145 / 659
144 剃毛儀式⑬
しおりを挟む
姉さんが、シャワーのノズルを僕のほうに向ける。
熱すぎもせず、冷たくもない、ほどよい温度のお湯が、僕の股間に降り注ぐ。
「……」
僕は無言で身をよじる。
腰をひねって、無意識のうちに、下半身の正面でシャワーのお湯を受け止めている。
「知ってるわよ」
そんな僕の仕草を見て、姉さんが言う。
切れ長の目が、意地の悪い輝きを宿している。
ぎくりとする僕に、
「巧、あなた、こうするの、好きなんだよね?」
シャワーのお湯を僕の性器に当て、姉さんが追い打ちをかけるように言った。
「いつも、お風呂に入ると、自分でやってるもんね。ほら、こうして」
右手に握ったノズルでお湯を浴びせかけながら、左手を伸ばして、姉さんが僕の性器に触れてきた。
僕のペニスは当然ながら、大きく湾曲し、石のような硬さを保ったままだ。
しかも、周囲の陰毛を刈られた分だけ、いつもより剥き出し感が強く、長大で卑猥な外観を呈している。
その肉筒の中ほどを親指と人差し指でつまむと、姉さんがつるんと包皮を剥いたのだ。
露わになったのは、粘液に包まれた濃いピンク色の亀頭である。
僕のような仮性包茎者の亀頭は、ふだん、包皮に隠れていて、外部からの刺激に慣れていない。
だから、よほどの量のローションやカウパー腺液でコーティングされていないと、触られる時、ひりつくのだが、シャワーのお湯は違う。
正直、お湯が当たると、すこぶる気持ちがいいのである。
「だから、きょうは、私が代わりにやってあげる」
姉さんが、お湯の勢いを強くした。
「アア…」
いつもの嬌声が喉から漏れ出て、僕は直立不動の姿勢になり、腰だけ前に突き出してしまう。
両手をお尻の上の窪みで組み、勃起した陰茎だけを、姉さんのほうに向けて突き出したのだ。
反り返るその肉バナナは、姉さんのせいで、先端が半ば剥けてしまっている。
その剥けた部位を狙って、姉さんが集中的にお湯を注ぎ始めた。
「アア…アアア…」
文字で書くとすれば、カタカナ表記の僕の喘ぎ声。
痺れる…。
し、しごき、たい・・・。
でも、動きかけた右手を、左手で手首を握ってなんとか止めた。
そんなことをしたら、もったいない。
ここはもっと、味わうのだ。
M男に下される、憧れの実の姉からの、お仕置きを・・・。
熱すぎもせず、冷たくもない、ほどよい温度のお湯が、僕の股間に降り注ぐ。
「……」
僕は無言で身をよじる。
腰をひねって、無意識のうちに、下半身の正面でシャワーのお湯を受け止めている。
「知ってるわよ」
そんな僕の仕草を見て、姉さんが言う。
切れ長の目が、意地の悪い輝きを宿している。
ぎくりとする僕に、
「巧、あなた、こうするの、好きなんだよね?」
シャワーのお湯を僕の性器に当て、姉さんが追い打ちをかけるように言った。
「いつも、お風呂に入ると、自分でやってるもんね。ほら、こうして」
右手に握ったノズルでお湯を浴びせかけながら、左手を伸ばして、姉さんが僕の性器に触れてきた。
僕のペニスは当然ながら、大きく湾曲し、石のような硬さを保ったままだ。
しかも、周囲の陰毛を刈られた分だけ、いつもより剥き出し感が強く、長大で卑猥な外観を呈している。
その肉筒の中ほどを親指と人差し指でつまむと、姉さんがつるんと包皮を剥いたのだ。
露わになったのは、粘液に包まれた濃いピンク色の亀頭である。
僕のような仮性包茎者の亀頭は、ふだん、包皮に隠れていて、外部からの刺激に慣れていない。
だから、よほどの量のローションやカウパー腺液でコーティングされていないと、触られる時、ひりつくのだが、シャワーのお湯は違う。
正直、お湯が当たると、すこぶる気持ちがいいのである。
「だから、きょうは、私が代わりにやってあげる」
姉さんが、お湯の勢いを強くした。
「アア…」
いつもの嬌声が喉から漏れ出て、僕は直立不動の姿勢になり、腰だけ前に突き出してしまう。
両手をお尻の上の窪みで組み、勃起した陰茎だけを、姉さんのほうに向けて突き出したのだ。
反り返るその肉バナナは、姉さんのせいで、先端が半ば剥けてしまっている。
その剥けた部位を狙って、姉さんが集中的にお湯を注ぎ始めた。
「アア…アアア…」
文字で書くとすれば、カタカナ表記の僕の喘ぎ声。
痺れる…。
し、しごき、たい・・・。
でも、動きかけた右手を、左手で手首を握ってなんとか止めた。
そんなことをしたら、もったいない。
ここはもっと、味わうのだ。
M男に下される、憧れの実の姉からの、お仕置きを・・・。
0
お気に入りに追加
281
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
社長の奴隷
星野しずく
恋愛
セクシー系の商品を販売するネットショップを経営する若手イケメン社長、茂手木寛成のもとで、大のイケメン好き藤巻美緒は仕事と称して、毎日エッチな人体実験をされていた。そんな二人だけの空間にある日、こちらもイケメン大学生である信楽誠之助がアルバイトとして入社する。ただでさえ異常な空間だった社内は、信楽が入ったことでさらに混乱を極めていくことに・・・。(途中、ごくごく軽いBL要素が入ります。念のため)
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる