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§1 PARSKR II編
#7 俺は一歩も引かない Part1
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革霧はSort:As所属。
類清と風潤は、革霧とは異なる部に所属していたが、彼のことは知っていた。
仕事で関わることは皆無といっていいが、彼ほどの役職の人間が表に立つことは珍しいことではない。
二人とも彼の存在は認識していたのである。
しかし、PARSKR IIに訪れているとまでは思っていなかった。
向こうもそうかもしれない。
Sort:EnとSort:Suの人間がこのような事件に首を突っ込んでいるとは思ってもみなかっただろう。
突然のことで互いに動揺したのか、わずかに沈黙があったが、やがて革霧が口を開いた。
「お前達、今すぐに引き返せ」
「は?
お前何言って…」
熱くなる類清をアブゼリードが止める。
「おい、類清!
彼は君より立場が上なのだぞ。
口の利き方に気をつけろ」
革霧は二人よりも年上なだけでなく、Central所属歴も長いため、明確に上の立場だった。
「だけどよぉ!
俺達は何ヶ月もかけてやっとここまで来たんだぞ!
それなのに帰れってことはねぇだろ!」
「起動聳、オン!」
革霧が突然システムを起動させる。
「何だよ急に!」
「どうせ言っても聞かないだろう。
お前のような奴は。
文句があるならこの俺を倒してみろ」
「ああ、やってやるよ!」
類清も準備をする。
「ちょっと待って、仲間同士で戦う必要なんてないよ!」
「そうだ!
無駄な時間を割いている場合ではない」
革霧は強引に話を進める。
「仲間同士か…。
だが俺は一歩も引くつもりはない。
俺が勝てばお前達は立ち去る。
それでいいな?」
「もちろん。
でも俺が勝った時は、あんたも黙ってそこを通せよ」
「異論はない。
五仕旗…」
「Media=II Generation!」
類清と風潤は、革霧とは異なる部に所属していたが、彼のことは知っていた。
仕事で関わることは皆無といっていいが、彼ほどの役職の人間が表に立つことは珍しいことではない。
二人とも彼の存在は認識していたのである。
しかし、PARSKR IIに訪れているとまでは思っていなかった。
向こうもそうかもしれない。
Sort:EnとSort:Suの人間がこのような事件に首を突っ込んでいるとは思ってもみなかっただろう。
突然のことで互いに動揺したのか、わずかに沈黙があったが、やがて革霧が口を開いた。
「お前達、今すぐに引き返せ」
「は?
お前何言って…」
熱くなる類清をアブゼリードが止める。
「おい、類清!
彼は君より立場が上なのだぞ。
口の利き方に気をつけろ」
革霧は二人よりも年上なだけでなく、Central所属歴も長いため、明確に上の立場だった。
「だけどよぉ!
俺達は何ヶ月もかけてやっとここまで来たんだぞ!
それなのに帰れってことはねぇだろ!」
「起動聳、オン!」
革霧が突然システムを起動させる。
「何だよ急に!」
「どうせ言っても聞かないだろう。
お前のような奴は。
文句があるならこの俺を倒してみろ」
「ああ、やってやるよ!」
類清も準備をする。
「ちょっと待って、仲間同士で戦う必要なんてないよ!」
「そうだ!
無駄な時間を割いている場合ではない」
革霧は強引に話を進める。
「仲間同士か…。
だが俺は一歩も引くつもりはない。
俺が勝てばお前達は立ち去る。
それでいいな?」
「もちろん。
でも俺が勝った時は、あんたも黙ってそこを通せよ」
「異論はない。
五仕旗…」
「Media=II Generation!」
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