自動翻訳だけでも欲しかった！

１４１ お見送り

俺が作った朝食を皆で食べる。
俺が作ったと伝えるとリカルド達は安心した様な嬉しそうな顔をしていた。やっぱり昨夜の食事は辛かったのか初めて食べた時の俺の気持ちを分ってくれただろうか。

いつもより豪華に盛り付けられた食事をし支度をするとアル達を見送りの為に玄関に向かう。アルとリカルドはいつもの動き易い制服ではなく豪華な如何にも騎士様といった格好をしている、胸にも色々なバッチが付いている何かの勲章だろうか？

「ルネ、俺達は出掛けるがルネ達も好きに買い物に行って構わない。体に合う服とかも必要だろう、セバスを連れて行っておいで。セバス頼む。ジークも護衛を頼むな。」

「畏まりました。」
「はっ！」

「かいもの？　食べる　物　見る　したい。」

「ん？あぁ、食べ物を色々見たいのだな構わないけど絶対にジークと離れてはいけない。いいね？」

「うん。ジークさん　いっしょ。」

俺だって知らない場所で１人になりたいとか思わない。しかも、ここの人達は大きいんだぞ！そんな恐ろしい事出来るか！！

「そうだ。セバス市場にも連れてってやってくれ。ルネはここの事を良く知らないかな。」

「承知しております。なのでご心配なくお出掛けください、遅れては又何か言われますぞ。」

「・・・そうだな。ルネ楽しんでおいで。では、行って来る。」
「行ってきます。」

「「いってらっしゃいませ。」」

「いって　らっしゃ　いませ？」

「くす。行って来る。」

俺の頭を撫でるとアル達は出掛けて行った。
俺達もこの後買い物に行く予定。欲しい物もあるし他にも色々見てみたいし！

楽しみだ♪