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172 愛玩動物⑤
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命じられるまま、テーブルに上がり、両手をつく。
横に立った姉さんが、すかさずお尻の割れ目に指を入れてきた。
「いやらしいお尻」
もう一方の手でパチンと尻っぺたをたたくと、乱暴にTバックの紐を引っ張り、僕の下半身を持ち上げにかかる。
腰から下が宙に浮き、勃起したペニスがすべすべのシルクの布に締めつけられると、
「あふ・・・」
大事な部分を締めつけられる快楽に、僕は小声で呻いてしまう。
竿の部分だけを辛うじて覆うショーツはボリュームたっぷりに膨らんで、へりから濡れた亀頭を覗かせている。
チューリップのつぼみのような包皮から見える亀頭はぬるぬるで、粘つく体液にまみれ、とってもいやらしい。
「足を伸ばして」
後ろに回った翔が言う。
「こ、こう?」
言われた通りにすると、台車を押すような格好で翔が僕の両足を脇に抱えて立った。
「さあ、始めようか。ほら、ワン、ツー、スリー」
「う、うん…」
僕が腕を曲げるのに合わせて、翔が僕の両足を操作する。
テーブルの天板を擦るように僕の下半身をスライドさせ、ぎりぎりのところで持ち上げる。
「あ」
僕が小声で叫んだのは、ほかでもない。
一回やってみただけで、翔の魂胆がわかったからだ。
ショーツの竿袋からこぼれ出しそうな僕の勃起男根。
それが、腕を屈伸させる拍子にテーブルの天板に触れ、最も敏感な亀頭の裏側が硬い表面に擦れるのである。
これがまた、頭の芯がジーンと痺れるほど、気持ちいい。
そうか。
二度目の屈伸に入りながら、僕は思う。
これは一種の”床オナニー”なのだ。
違うのは、僕の下半身を操るのが翔であり、姉さんにも見られているということである。
実際、姉さんはテーブルの脇にしゃがみ込み、僕の股間と天板のすき間を見つめている。
ひとりの時と比べ、この差は大きかった。
恥ずかしさこそ、いちばんの快楽ー。
そのことを、最近、僕は身に染みて感じている・・・。
「すごく濡れてます」
真横から僕の膨らみを観察しながら、姉さんが翔にご注進に及んだ。
「ショーツの前はもうびしょびしょで、テーブルの天板にも透明なお汁がいっぱいついちゃってます。こいつ、なんだかおしっこでも漏らしたみたい」
「おしっこではありません。前にもご説明した通り、これが貴女の弟の出す先走り汁ですよ。この性奴隷は、どうやら体液の分泌量が一般人より多いらしいのです」
「ああ…」
ふたりの会話を聞きながら、僕は屈伸のスピードを上げずにはいられない。
できれば大声で叫び出したかった。
もっと、もっと、こすって・・・、と。
横に立った姉さんが、すかさずお尻の割れ目に指を入れてきた。
「いやらしいお尻」
もう一方の手でパチンと尻っぺたをたたくと、乱暴にTバックの紐を引っ張り、僕の下半身を持ち上げにかかる。
腰から下が宙に浮き、勃起したペニスがすべすべのシルクの布に締めつけられると、
「あふ・・・」
大事な部分を締めつけられる快楽に、僕は小声で呻いてしまう。
竿の部分だけを辛うじて覆うショーツはボリュームたっぷりに膨らんで、へりから濡れた亀頭を覗かせている。
チューリップのつぼみのような包皮から見える亀頭はぬるぬるで、粘つく体液にまみれ、とってもいやらしい。
「足を伸ばして」
後ろに回った翔が言う。
「こ、こう?」
言われた通りにすると、台車を押すような格好で翔が僕の両足を脇に抱えて立った。
「さあ、始めようか。ほら、ワン、ツー、スリー」
「う、うん…」
僕が腕を曲げるのに合わせて、翔が僕の両足を操作する。
テーブルの天板を擦るように僕の下半身をスライドさせ、ぎりぎりのところで持ち上げる。
「あ」
僕が小声で叫んだのは、ほかでもない。
一回やってみただけで、翔の魂胆がわかったからだ。
ショーツの竿袋からこぼれ出しそうな僕の勃起男根。
それが、腕を屈伸させる拍子にテーブルの天板に触れ、最も敏感な亀頭の裏側が硬い表面に擦れるのである。
これがまた、頭の芯がジーンと痺れるほど、気持ちいい。
そうか。
二度目の屈伸に入りながら、僕は思う。
これは一種の”床オナニー”なのだ。
違うのは、僕の下半身を操るのが翔であり、姉さんにも見られているということである。
実際、姉さんはテーブルの脇にしゃがみ込み、僕の股間と天板のすき間を見つめている。
ひとりの時と比べ、この差は大きかった。
恥ずかしさこそ、いちばんの快楽ー。
そのことを、最近、僕は身に染みて感じている・・・。
「すごく濡れてます」
真横から僕の膨らみを観察しながら、姉さんが翔にご注進に及んだ。
「ショーツの前はもうびしょびしょで、テーブルの天板にも透明なお汁がいっぱいついちゃってます。こいつ、なんだかおしっこでも漏らしたみたい」
「おしっこではありません。前にもご説明した通り、これが貴女の弟の出す先走り汁ですよ。この性奴隷は、どうやら体液の分泌量が一般人より多いらしいのです」
「ああ…」
ふたりの会話を聞きながら、僕は屈伸のスピードを上げずにはいられない。
できれば大声で叫び出したかった。
もっと、もっと、こすって・・・、と。
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