淫美な虜囚

ヤミイ

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332 棒状の快感に悶え狂う美青年⑯

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 ジュボッ、ジュボッ、ジュボッ。

 チュパッ、チュッパッ、チュパッ。

「ア、アアアアーッ! アアアアアアアーッ!」

 僕は伸び上がった。

 股を開き、つま先立ちになって、すべてを解放した。

 陽の唇が、勃起した陰茎を、アイスキャンディーのように縦にしゃぶりまくる。

 同時に陰が、思いっ切り開いた僕の尻肉の中に鼻を埋め、肛門に口で蓋をしてチュパチュパ吸い出した。

 しかもただ吸うだけでなく、中に硬く尖らせた舌先を入れてきたから、たまらない。

 それは陽もそうで、肉棒を頬の内側で圧迫しながら、亀頭に舌を絡めて表裏を舐め回す。

「ハアハアハアハア…イ、イイ…」

 痙攣する僕を、姉さんが軽蔑の眼差しで見る。

「早く出しなさいよ、このごく潰し」

 涙で潤む視界には、舞台で凌辱される翔の裸体が映っている。

 翔はラップをはがされ、全裸である。

 その細マッチョの躰に憑りつき、乳首とペニスを吸いまくっているのは、妖怪めいた四人の老人だ。

 翔が狂ったように首を振る。

 僕も負けじとうめき声を上げる。

 ふたりの喘ぎが交差して、否が応でも会場の熱気を高めていく。

 人垣が割れ、観客たちの手が、僕を前に押し出した。

「アア、アアン、イ、イク…」

 前後から双子にかしずかれ、肛門とペニスをそれぞれの口で責められたまま、僕は翔の前でわなないた。
 
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