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95 アルにお願い

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アルはここの責任者だと思うし、何より俺の保護者でもあるからアルにお願いをする。

「アル、アランさんと もり いくしたい。」

「ん?どうした?いつもは断らないだろ。何かあるのか?」

今一伝わってない?
んー何て言えば解ってもらえるかな?

「あさ いく。ゆうがた かえる。もり いく いい?」

「1日?いつもより長く行きたいのか?アランと2人で?ずっと2人限で・・・。」

アルが悩み始めた、森はそんなに危険なのかな?2人だけだと不安なのかな?
けど、アランさんはそんな反応してなかった様な気がするが。

「だめ?」

アルを下から見上げる。ソファに座っていても身長差があるので、どうしても俺は見上げる形になってしまう。

「う‟っ・・・駄目ではないが・・・。」

「・・・?」

「そんな真っ直ぐな目で見ないでくれ・・・。分った、但し森は危険だからアランの言う事をちゃんと聞くんだぞ!」

「わかった! 有難うアル♪・・・ちゅっ。」

アルに抱き着きお礼のキスをする。

アルが隣で頭を抱えながらブツブツと何かを言っているが、小さくて良く聞こえないのでここはスルーだ。
これで心置きなく森に行ける!今一ここにはどんな食べ物が在るのか良く解らないので探しに行きたいのだ、それに俺はもう限界だった。ご飯が食べれないのは仕方いけど、だからこそ多分在るだろうあれはどうしても欲しい!


とりあえず、新しい食材をゲットするぞ!!


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