淫美な虜囚

ヤミイ

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323 棒状の快感に悶え狂う美青年⑦

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 ーアアッ…ー

 発射寸前のロケットのように、ブリッジ状態の翔の股間から、肉色の塔が立ち上がる。

 塔の先端は大きく膨らみ、まるで熟れ切った果実のようだ。

 そのハート形の赤紫色の部位からは、強烈な臭気とともに、白い湯気が上がっている。

 栗の花の香りに似た青臭いその匂いは、ラッピングされたまま果てた翔のエキスの残り香である。

 その残り香を味わうように、ひょっとこ型の口が肉棒の側面を這い回り、翔の”卵白”の残滓を舐め取っていく。

 同時に胸に開いた穴から二つの乳首を吸い出され、翔はラッピング姿のまま、快感に裸身をくねらせる。

 翔の胸に吸いついたふたりの老人のおちょぼ口は、高性能な乳首吸引器となって彼を責め苛んでいる。

 ハアハアハアハア…。

 チンチン、チクビ…。

 イイ、イイ、イイ…。 

 悶え狂う翔を茫然と見守っていると、陽の指が僕の両方の乳頭をつまみ、ふたつ同時にきつくねじってきた。

「アンッ」

 思わず甘い泣き声を発すると、今度は陰の指先が僕の性器を紐水着のVゾーンから引きずり出した。

 ぶるんっ。

 十分すぎるほど勃起した僕の肉バナナが、飛沫を飛ばしながら跳ね上がる。

 股間の中心まで伝わるバナナの”たわわ感”がものすごい。

 紐水着に押さえつけられていただけに、その反動は大きかった。

 ぶるん、ぶるん…。

 揺れ続けるみっしりと筋肉の詰まった極太ソーセージ。

「ア、アフウ…」

 突如訪れた解放感に、僕はわなないた。

 僕の肉バナナの怒張した亀頭の先端は、普段はチューリップ型に包皮で覆われている。

 そのイソギンチャクの口状の開口部に、そうっと陰が指先を入れて来たからたまらない。

「アウッ!」

 僕は翔の痴態に目を釘づけにしたまま、ついつい喘ぎ声を漏らしてしまう。

 包皮の中はドロドロだ。

 そこを陰が狙ったように人差し指の腹で撫で始めたのである。

「ダメッ」

 反射的に腰を引いた、その時だった。

「始まるよ」

 僕の乳首を弄びながら、耳元で陽がささやいた。

 翔に視線を戻す。

 目の前で、今まで成り行きを見守っていたリーダー格らしき四人目の老人が、満を持してといった厳かさで、ゆっくりと動き始めていた。

 
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