295 / 653
294 卑猥な生贄⑱
しおりを挟む
引き下げられた濡れた布地。
まず、滑らかな肌が現れた。
厚い胸筋が大地のように張り出す胸板。
その端に、そこだけピンク色に染まった部位がある。
円い花弁みたいな形の乳輪は、小さなボツボツを浮き立たせた小さなダイヤルだ。
そしてその中央に、先っちょを膨らませた茸のような肉の芽が生えている。
斜めにレオタードをずらされた翔は、右胸だけを曝け出し、恥ずかしげにうなだれている。
ロン毛の前髪が目元を隠しているせいで表情までは見えないが、髪の間から覗く耳が真っ赤に染まっているのだ。
「こちらは私が」
校長が左肩にかかった肩紐を外し、翔のレオタードを引き下げていく。
ぷりっと震えて飛び出る左乳首も、右に負けないくらいカチンコチンに勃起してしまっているようだ。
両方の肩紐を外され、筒状になったレオタードを、ふたりが翔の臍の上まで引き下げる。
こうして見ると、翔はやせ型なのだが、裸にするとやはり意外にたくましい。
くびれた腰から上が、見事な逆三角形をしているのだ。
「お次はいよいよこれですな」
校長が指差す先には、爆発寸前にまで張り詰め、盛り上がった股間の隆起がある。
下腹に密着したままその上から布で押さえつけられているので、翔の勃起男根はハート形の亀頭の裏側から太い肉竿の裏筋、そしてその根元のまん丸に膨張した睾丸の裏までをも薄い布地からくっきり浮き立たせてしまっている。
教頭が翔の両手首を握って両腕を後ろに捻り、裸の胸を突き出させた。
-アアン、ダメ…-
ツンツンの乳首を曝け出し、少女のように身悶える翔。
「引き出しますぞ」
翔の股間の高さに顔が来るよう苦労して腰をかがめると、会長が骨張った右の人差し指を真っすぐ伸ばした。
震える指先を、右足のつけ根に持っていく。
レオタードの鋭く切れ上がったVゾーン。
辛うじて陰茎だけを包み込んだその袋状の布の端に、指先を潜り込ませていく。
布と肉棒のすき間に指が滑り込み、曲げた指先が雁首に引っかかると、
-アンッー
翔が感電した蛙のように全身を突っ張らせ、亀頭の先を新たな汁で濡らし始めた。
まず、滑らかな肌が現れた。
厚い胸筋が大地のように張り出す胸板。
その端に、そこだけピンク色に染まった部位がある。
円い花弁みたいな形の乳輪は、小さなボツボツを浮き立たせた小さなダイヤルだ。
そしてその中央に、先っちょを膨らませた茸のような肉の芽が生えている。
斜めにレオタードをずらされた翔は、右胸だけを曝け出し、恥ずかしげにうなだれている。
ロン毛の前髪が目元を隠しているせいで表情までは見えないが、髪の間から覗く耳が真っ赤に染まっているのだ。
「こちらは私が」
校長が左肩にかかった肩紐を外し、翔のレオタードを引き下げていく。
ぷりっと震えて飛び出る左乳首も、右に負けないくらいカチンコチンに勃起してしまっているようだ。
両方の肩紐を外され、筒状になったレオタードを、ふたりが翔の臍の上まで引き下げる。
こうして見ると、翔はやせ型なのだが、裸にするとやはり意外にたくましい。
くびれた腰から上が、見事な逆三角形をしているのだ。
「お次はいよいよこれですな」
校長が指差す先には、爆発寸前にまで張り詰め、盛り上がった股間の隆起がある。
下腹に密着したままその上から布で押さえつけられているので、翔の勃起男根はハート形の亀頭の裏側から太い肉竿の裏筋、そしてその根元のまん丸に膨張した睾丸の裏までをも薄い布地からくっきり浮き立たせてしまっている。
教頭が翔の両手首を握って両腕を後ろに捻り、裸の胸を突き出させた。
-アアン、ダメ…-
ツンツンの乳首を曝け出し、少女のように身悶える翔。
「引き出しますぞ」
翔の股間の高さに顔が来るよう苦労して腰をかがめると、会長が骨張った右の人差し指を真っすぐ伸ばした。
震える指先を、右足のつけ根に持っていく。
レオタードの鋭く切れ上がったVゾーン。
辛うじて陰茎だけを包み込んだその袋状の布の端に、指先を潜り込ませていく。
布と肉棒のすき間に指が滑り込み、曲げた指先が雁首に引っかかると、
-アンッー
翔が感電した蛙のように全身を突っ張らせ、亀頭の先を新たな汁で濡らし始めた。
0
お気に入りに追加
276
あなたにおすすめの小説
【R18】清掃員加藤望、社長の弱みを握りに来ました!
Bu-cha
恋愛
ずっと好きだった初恋の相手、社長の弱みを握る為に頑張ります!!にゃんっ♥
財閥の分家の家に代々遣える“秘書”という立場の“家”に生まれた加藤望。
”秘書“としての適正がない”ダメ秘書“の望が12月25日の朝、愛している人から連れてこられた場所は初恋の男の人の家だった。
財閥の本家の長男からの指示、”星野青(じょう)の弱みを握ってくる“という仕事。
財閥が青さんの会社を吸収する為に私を任命した・・・!!
青さんの弱みを握る為、“ダメ秘書”は今日から頑張ります!!
関連物語
『お嬢様は“いけないコト”がしたい』
『“純”の純愛ではない“愛”の鍵』連載中
『雪の上に犬と猿。たまに男と女。』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高11位
『好き好き大好きの嘘』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高36位
『約束したでしょ?忘れちゃった?』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高30位
※表紙イラスト Bu-cha作
悪役令嬢の選んだ末路〜嫌われ妻は愛する夫に復讐を果たします〜
ノルジャン
恋愛
モアーナは夫のオセローに嫌われていた。夫には白い結婚を続け、お互いに愛人をつくろうと言われたのだった。それでも彼女はオセローを愛していた。だが自尊心の強いモアーナはやはり結婚生活に耐えられず、愛してくれない夫に復讐を果たす。その復讐とは……?
※残酷な描写あり
⭐︎6話からマリー、9話目からオセロー視点で完結。
ムーンライトノベルズ からの転載です。
泉界のアリア【昔語り】~御子は冥王に淫らに愛される~
佐宗
BL
冥界が舞台のダークファンタジーBL。
父王と王子のシリアスな近親ものです。
こちらは王子の少年期~本編の前までを描いた『泉界のアリア』の過去編(外伝)です。
作中時系列はこちらが先になります。
※番外編とした書いたものなので、やや唐突に物語が始まりますがこちらからもお読みいただけます。
(世界観の詳細は『泉界のアリア(本編)』にあります)
本編↓
https://www.alphapolis.co.jp/novel/701847579/150406490
―――――
~ことのはじまり~
かつて、異端とみなされ天上界からただひとり黄泉に堕とされた闇の神(のちの冥王)。
同族のいない地底世界で千年ものあいだ孤独に打ちひしがれていた彼は、あるとき天から降りてきたひとりの女神の献身的な愛により我が子ナシェルを得るのだが、女神は闇の瘴気に冒されて、ほどなく消滅してしまった。
愛する女神を喪い、ふたたび味わう孤独と絶望は、冥王をナシェルへの“異常な愛と執着”に奔らせたのだった。
孤独な冥王の元に遺された“唯一の同属神”として、ナシェルは美しく淫らに成長してゆく。
しかし成熟とともに、次第に王の庇護と束縛に抗いはじめて……?
―――――
本編第一部(成神編)よりも500年ぐらい前からスタートします。
四本の短・中編で構成されています。
執筆時期はバラバラですが、一連の流れが分かるよう主人公の成長順(少年期~青年期まで)に並べました。
最初は健気ショタ受けから始まります。シリアスで無理やり多めです。
メインカプはもちろんですが乳兄弟(魔族)との関係にも焦点を当てています。
※※第四章のラストに諸事情でNL表現があります。本編につながる転機となる重要な話ですので掲載しています。第四章は単なる父子ものではありませんので男女の絡みが苦手な方は注意してください。
なお、この過去編の結末が『本編』の冒頭の状況へと繋がっております。こちらの作品のみでは父子の物語は『完結』しませんのでご注意ください。
表紙画:syuka様
拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら
みおな
恋愛
子爵令嬢のクロエ・ルーベンスは今日も《おひとり様》で夜会に参加する。
公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。
クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。
クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。
「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」
「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」
「ファンティーヌが」
「ファンティーヌが」
だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。
「私のことはお気になさらず」
誰からも愛されない悪役令嬢に転生したので、自由気ままに生きていきたいと思います。
木山楽斗
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢であるエルファリナに転生した私は、彼女のその境遇に対して深い悲しみを覚えていた。
彼女は、家族からも婚約者からも愛されていない。それどころか、その存在を疎まれているのだ。
こんな環境なら歪んでも仕方ない。そう思う程に、彼女の境遇は悲惨だったのである。
だが、彼女のように歪んでしまえば、ゲームと同じように罪を暴かれて牢屋に行くだけだ。
そのため、私は心を強く持つしかなかった。悲惨な結末を迎えないためにも、どんなに不当な扱いをされても、耐え抜くしかなかったのである。
そんな私に、解放される日がやって来た。
それは、ゲームの始まりである魔法学園入学の日だ。
全寮制の学園には、歪な家族は存在しない。
私は、自由を得たのである。
その自由を謳歌しながら、私は思っていた。
悲惨な境遇から必ず抜け出し、自由気ままに生きるのだと。
いつまででも甘えたい
香月ミツほ
BL
総受けの主人公が転移した異世界の辺境の砦で可愛がられるお話です。過去のトラウマで断れない性格になってしまってためらいながらも流されまくりの愛されまくり。
自動書記(笑)で書いてますので内容を真面目に受け取らないで下さい。ビッチ注意。
主人公の1人称が「私」「おれ」「僕」とコロコロ変わるので読みにくいかも知れませんが不安定さの現れですのでご理解下さい。
1話2000字程度、26話完結とエピローグ、後日談前後編で29話。エピローグは死別シーンが含まれます。
リクエストいただいたのでパストの初体験編とショタ攻め編それぞれ5話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる