淫美な虜囚

ヤミイ

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33 凌辱②

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 翔がバイブで僕のペニスの裏側をなぞる。

 亀頭の裏から始めて縫い目に沿って睾丸まで撫で下ろしていく。

 振動が海綿体を小刻みに震わせ、僕のペニスはみるみるうちに鎌首をもたげていく。

 まるで意志を持つ独立した生物のように大きく硬く成長すると、巾着袋の口に似た先端から我慢汁を滲ませた。

 そのおちょぼ口の先っぽに、翔がバイブの先をねじ込んできた。

「あぶうっ!」

 我慢汁を飛ばし、僕は痙攣した。

 余った包皮がつくる巾着袋状のペニスの先端に、バイブの振動部分がいきなり突っ込まれたのだ。

「どうだ、気持ちいいか」

 翔がぐりぐりバイブを僕の敏感な亀頭に押しつけた。

「ひ、ひい…や、やめ…て」

 ガクンガクンと宙で腰を振る僕。

「恥ずかしいやつだ。何度射精すれば気が済むんだ。いったいどうしたんだ? この勃起ペニスは?」

 卑猥な言葉を発しながら、剣道で竹刀を打ち合わせるように、翔が勃起した僕のペニスをバイブで叩く。

 右に左にペニスがはじかれるたびに、快感で僕の意識は遠くなる。

「ああっ! き、気持ちいい…っ!」

 頭の中が真っ白になる。

 僕の意識はすべて、いじめられ、辱められる男根に集中してしまっている。

「さあ、そろそろだな」

 僕のペニスが十分勃起したと見て取ると、翔がバイブを左手に持ち替えた。

 そして右手で僕のアナルに唾液をすり込むと、真下から細身のバイブを突き上げた。

「はぐうっ!」

 めりめりと肛門が裂ける痛みに僕は硬直した、

 ペニスの先で包皮が大きくめくれ上がり、我慢汁が精子のように噴き出した。

 翔が情け容赦なくバイブをつっこんでくる。

 括約筋が緩み、直腸がその振動する異物を喉元深く咥え込む。

「ああっああっあああああっ!」

 乳首の洗濯ばさみを振り立て、僕は絶叫した。

「で、出る! 熱いの、で、出ちゃう! ま、また、ぼ、僕だけなの? 僕だけひとり、逝っちゃうの?」

 まるで自分が竹串に貫かれた干物の魚にでもなった気分だった。

 そしてぐわっと陰嚢が膨れ上がり、残りの精液を僕の尿道に一気に送り込んできた。
 
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