淫美な虜囚

ヤミイ

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358 リアルラブドール・翔⑱

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「アアア・・・」

 僕は反り返った。

 腋の下を舐めながら、陰が両手を回し、僕の乳首をつまんできたのだ。

 軽く強く。

 つまみの強度を変えながら、

 クリッ、クリッ。

 左右の乳首をそれぞれ反対側に、ひねり始めたのである。

「ヤ、ヤメ・・・」

 嫌々をするように首を振る。

 でも、両腕を真上に上げているのは、僕自身の意志だ。

 もっと舐められたい。

 切にそう思う。

 腋毛を剃っていてよかった。

 そんなこともふと思った。

 僕はこの時のために、前進のムダ毛を剃っていたのではないか・・・。

 そう。

 成人男性ながら、全身脱毛に余念がない、翔のように・・・。

 乳首を弄り、腋の下を舐めながら、陰は相変わらず僕の肛門を自分の武器で貫き、中でゆっくり動かしている。

 腰を前後に揺すってペニスの刺さる深さを変えてみたり、グラインドするように回して中身を掻きまわしてみたり・・・。

 肛門性交にはまだ慣れていない僕だけど、乳首責めと腋舐めが加われば、それももう快感の一種でしかない。

 三点責めで翻弄され、まだイクまいと薄目を開けると、衝撃的な光景が目に飛び込んできた。

 目と鼻の先の舞台の上。

 キングサイズのベッドの上で、翔が僕と全く同じ目に遭っているのである。

「翔・・・」

 まるで鏡を見ているかのような翔のその痴態に、僕の勃起陰茎が否応なしに反応する。

 電撃を受けたみたいにビクンと角度を上げたのだ。

 それこそ、敵機を発見した軍艦の主砲のごとく・・・。

 
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