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266 禁断の秘密パーティ⑪
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-シテ・・・-
翔がかすかに身をくねらせた。
顏を背けながらも、視線は姉さんを捉えている。
「何をしてほしいの?」
姉さんが声を尖らせた。
「そんなんじゃ、皆さんに聞こえないでしょ!」
翔の頬に血がのぼる。
眼の下が更に赤味を増し、口角がひくついた。
-モット、サワサワシテー
紅を塗ったように赤い唇が動いた。
わずかに開いた口から舌先が出て、チロリと下唇を舐めたのがわかった。
「さわさわって、何を?」
威嚇する姉さんは、細く縊れた腰に手を当て、ピンクの女性用パンティ一枚の翔を見下ろしている。
-チ、チンチン・・・-
答えるなり、翔が真っ赤になった。
耳朶も首のつけ根も赤く染めると、少し腰を突き出し、股間から突き立ったたわわな肉棒を物欲しげに左右に振った。
「おまえって、ガチで変態ね」
さげすむように姉さんが言う。
「衆人環視の場で性器を硬くして、しかもあたしに触ってほしいっていうの?」
-ダッテ・・・-
翔が口ごもる。
-キモチ、イイ、カラ・・・-
と、姉さんがふたりの黒子にうなずいてみせた。
え?
見ると、ふたりは、作務衣のポケットから、それぞれもう一本ずつ、毛筆の筆を取り出している。
翔を挑発しながらも、姉さんはそれとなく黒子たちの様子を観察していたらしい。
だから、彼らが次に何をしようとしているのか、感づいていたに違いない。
まさに、阿吽の呼吸といった感じだった。
一方の筆を、また元のように乳首ピアスで締め上げられた翔の乳頭に当てると、新たに取り出した筆の先を、しどけなく開いた翔の股間から生えたイチモツに押し当てた。
姉さんの指の代わりに、今度は柔らかい筆の刷毛が、翔の勃起陰茎をなぞり出したのだ。
-アアッ! アアッ! アアッ!-
歓喜の叫びを漏らし、わななきながら翔がのけぞった。
桃色に上気した長さ30センチの肉バナナが反り返る。
その湯気を上げるほど怒張し切った生殖器官の表面を、二本の筆の先が撫で回す。
こちらの筆にも媚薬入りオイルが塗ってあるらしく、たちまち翔の肉棒がテカテカ光沢を放ち始めた。
粘りのあるしずくが、凸凹した無骨で長い肉棒の表面を、根元の睾丸袋に向かって伝い落ちていく。
-アアッ! アアンッ! イインッ!-
喉仏を動かし、乳首とペニスを限界まで勃たせ、口をoの字に開いたまま、ぴくぴく痙攣する裸の美青年が、
-デ、デチャウ・・・-
切なげにすすり泣く。
その頬を、いきなり姉さんが平手で張った。
「この早漏M男が! これしきで射精なんて、いくらなんでもまだ早いだろ!」
翔がかすかに身をくねらせた。
顏を背けながらも、視線は姉さんを捉えている。
「何をしてほしいの?」
姉さんが声を尖らせた。
「そんなんじゃ、皆さんに聞こえないでしょ!」
翔の頬に血がのぼる。
眼の下が更に赤味を増し、口角がひくついた。
-モット、サワサワシテー
紅を塗ったように赤い唇が動いた。
わずかに開いた口から舌先が出て、チロリと下唇を舐めたのがわかった。
「さわさわって、何を?」
威嚇する姉さんは、細く縊れた腰に手を当て、ピンクの女性用パンティ一枚の翔を見下ろしている。
-チ、チンチン・・・-
答えるなり、翔が真っ赤になった。
耳朶も首のつけ根も赤く染めると、少し腰を突き出し、股間から突き立ったたわわな肉棒を物欲しげに左右に振った。
「おまえって、ガチで変態ね」
さげすむように姉さんが言う。
「衆人環視の場で性器を硬くして、しかもあたしに触ってほしいっていうの?」
-ダッテ・・・-
翔が口ごもる。
-キモチ、イイ、カラ・・・-
と、姉さんがふたりの黒子にうなずいてみせた。
え?
見ると、ふたりは、作務衣のポケットから、それぞれもう一本ずつ、毛筆の筆を取り出している。
翔を挑発しながらも、姉さんはそれとなく黒子たちの様子を観察していたらしい。
だから、彼らが次に何をしようとしているのか、感づいていたに違いない。
まさに、阿吽の呼吸といった感じだった。
一方の筆を、また元のように乳首ピアスで締め上げられた翔の乳頭に当てると、新たに取り出した筆の先を、しどけなく開いた翔の股間から生えたイチモツに押し当てた。
姉さんの指の代わりに、今度は柔らかい筆の刷毛が、翔の勃起陰茎をなぞり出したのだ。
-アアッ! アアッ! アアッ!-
歓喜の叫びを漏らし、わななきながら翔がのけぞった。
桃色に上気した長さ30センチの肉バナナが反り返る。
その湯気を上げるほど怒張し切った生殖器官の表面を、二本の筆の先が撫で回す。
こちらの筆にも媚薬入りオイルが塗ってあるらしく、たちまち翔の肉棒がテカテカ光沢を放ち始めた。
粘りのあるしずくが、凸凹した無骨で長い肉棒の表面を、根元の睾丸袋に向かって伝い落ちていく。
-アアッ! アアンッ! イインッ!-
喉仏を動かし、乳首とペニスを限界まで勃たせ、口をoの字に開いたまま、ぴくぴく痙攣する裸の美青年が、
-デ、デチャウ・・・-
切なげにすすり泣く。
その頬を、いきなり姉さんが平手で張った。
「この早漏M男が! これしきで射精なんて、いくらなんでもまだ早いだろ!」
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