淫美な虜囚

ヤミイ

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433 咽び泣く人肉ドリル⑫

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 ガクン、と躰が下がった。

 だが、落下はすぐに止まった。

 クチュッ。

 ペニスの先っちょが、翔の肛門にめり込む感触。

 剥き出しの過敏な部分が、熱い襞で受け止められたのだ。

「あうっ」

 -アキュッ!

 僕と翔は同時にうめいた。

 ヌルッ。

 兜をかぶったようなハート形の僕の亀頭が、周囲の襞をうねうねと蠢かす翔の”穴”に呑み込まれていく。

 翔の内臓へと続く秘密の穴は、中にいっぱい汁を溜め、もうぐちょぐちょだ。

 ズズッ。

 再び下降が始まった。

 ロープが完全に緩んでいるため、全体重のかかった肉棒が翔の”中”にめり込んでいくのだ。

 -アアーッ! アアアッー!

 ちんぐり返しの体勢のまま、翔が口を大きく開け、切なげな鳴き声を響かせた。

 そのハスキーヴォイスはとてもセクシーで、僕は彼をもっともっと鳴かせたくなってしまう。

 太腿と太腿の間に屹立した太長い男根の下に覗くその美顔も見ものだった。

 韓流アイドルもかくやというイケメン顔が、アクメの快感に烈しく歪み、涎と汗にまみれているのだ。

 僕がどんどんいやらしさを増す翔の淫蕩な表情に見とれている間にも、躰の沈降は続いた。

 挿入が深さを増すにつれ、亀頭だけではなく、ペニス全体への締めつけが厳しくなる。

 翔の直腸は奥へいくほど狭くなっているらしく、内壁の凸凹が僕の陰茎のゴツゴツした結節に当たるのだ。

 そのせいで、ズルズルと音を立てて、包皮が剥けていくのがわかった。

 いくらオナニーに没頭しても、いつもはせいぜい亀頭が三分の一ほど露出するくらいしか剥かないのに、今はその限界を完全に超えてしまっているようだった。

 直腸の内壁に擦られて縮緬状に丸まった包皮がズルズルと後退し、亀頭の敏感過ぎる下半分までが出てしまっている。

「あああああああああっつ!」

 その未踏の部位が擦られる感触に、僕は叫ばずにはいられない。

 幸いなことに、翔の内部はドロドロだ。

 だから、不思議なことに、こんなにきつく締めつけられても、全然痛くいない。

 いやむしろ、気持ちよすぎて、精液がー。

 たまる。

 溜まるゥーっ!

「アアアアアアアーッ!」

 獣の咆哮に近くなる僕の声。

「チ、チンチン、イイッ!」

 そこに、

 -アアンアアンアアンッ! アンアンアンッ!

 翔の湿ったハスキーヴォイスが重なった。

 -モット、モットオッ!
 
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