープが緩み、あっというまに重力が僕のすべてを支配した。
ちょっぴり羨ましげな、姉さんの声。
「尿道を塞いでおいて正解でしたね。でなけりゃ、翔さまも弟さんも、今頃は」
「そ、仲良く精液にまみれてゲームオーバーってこと」
陽と姉さんの会話を聞きながら、僕は限界まで身体を反り返らせて、勃起ペニスを翔の肛門に突き立てる。
そのさまはまるで深海の海底でレアメタルを掘る掘削機のドリルのようだ。
いい。
痺れる。
翔の窮屈な直腸にチンポがぎゅうぎゅう締めつけられて、海綿体が今にも爆ぜそうだ。
完全に剥けてしまった亀頭には、翔の肛門汁と僕自身のカウパー腺液、そして僕らの前の挑戦者たちの精液でしっかりコーティングされ、痛みは全く感じない。
「同じ行為を長く続けていては、性感帯が刺激に慣れてしまいます。そろそろ次の段階に進みましょうか」
「次の段階って、これ以上、まだ何かあるって言うの?」
陽の言葉に、姉さんが綺麗にカールした睫毛を瞬いた。
「もちろんです。そのためのロープ、そのための装置がこのステージにはそろっている」
陽がパチンと指を鳴らすと、操作盤の脇に立った陰がこっくりとうなずいた。
陰の指がボタンの上をすべるように動いたかと思うと、
ジュルッ。
粘液音を発して、僕の勃起ペニスが翔の直腸の中を後退した。
内壁ので凸凹に包皮が引っかかり、元に戻っていくのが分かった。
余った部分が挿入前と同じように亀頭を覆い始めたのだ。
-ヤメ・・・テ・・・。
翔が嫌々するようにお尻を振った。
-ヌ、ヌカナイデ・・・。
極太の肉棒を逃すまいと、ぎゅっと括約筋を締めてくる。
僕も同感だった。
せっかく気持ちよかったのに!
ここで挿入をやめさせられたら、僕は渇望のあまり、狂ってしまう・・・。
ズルズルズル・・・。
後退は続いた。
まずい。
このままでは、本当にー。
「ど、どうして・・・!」
外れかけた亀頭の角度を腰の動きで意図的に変え、なんとか翔の肛門の縁に引っかけてそう抗議した時だった。
「わかってますよ、そんなこと。ただ、こうしたほうが、もっと気持ちよくなれるでしょ?」
陽が言い、またパチンと指を鳴らした。
「あ」
僕は叫んだ。
-ヒッ。
翔の、息を飲み気配。
その刹那、小包状に緊縛された僕の裸体がガクンと傾いたかと思いきやー。
一気にロープが緩み、あっというまに重力が僕のすべてを支配した。
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