淫美な虜囚

ヤミイ

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31 調教⑳

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 僕を膝の上に乗せたまま、ベッドの上で翔が身体の向きを変えた。

「見ろ。おまえのはしたない姿と、淫猥なアクメ顔を」

「いやっ」

 視界に飛び込んできたものを見て、僕はとっさに顔を背けようとした。

 が、翔は許してくれなかった。

 僕の首を捻じ曲げると、正面に向けて固定した。

「だめだ。ちゃんと見るんだ」

 目の前の壁にはめ込まれているのは、横長の大きな鏡だった。

 そこに、後ろから翔に抱かれた全裸の僕が映っている。

 翔の膝の上で、僕は醜い肉棒をそそり立たせていた。

 その肉棒を、翔が背後から回した手で握り、しきりにしごき上げているのだ。

 出したばかりだというのに、僕は情けないほど勃起してしまっていた。

 直腸に埋め込まれた翔の肉棒が、勃起中枢を激しく刺激しているせいだった。

 右手で僕の肉棒を握りしめ、包皮を十分に後退させておいて、すっかり露わになった亀頭部分を翔が左手の手のひらで撫で回す。

 尿道口から滲む我慢汁を亀頭全体に塗りこむようにして撫で上げられると、僕はもう限界だった。

 鏡の中の少年の顔が苦痛に歪むように引きつった。

 が、むろんそれは苦痛などではなく、脳味噌が蕩けるほどの快感だった。

「ああああああっ!」

 僕は腰を跳ね上げ、またしても射精した。

 すでに3度目だというのに、膨大な量の精液が飛び散った。

 鏡に白濁した僕の体液がこびりつき、卵白みたいに糸を引いてしたたり落ちる。

「まだ足りないって顔、してるな」

 僕の中から勃起したままのペニスを引き抜き、翔が言った。

「いいだろう。きょうはとことんおまえにつき合ってやるよ」
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