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165 ルネの出身(アルブレンヒ視点)
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「武器屋?あぁ、ルネが使っていた剣は砦には無いと言っていたからな。ルネが使える剣があったのか?」
「はい、一応は有ったのですが欲しかった物とは違うみたいで。見るからに落ち込んでいましたけど、同じ製法のナイフは気に入ったみたいでそれは買ってましたが。」
「同じ製法でナイフは気に入り剣は駄目だったのか?」
同じなら問題はないと思うが何が気に入らなかったんだ?そもそもルネが欲しがった剣とはどのような物だったのだろうか?是非見てみたもんだ。
「私にも良く解らないんですが全く違うみたいです。ルネはナイフで直径約3cmの枝を切り同じ枝を同じ製法の剣で切ったら剣の方が折れました。」
「ナイフで枝を切ったの?枝を?」
「はい。今まで見た事の無い集中力と構えで簡単に切っていました、剣の時も同じ様に集中して切ったのですが枝に切り傷を付けた程度で折れてしまいましたが・・・。私は‟刀”を手にしたルネの剣術を見てみたいです。」
「「カタナ?」」
「ルネが欲しがった剣の種類です。おやっさん曰く、カタナは片道3年近くかかる東の国の剣らしいです。あっ!一応ルネの事を聞いてみたのですがその国の人に似ているらしいですが肌の色が違うらしいです、ただ行ったその国は島国で近くにも多くの島国があるのでそちらかも知れないとの事でした。」
「そうか・・・。」
「「・・・」」
ルネの出身が判るかと思ったんだがそうは簡単には行かないか。しかし、片道3年か・・・東といえば確か砂漠があったはずそれを越えてここまで1人で来たとは考えられない。家族で来たのかはたまた・・・いや、考えるのはよそう。
「はい、一応は有ったのですが欲しかった物とは違うみたいで。見るからに落ち込んでいましたけど、同じ製法のナイフは気に入ったみたいでそれは買ってましたが。」
「同じ製法でナイフは気に入り剣は駄目だったのか?」
同じなら問題はないと思うが何が気に入らなかったんだ?そもそもルネが欲しがった剣とはどのような物だったのだろうか?是非見てみたもんだ。
「私にも良く解らないんですが全く違うみたいです。ルネはナイフで直径約3cmの枝を切り同じ枝を同じ製法の剣で切ったら剣の方が折れました。」
「ナイフで枝を切ったの?枝を?」
「はい。今まで見た事の無い集中力と構えで簡単に切っていました、剣の時も同じ様に集中して切ったのですが枝に切り傷を付けた程度で折れてしまいましたが・・・。私は‟刀”を手にしたルネの剣術を見てみたいです。」
「「カタナ?」」
「ルネが欲しがった剣の種類です。おやっさん曰く、カタナは片道3年近くかかる東の国の剣らしいです。あっ!一応ルネの事を聞いてみたのですがその国の人に似ているらしいですが肌の色が違うらしいです、ただ行ったその国は島国で近くにも多くの島国があるのでそちらかも知れないとの事でした。」
「そうか・・・。」
「「・・・」」
ルネの出身が判るかと思ったんだがそうは簡単には行かないか。しかし、片道3年か・・・東といえば確か砂漠があったはずそれを越えてここまで1人で来たとは考えられない。家族で来たのかはたまた・・・いや、考えるのはよそう。
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