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176 愛玩動物⑧
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「横に?」
姉さんが身を乗り出し、鉛筆を持つように僕のペニスを握り直す。
「これだけ濡れていれば、仮性包茎でも、もう大丈夫でしょう。亀頭でテーブルにお絵描きする要領で」
すかさず翔が助け舟を出す。
「つまり、いろんな角度から亀頭を擦れと、そういうわけですね?」
晴れ着の袂をめくり上げ、白い二の腕を晒して姉さんが訊き返す。
「そうです。亀頭は男性の体の中で、乳首や肛門を凌ぐ敏感な部位です。フェラチオの時も、特に感じるのが裏側と先っぽですから、そこを重点的にこすってやるのです」
姉さんがやりやすいように、翔が両腕を調整して、僕の下半身をちょうどいい高さに保つ。
僕も腕を突っ張り、躰を反らして、腰をテーブルの表面と水平にする。
僕の下腹から斜め上に飛び出た凸凹の肉の棒。
長さ二十センチは優にあるその棒を、鉛筆の握り方で握って姉さんが少しずつ斜め下に折り曲げていく。
そして亀頭の先端ー鈴口と呼ばれる部位がテーブルに触れると、筆で字を書くように、ぎゅっと押しつけた。
「あああっ」
はしたなくも喘いでしまう僕。
くちゅっと音がして、天板に押しつけられて扁平になった亀頭の先から、熱い透明汁がにじみ出る。
包皮が亀頭の半分ほどを露出するところまで後退して外に飛び出ている部分を、姉さんがスタンプのように押しつけたのだった。
「ちん、ちん、い、いい・・・」
声が出た。
淫らな言葉で、僕は自分を更なる興奮の坩堝へと追い込んでいく。
「も、もっと…アアア…」
「ぬるぬるぬる」
ひくつく僕を見つめながら、姉さんが亀頭を円でも描くように動かし始める。
テーブルの天板に、蛞蝓の這い跡のような銀色の粘膜が、いびつな同心円を描いて拡がっていく。
「ほうら、ぬりぬりぬりぬり」
「くうう・・・くあああああ…」
気持ちよかった。
僕は芸を仕込まれたアシカかオットセイのように大きく背中を反らし、白い喉をのけぞらせ、いつしか切なく喘いでいた。
姉さんが身を乗り出し、鉛筆を持つように僕のペニスを握り直す。
「これだけ濡れていれば、仮性包茎でも、もう大丈夫でしょう。亀頭でテーブルにお絵描きする要領で」
すかさず翔が助け舟を出す。
「つまり、いろんな角度から亀頭を擦れと、そういうわけですね?」
晴れ着の袂をめくり上げ、白い二の腕を晒して姉さんが訊き返す。
「そうです。亀頭は男性の体の中で、乳首や肛門を凌ぐ敏感な部位です。フェラチオの時も、特に感じるのが裏側と先っぽですから、そこを重点的にこすってやるのです」
姉さんがやりやすいように、翔が両腕を調整して、僕の下半身をちょうどいい高さに保つ。
僕も腕を突っ張り、躰を反らして、腰をテーブルの表面と水平にする。
僕の下腹から斜め上に飛び出た凸凹の肉の棒。
長さ二十センチは優にあるその棒を、鉛筆の握り方で握って姉さんが少しずつ斜め下に折り曲げていく。
そして亀頭の先端ー鈴口と呼ばれる部位がテーブルに触れると、筆で字を書くように、ぎゅっと押しつけた。
「あああっ」
はしたなくも喘いでしまう僕。
くちゅっと音がして、天板に押しつけられて扁平になった亀頭の先から、熱い透明汁がにじみ出る。
包皮が亀頭の半分ほどを露出するところまで後退して外に飛び出ている部分を、姉さんがスタンプのように押しつけたのだった。
「ちん、ちん、い、いい・・・」
声が出た。
淫らな言葉で、僕は自分を更なる興奮の坩堝へと追い込んでいく。
「も、もっと…アアア…」
「ぬるぬるぬる」
ひくつく僕を見つめながら、姉さんが亀頭を円でも描くように動かし始める。
テーブルの天板に、蛞蝓の這い跡のような銀色の粘膜が、いびつな同心円を描いて拡がっていく。
「ほうら、ぬりぬりぬりぬり」
「くうう・・・くあああああ…」
気持ちよかった。
僕は芸を仕込まれたアシカかオットセイのように大きく背中を反らし、白い喉をのけぞらせ、いつしか切なく喘いでいた。
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