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234 肉棒合わせ③
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「もちろん、そのつもりよ」
手の中の器具を愛おしげに眺めながら、姉さんが言った。
「こんなの嵌めたら、どんな気持ちがするのかしら。しかも、二本束にして、いっぺんに。今だけは、あたしもつくづく男に生まれたかったと思うわ」
「やはり、持っていましたか」
ペニスを扱く手を停めて、翔が微笑んだ。
「あなたなら、きっと用意してると思ってましたよ」
「ふふ、バレてました?」
姉さんが可愛らしく舌を出す。
「いつか弟に使ってやろうと思って、密かに取り寄せておいたんですの」
「今がその”いつか”というわけですね」
「ええ。それも、翔さままでご一緒に・・・」
「僕はかまいません」
二本のペニスを握りしめ、姉さんのほうに密着したふたつの亀頭を向けて、翔が言った。
「そいつの気持ち良さは十分承知しているつもりです。ただ、僕の場合、不本意な使われ方しか経験がなく・・・。この性奴隷と番うのなら、それはそれで新鮮なのかもしれません」
不本意な使われ方・・・って?
僕は姉さんの手にあるシリコン製のチクワみたいな器具を眺めながら、ふと疑問に思った。
姉さんが今僕らに嵌めようとしているのは、貫通型のオナホールである。
オナホールは、女性器を象ったオナニー用グッズで、ペニスに嵌めて扱いて使う。
内側がヴァギナの内部を模した構造になっていて、それだけで本番のセックスのような快感が得られるらしい。
オナホールには、先の詰まった非貫通型と先の開いた貫通型があり、姉さんの持っているのは後者である。
あの太めのチクワのような筒を、束ねた僕らのペニスにはめ込もうというわけだ。
オナホールの、不本意な使い方・・・。
たとえば、いやがる者に無理やり装着するケースなどが、そうだろうか。
とすると、翔は、いったい誰に・・・。
が、それ以上疑問を追及する暇は、僕には与えられなかった。
翔がひとつに握って水平に倒した二本のペニス。
ふたつの亀頭が裏側同士をくっつけあったその先端に、姉さんがぐいぐいオナホールを被せ始めたのである。
手の中の器具を愛おしげに眺めながら、姉さんが言った。
「こんなの嵌めたら、どんな気持ちがするのかしら。しかも、二本束にして、いっぺんに。今だけは、あたしもつくづく男に生まれたかったと思うわ」
「やはり、持っていましたか」
ペニスを扱く手を停めて、翔が微笑んだ。
「あなたなら、きっと用意してると思ってましたよ」
「ふふ、バレてました?」
姉さんが可愛らしく舌を出す。
「いつか弟に使ってやろうと思って、密かに取り寄せておいたんですの」
「今がその”いつか”というわけですね」
「ええ。それも、翔さままでご一緒に・・・」
「僕はかまいません」
二本のペニスを握りしめ、姉さんのほうに密着したふたつの亀頭を向けて、翔が言った。
「そいつの気持ち良さは十分承知しているつもりです。ただ、僕の場合、不本意な使われ方しか経験がなく・・・。この性奴隷と番うのなら、それはそれで新鮮なのかもしれません」
不本意な使われ方・・・って?
僕は姉さんの手にあるシリコン製のチクワみたいな器具を眺めながら、ふと疑問に思った。
姉さんが今僕らに嵌めようとしているのは、貫通型のオナホールである。
オナホールは、女性器を象ったオナニー用グッズで、ペニスに嵌めて扱いて使う。
内側がヴァギナの内部を模した構造になっていて、それだけで本番のセックスのような快感が得られるらしい。
オナホールには、先の詰まった非貫通型と先の開いた貫通型があり、姉さんの持っているのは後者である。
あの太めのチクワのような筒を、束ねた僕らのペニスにはめ込もうというわけだ。
オナホールの、不本意な使い方・・・。
たとえば、いやがる者に無理やり装着するケースなどが、そうだろうか。
とすると、翔は、いったい誰に・・・。
が、それ以上疑問を追及する暇は、僕には与えられなかった。
翔がひとつに握って水平に倒した二本のペニス。
ふたつの亀頭が裏側同士をくっつけあったその先端に、姉さんがぐいぐいオナホールを被せ始めたのである。
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