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176 ホームシック

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久し振りにハンバーグを食べて満足して翌日砦に帰る事になった。
帰りの道中は行きと変わらず特に問題もなく無事に砦に着いた。

たった2日はなれただけなのに何だか久し振りな様な気がするし‟帰って来た”と思うのが不思議だ。もっとも今の俺には他に帰る場所がある訳ではないんだけどな・・・。何だか最近軽くホームシックになっている、最初は言葉が通じなくてあまり色々考えない様にしていたから平気だったけど、気持ちに余裕が出来るとついつい色々な事をかんがえてしまう・・・。

「ルネ?どうした疲れたか?今日の料理はフェイに任せればいいからゆっくり休め。」

「はい。」

フェイさんに任せるのは気が引けるが今日はもう作る気力がないので素直にお願いしよう。挨拶は今行ったら邪魔だろうから食事が終わってからにしよう。片付け位は手伝わないと駄目だよね。

俺達は部屋に戻って着替えを済ますアルは仕事があるらしく執務室に行き俺はソファーで横になった。部屋に1人でいるとついつい家族の事を考えてしまう・・・。今までは考えない様にしていたのに此処に帰って来てって事が2度と地球に帰れない様な気がして来る、俺はどうやってまぁ光に飲まれてだけどどうゆう方法で来たのかが解らない、何故あの時光が現れたのかとか全く解らない解らなければ帰れない。

俺はもう2度と家族や友達に会えないんだろうか・・・


そのまま俺は眠りについてしまった。



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