135 / 218
134 砦の外
しおりを挟む
気持ちいい~
馬に乗って思いっ切り走る事が出来るなんて!
「ルネ、大丈夫か?」
「大丈夫!うま たのしい もっと はやく する?」
「ならいいが。距離があるからこれ以上スピードを上げると馬が疲れてしまうからこのままだ。」
「わかった。」
本当に風が気持ちいい。セレーネも気持ち良さそうに走っている。
俺に合せて走っているのかと思ったけど違うらしい、今日の夕方に着く予定らしいから最初から飛ばしてたら疲れちゃうよね。彼等は馬力がありそうだけど。
久し振りの遠出で足腰が疲れて来た所で休憩になった。俺がほっとした所にアルが来て心配そうに俺の顔を覗き込んで来た、どうやら俺の顔色を見て休憩したっぽい。感謝です。
川で顔を洗いさっぱりする。
川の水を飲んでも平気か来たら大丈夫との事なので飲むと良く冷えていてサラサラした飲み応えだったので多分軟水だと思う、俺はヨーロッパで生活経験が結構長いが実は硬水が苦手だったりする。飲めなくはないが出来れば飲みたくはない位好きではない。
ストレッチをして体をほぐして休憩は終わり時間的に次の休憩はお昼だろう。
今までは砦と森しか見た事が無かったので草原を走るのは久し振りだ。ここまで走っていて解ったのはここがやはり異世界であるという事、空には太陽の様な惑星とそれの反対側には土星の様な形をした惑星が見えている。地球から肉眼で土星は見えないし大きさも月の3倍位ある。まぁ、それは砦からも見えていたけど。
今俺達が走っている道は広く余裕で馬車がすれ違う事が出来る位、しかし塗装がされているがアスファルトではなく石畳。遠くに見える家も見た事がない建築だし、多分飼われている家畜も多分羊だと思うが牛と豚の間位の大きさがあるし顔はどう見ても鹿だ。
解っていたつもりでいたが・・・
本当に異世界に居るんだなぁ。
馬に乗って思いっ切り走る事が出来るなんて!
「ルネ、大丈夫か?」
「大丈夫!うま たのしい もっと はやく する?」
「ならいいが。距離があるからこれ以上スピードを上げると馬が疲れてしまうからこのままだ。」
「わかった。」
本当に風が気持ちいい。セレーネも気持ち良さそうに走っている。
俺に合せて走っているのかと思ったけど違うらしい、今日の夕方に着く予定らしいから最初から飛ばしてたら疲れちゃうよね。彼等は馬力がありそうだけど。
久し振りの遠出で足腰が疲れて来た所で休憩になった。俺がほっとした所にアルが来て心配そうに俺の顔を覗き込んで来た、どうやら俺の顔色を見て休憩したっぽい。感謝です。
川で顔を洗いさっぱりする。
川の水を飲んでも平気か来たら大丈夫との事なので飲むと良く冷えていてサラサラした飲み応えだったので多分軟水だと思う、俺はヨーロッパで生活経験が結構長いが実は硬水が苦手だったりする。飲めなくはないが出来れば飲みたくはない位好きではない。
ストレッチをして体をほぐして休憩は終わり時間的に次の休憩はお昼だろう。
今までは砦と森しか見た事が無かったので草原を走るのは久し振りだ。ここまで走っていて解ったのはここがやはり異世界であるという事、空には太陽の様な惑星とそれの反対側には土星の様な形をした惑星が見えている。地球から肉眼で土星は見えないし大きさも月の3倍位ある。まぁ、それは砦からも見えていたけど。
今俺達が走っている道は広く余裕で馬車がすれ違う事が出来る位、しかし塗装がされているがアスファルトではなく石畳。遠くに見える家も見た事がない建築だし、多分飼われている家畜も多分羊だと思うが牛と豚の間位の大きさがあるし顔はどう見ても鹿だ。
解っていたつもりでいたが・・・
本当に異世界に居るんだなぁ。
0
お気に入りに追加
73
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【完結】実家に捨てられた私は侯爵邸に拾われ、使用人としてのんびりとスローライフを満喫しています〜なお、実家はどんどん崩壊しているようです〜
よどら文鳥
恋愛
フィアラの父は、再婚してから新たな妻と子供だけの生活を望んでいたため、フィアラは邪魔者だった。
フィアラは毎日毎日、家事だけではなく父の仕事までも強制的にやらされる毎日である。
だがフィアラが十四歳になったとある日、長く奴隷生活を続けていたデジョレーン子爵邸から抹消される運命になる。
侯爵がフィアラを除名したうえで専属使用人として雇いたいという申し出があったからだ。
金銭面で余裕のないデジョレーン子爵にとってはこのうえない案件であったため、フィアラはゴミのように捨てられた。
父の発言では『侯爵一家は非常に悪名高く、さらに過酷な日々になるだろう』と宣言していたため、フィアラは不安なまま侯爵邸へ向かう。
だが侯爵邸で待っていたのは過酷な毎日ではなくむしろ……。
いっぽう、フィアラのいなくなった子爵邸では大金が入ってきて全員が大喜び。
さっそくこの大金を手にして新たな使用人を雇う。
お金にも困らずのびのびとした生活ができるかと思っていたのだが、現実は……。
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
[完結]思い出せませんので
シマ
恋愛
「早急にサインして返却する事」
父親から届いた手紙には婚約解消の書類と共に、その一言だけが書かれていた。
同じ学園で学び一年後には卒業早々、入籍し式を挙げるはずだったのに。急になぜ?訳が分からない。
直接会って訳を聞かねば
注)女性が怪我してます。苦手な方は回避でお願いします。
男性視点
四話完結済み。毎日、一話更新
他国から来た王妃ですが、冷遇? 私にとっては厚遇すぎます!
七辻ゆゆ
ファンタジー
人質同然でやってきたというのに、出されるご飯は母国より美味しいし、嫌味な上司もいないから掃除洗濯毎日楽しいのですが!?
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる