淫美な虜囚

ヤミイ

文字の大きさ
上 下
34 / 659

33 凌辱②

しおりを挟む
 翔がバイブで僕のペニスの裏側をなぞる。

 亀頭の裏から始めて縫い目に沿って睾丸まで撫で下ろしていく。

 振動が海綿体を小刻みに震わせ、僕のペニスはみるみるうちに鎌首をもたげていく。

 まるで意志を持つ独立した生物のように大きく硬く成長すると、巾着袋の口に似た先端から我慢汁を滲ませた。

 そのおちょぼ口の先っぽに、翔がバイブの先をねじ込んできた。

「あぶうっ!」

 我慢汁を飛ばし、僕は痙攣した。

 余った包皮がつくる巾着袋状のペニスの先端に、バイブの振動部分がいきなり突っ込まれたのだ。

「どうだ、気持ちいいか」

 翔がぐりぐりバイブを僕の敏感な亀頭に押しつけた。

「ひ、ひい…や、やめ…て」

 ガクンガクンと宙で腰を振る僕。

「恥ずかしいやつだ。何度射精すれば気が済むんだ。いったいどうしたんだ? この勃起ペニスは?」

 卑猥な言葉を発しながら、剣道で竹刀を打ち合わせるように、翔が勃起した僕のペニスをバイブで叩く。

 右に左にペニスがはじかれるたびに、快感で僕の意識は遠くなる。

「ああっ! き、気持ちいい…っ!」

 頭の中が真っ白になる。

 僕の意識はすべて、いじめられ、辱められる男根に集中してしまっている。

「さあ、そろそろだな」

 僕のペニスが十分勃起したと見て取ると、翔がバイブを左手に持ち替えた。

 そして右手で僕のアナルに唾液をすり込むと、真下から細身のバイブを突き上げた。

「はぐうっ!」

 めりめりと肛門が裂ける痛みに僕は硬直した、

 ペニスの先で包皮が大きくめくれ上がり、我慢汁が精子のように噴き出した。

 翔が情け容赦なくバイブをつっこんでくる。

 括約筋が緩み、直腸がその振動する異物を喉元深く咥え込む。

「ああっああっあああああっ!」

 乳首の洗濯ばさみを振り立て、僕は絶叫した。

「で、出る! 熱いの、で、出ちゃう! ま、また、ぼ、僕だけなの? 僕だけひとり、逝っちゃうの?」

 まるで自分が竹串に貫かれた干物の魚にでもなった気分だった。

 そしてぐわっと陰嚢が膨れ上がり、残りの精液を僕の尿道に一気に送り込んできた。
 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

女装とメス調教をさせられ、担任だった教師の亡くなった奥さんの代わりをさせられる元教え子の男

湊戸アサギリ
BL
また女装メス調教です。見ていただきありがとうございます。 何も知らない息子視点です。今回はエロ無しです。他の作品もよろしくお願いします。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

ヤミイ
BL
新入社員として、とある企業に就職した僕。希望に胸を膨らませる僕だったが、あろうことか、教育係として目の前に現れたのは、1年前、野外で僕を襲い、官能の淵に引きずり込んだあの男だった。そして始まる、毎日のように夜のオフィスで淫獣に弄ばれる、僕の爛れた日々…。

処理中です...