淫美な虜囚

ヤミイ

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57 M男への道⑩

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 翔が僕を抱き起こす。

「と、取れちゃうぅ…」

 両の乳首を千切れそうなほど抓られ、僕は思わず身悶えする。

「そろそろ行きましょうか。ドライオーガズム」

 乳首を支点に、股間の上に僕の上半身を引っ張り上げ、悪戯っぽい口調で、翔が言う。

「私は、どうすれば?」

 僕のペニスを扱きながら、姉さんが顔を上げ、翔を見る。

「プラグを最深部まで差し込んでください。膀胱に到達するまで」

「は、はい…」

 姉さんが扱きを止め、片手でペニスを垂直に固定し、プラグを差し込みにかかった。

 ずぶり。

 ずぶずぶずぶ…。

「はあうううっ! あああ…」

 またしても広がっていく尿道責めの疼くような快感に、僕は息絶える寸前の虫のようにぴくぴくする。

「いい感じです。このまま、尿道側と直腸側、その両方から巧君の前立腺を挟み撃ちにしてあげるのです。さて、どうなるか、よく見ててください」

 言いながら翔が腰の位置を調節し、僕の直腸内に埋まった勃起ペニスを動かした。
 
「あ」

 知らず知らずのうちに、声が出た。

 翔のペニスの先っちょが、これまでとは違う個所に当たっている。

 直腸壁のお腹側。

 そこに、凄く硬くて熱いものがめり込んだのが、わかったのだ。

「ああ…いい…」

 痺れる…。

 僕は口から舌を垂らし、喘いだ。

 なんだこれは…。

 お尻の奥が、じんじんして…。

 ああ…、き、気持ち、い、いい…。

「これだね。この、コリコリした膨らみ」

 僕の乳首を人差し指と中指でつまみ上げ、乳頭を親指で撫でながら”そこ”を翔が亀頭で軽く突く。

「さあ、佐代子さん、行きますよ。私のペニスの”一撃”と同時に、もう”ひと突き”、奥の院まで思いっきりプラグを挿入するのです」


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