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第二章 「魔法少女は報われない」
第七十話 「優しい回答」
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男だった頃の俺は、誰からも相手にされず、話しかけられず、避けられ、遠ざけられ、終わりの見えない孤独感と、隔絶されたような疎外感のなか、まるでゴミのように扱われ、ボッチで生きていくのが常であり、それが当たり前の現実でもあり、同時に人生の大半だった。
だから、たとえ他の誰かが何かの失敗をして笑いの対象にされていたとしても、相手をしてくれる人がいるだけ、それはそれで羨ましいと心の中では思ったことだろう――いや、非難され炎上することでさえ、羨ましいと思っていた節さえもある。
その証拠に、つい最近まではこのまま病気になったら、きっと孤独死でもして、体が腐り始めたころに悪臭の苦情が入って発見されるんだろうなぁなんて、割と容易に予想できたまであるくらいだ――いや、あって然るべき事案だ。
だから、今のように誰かからチヤホヤされるこの状況は、この上なく稀有なことであり、憧憬とともに自分が渇望したことでもあったはず……にも関わらず、この言い知れぬ不快感と嫌悪感は何か。
――単に俺がコミュ障だからか、それとも、相手の下心が見え透いているからか。
前者は杏や悠翔の例を出せば該当しないことは明白であろうし、後者は秋彦の例を出せばやはり違うだろう。いや、むしろ貴重な食料源ゲットの絶好の好機であって、普通に考えれば逃す手はないはずだ。
そんなことを考えていると、隣に座った「よっちん」こと茶髪にーちゃんが、
「結衣ちゃんて、髪の毛すごい綺麗だよね。シャンプー何使ってるの?」と、親し気な手つきでこちらの髪の毛を触ってくる。
ゾワッとするような身の毛のよだつような感覚――これが生理的に無理というやつだろうか……触って欲しくないというか、はっきり言って、これ以上近づかないで欲しいっていうか、これが世にいうセクハラというやつか? しかし、今になって何故? いったい、何なんだこれは?
「いや普通のです…けど?」
それが何か? と続けられそうなくらいに、なるべく険のある声音で応え、よっちんから少しだけ離れるように座りなおす。
「え、マジで? ホントに?」
くっ! 離した距離すかさずを詰めてきやがった。ウザいっ! しかも酒臭い!
ちなみに、よっちんはチャラいが容姿が悪いわけではない。王子様然とした悠翔に比べれたらそりゃ落ちるが、まぁ至って普通だ。だが、無意識のうちに俺の顔はかなり引きつっていたらしい。
「ちょっと! そこの! 未成年の女の子、イジメない!」
と、眼鏡っ娘の優等生、美沙が間に割って入る。
そう。本当に割って入ってきたのだ。俺とよっちんの間に強引に。
そんなもんだから、女の子特有の線の細い柔らかい身体が、ぎゅっと押し付けられてくるわで、どうにも居心地が悪い。
まぁ俺は女だし美沙って娘だって、敢えて男のよっちん寄りに座ることはないだろうからな。
そんな美沙の方をちらりと見ると、うん。酔ってるな。なぜかこちらの肩に手をまわしてきて、よしよしされてしまう。あの、さっきから肩に胸とか柔らかいものとかが色々あたってるんですが。
事前に覚悟は決めていたつもりだったが、やはりなんて恐ろしいところだ。最近の若者のサークルの飲み会がこれほどのものとは。
突然の事態の急変に戦々恐々としていると、
「……あたしさ、実はホントは悠翔の事、ちょっといいなって思ってたんだよね」と、よっちんを追い払った美沙が、いきなりカミングアウトしてくる。
そうですか。それはそれは。若者はいつだって、話の展開がいきなりだよね。話のスピードに、ついていくのが大変だよ。
まぁ確かに君の方が悠翔にとっても、適切だし健全だとオジサンも思うよ。
「でもね。結衣ちゃん見ちゃって、正直こりゃダメだ可愛すぎるって思っちゃったよ」
いやいや。君も十分可愛いと思うよ。メガネっ娘っていうか。いやぁ萌えちゃうよね。
ある意味、俺の方が色んな意味でダメダメな状況なんだが。
「超が付くくらい可愛いし、若いし、お肌だってツヤツヤでしょ。あたしなんて普段の不摂生がたたっちゃって……」
オジサンから見たら、十分といっていいくらい君も若いしお肌もプルプルなんだが…なんならムシャぶりつきたいくらいに。
しまった妄想が過ぎたか。怪訝な表情をしている美沙に気が付き思わず視線を逸らす。
「結衣ちゃんは、悠翔の事、本当に好きなの?」
そう聞かれて、思わず言葉に詰まる。好きかと聞かれれば、嫌いではない。少なくとも嫌な奴じゃないし、さんざん世話になっているからな。
だが、この場合の好きかというのは、恋愛の対象として、男と女の関係として好きかということだろう。
そう問われると難しい。難しい? それはおかしい。難しいはずはなく、内容は至って単純だ。断じてそこに感情はないはずだからだ。
つまり少し形は特殊だがギブ&テイク。それだけの間柄だろう。いわゆるセフレ関係というやつだ。
だが、悠翔のことが気になっていたという彼女を目前にして、それを正直に言うのは藪蛇だろう。何だかんだで女は怖いっていうからな。
「はい。好きです」
だから、俺は無難な回答を返す。いわゆる保身に走った、ズルい大人の回答だ。少しだけ自己嫌悪もあるが、これが今できる精一杯の応えだ。
本当に悠翔の事を考えるのなら、美沙を悠翔にくっつけるのが一番だろう。
それが誰も傷つかないし、一番周りに優しい回答なんだから。でも今は無理だ、色々な糸が絡まりすぎている。
「あ、すみません。ちょっとトイレに…」
そして、気が付いた時には、俺はそんなことを言って逃げるように席を立っていた。美沙との会話に困ったのもあるが、とにかく何でもありの、若者のあの騒がしい場の雰囲気に、居てもたってもいられなかったからだ。
うまい酒と、うまい料理を、静かにチビリチビリとやりたいのだよ。おっさんは。
――はぁ、しっかし疲れる。ホントにみんな元気だよね。
戦線を離脱して、店の入り口の方に向かうと、戻ってきた悠翔とちょうど鉢合わせになる。
すると、こちらの様子に気が付いた悠翔が、
「あれ。どうしたの?」と、すぐにさり気なく隣に回ってエスコートしてくれる。
相変わらず気の利くやつだなぁと感心していると、
「……気分が悪いの?」と、気遣うように心配そうにこちらを覗き込んでから続けて、
「うん。大丈夫、みたいだね」と、今度は一転して優し気に微笑む。
なぜ、悠翔がすぐに、こちらが大丈夫だと分かったのか。
それは、きっと俺が彼に対して無意識のうちに、にっこりとほほ笑んだからだろう。
確かによっちんや美沙のこともあって精神的に疲れていたし、少しだけ安心したのは事実だ。
だが、よく考えてみれば、よっちんに対してはあんなにダメなのに、悠翔に対しては全く大丈夫な上にホッとするって、客観的に考えて変だよな? おかしいだろ? これ。
ま、まぁ悠翔は、随分と世話になっているし、安全で重要な食糧源であり、百歩譲ってそれなりに愛着もでてきたところだからな。ち、違うんだかねっ! べ、別に変じゃないんだからねっ!
「ふふっ、もしかして結衣、無理やりお酒でも飲まされたの?」
そう言われて、赤面していた顔を思わず伏せる。
ゴメンなさい。この状況で、そのセリフは、無しでお願いします。これ以上は無理です……にしても、何なんだ、このラブラブな雰囲気は。あーっなんだか暑い…落ち着け、落ち着け。
「どうする? 今日はもう帰る?」
「えっ…あ…でも」
悠翔からの嬉しい提案ではあったが、少しだけ申し訳ない気持ちもあって言葉が詰まる。
何故なら、あまり「彼女」できなかったのは事実であって、実はあまり仲良くないじゃーんとか言われて、それが原因で別れるなんてことになれば、それはそれでこちらも困るからだ。
「大丈夫。送るから」
いや……それを心配したわけじゃなくてですね。
まぁ、送ってもらえば、確かに仲良し度をアピールできるな…それはそれで有りって言えば有りか。
だが、送ってくれるのは嬉しいけど、毎度のことで送ってもらっても困るというか。拠点にしている家には、若干変な奴がいるので……あ、それならそれで、いい方法あるじゃん。
「今日は、悠翔さんの家に泊まりでも、いいですか?」
と、さっそく上目遣いに聞いてみる。
「もちろん。いいよ」
そう言って、悠翔が優しくそっと肩を抱いてくる。そしてそんな、彼の優しさに少しだけ心苦しさを感じる今日この頃であった。
だから、たとえ他の誰かが何かの失敗をして笑いの対象にされていたとしても、相手をしてくれる人がいるだけ、それはそれで羨ましいと心の中では思ったことだろう――いや、非難され炎上することでさえ、羨ましいと思っていた節さえもある。
その証拠に、つい最近まではこのまま病気になったら、きっと孤独死でもして、体が腐り始めたころに悪臭の苦情が入って発見されるんだろうなぁなんて、割と容易に予想できたまであるくらいだ――いや、あって然るべき事案だ。
だから、今のように誰かからチヤホヤされるこの状況は、この上なく稀有なことであり、憧憬とともに自分が渇望したことでもあったはず……にも関わらず、この言い知れぬ不快感と嫌悪感は何か。
――単に俺がコミュ障だからか、それとも、相手の下心が見え透いているからか。
前者は杏や悠翔の例を出せば該当しないことは明白であろうし、後者は秋彦の例を出せばやはり違うだろう。いや、むしろ貴重な食料源ゲットの絶好の好機であって、普通に考えれば逃す手はないはずだ。
そんなことを考えていると、隣に座った「よっちん」こと茶髪にーちゃんが、
「結衣ちゃんて、髪の毛すごい綺麗だよね。シャンプー何使ってるの?」と、親し気な手つきでこちらの髪の毛を触ってくる。
ゾワッとするような身の毛のよだつような感覚――これが生理的に無理というやつだろうか……触って欲しくないというか、はっきり言って、これ以上近づかないで欲しいっていうか、これが世にいうセクハラというやつか? しかし、今になって何故? いったい、何なんだこれは?
「いや普通のです…けど?」
それが何か? と続けられそうなくらいに、なるべく険のある声音で応え、よっちんから少しだけ離れるように座りなおす。
「え、マジで? ホントに?」
くっ! 離した距離すかさずを詰めてきやがった。ウザいっ! しかも酒臭い!
ちなみに、よっちんはチャラいが容姿が悪いわけではない。王子様然とした悠翔に比べれたらそりゃ落ちるが、まぁ至って普通だ。だが、無意識のうちに俺の顔はかなり引きつっていたらしい。
「ちょっと! そこの! 未成年の女の子、イジメない!」
と、眼鏡っ娘の優等生、美沙が間に割って入る。
そう。本当に割って入ってきたのだ。俺とよっちんの間に強引に。
そんなもんだから、女の子特有の線の細い柔らかい身体が、ぎゅっと押し付けられてくるわで、どうにも居心地が悪い。
まぁ俺は女だし美沙って娘だって、敢えて男のよっちん寄りに座ることはないだろうからな。
そんな美沙の方をちらりと見ると、うん。酔ってるな。なぜかこちらの肩に手をまわしてきて、よしよしされてしまう。あの、さっきから肩に胸とか柔らかいものとかが色々あたってるんですが。
事前に覚悟は決めていたつもりだったが、やはりなんて恐ろしいところだ。最近の若者のサークルの飲み会がこれほどのものとは。
突然の事態の急変に戦々恐々としていると、
「……あたしさ、実はホントは悠翔の事、ちょっといいなって思ってたんだよね」と、よっちんを追い払った美沙が、いきなりカミングアウトしてくる。
そうですか。それはそれは。若者はいつだって、話の展開がいきなりだよね。話のスピードに、ついていくのが大変だよ。
まぁ確かに君の方が悠翔にとっても、適切だし健全だとオジサンも思うよ。
「でもね。結衣ちゃん見ちゃって、正直こりゃダメだ可愛すぎるって思っちゃったよ」
いやいや。君も十分可愛いと思うよ。メガネっ娘っていうか。いやぁ萌えちゃうよね。
ある意味、俺の方が色んな意味でダメダメな状況なんだが。
「超が付くくらい可愛いし、若いし、お肌だってツヤツヤでしょ。あたしなんて普段の不摂生がたたっちゃって……」
オジサンから見たら、十分といっていいくらい君も若いしお肌もプルプルなんだが…なんならムシャぶりつきたいくらいに。
しまった妄想が過ぎたか。怪訝な表情をしている美沙に気が付き思わず視線を逸らす。
「結衣ちゃんは、悠翔の事、本当に好きなの?」
そう聞かれて、思わず言葉に詰まる。好きかと聞かれれば、嫌いではない。少なくとも嫌な奴じゃないし、さんざん世話になっているからな。
だが、この場合の好きかというのは、恋愛の対象として、男と女の関係として好きかということだろう。
そう問われると難しい。難しい? それはおかしい。難しいはずはなく、内容は至って単純だ。断じてそこに感情はないはずだからだ。
つまり少し形は特殊だがギブ&テイク。それだけの間柄だろう。いわゆるセフレ関係というやつだ。
だが、悠翔のことが気になっていたという彼女を目前にして、それを正直に言うのは藪蛇だろう。何だかんだで女は怖いっていうからな。
「はい。好きです」
だから、俺は無難な回答を返す。いわゆる保身に走った、ズルい大人の回答だ。少しだけ自己嫌悪もあるが、これが今できる精一杯の応えだ。
本当に悠翔の事を考えるのなら、美沙を悠翔にくっつけるのが一番だろう。
それが誰も傷つかないし、一番周りに優しい回答なんだから。でも今は無理だ、色々な糸が絡まりすぎている。
「あ、すみません。ちょっとトイレに…」
そして、気が付いた時には、俺はそんなことを言って逃げるように席を立っていた。美沙との会話に困ったのもあるが、とにかく何でもありの、若者のあの騒がしい場の雰囲気に、居てもたってもいられなかったからだ。
うまい酒と、うまい料理を、静かにチビリチビリとやりたいのだよ。おっさんは。
――はぁ、しっかし疲れる。ホントにみんな元気だよね。
戦線を離脱して、店の入り口の方に向かうと、戻ってきた悠翔とちょうど鉢合わせになる。
すると、こちらの様子に気が付いた悠翔が、
「あれ。どうしたの?」と、すぐにさり気なく隣に回ってエスコートしてくれる。
相変わらず気の利くやつだなぁと感心していると、
「……気分が悪いの?」と、気遣うように心配そうにこちらを覗き込んでから続けて、
「うん。大丈夫、みたいだね」と、今度は一転して優し気に微笑む。
なぜ、悠翔がすぐに、こちらが大丈夫だと分かったのか。
それは、きっと俺が彼に対して無意識のうちに、にっこりとほほ笑んだからだろう。
確かによっちんや美沙のこともあって精神的に疲れていたし、少しだけ安心したのは事実だ。
だが、よく考えてみれば、よっちんに対してはあんなにダメなのに、悠翔に対しては全く大丈夫な上にホッとするって、客観的に考えて変だよな? おかしいだろ? これ。
ま、まぁ悠翔は、随分と世話になっているし、安全で重要な食糧源であり、百歩譲ってそれなりに愛着もでてきたところだからな。ち、違うんだかねっ! べ、別に変じゃないんだからねっ!
「ふふっ、もしかして結衣、無理やりお酒でも飲まされたの?」
そう言われて、赤面していた顔を思わず伏せる。
ゴメンなさい。この状況で、そのセリフは、無しでお願いします。これ以上は無理です……にしても、何なんだ、このラブラブな雰囲気は。あーっなんだか暑い…落ち着け、落ち着け。
「どうする? 今日はもう帰る?」
「えっ…あ…でも」
悠翔からの嬉しい提案ではあったが、少しだけ申し訳ない気持ちもあって言葉が詰まる。
何故なら、あまり「彼女」できなかったのは事実であって、実はあまり仲良くないじゃーんとか言われて、それが原因で別れるなんてことになれば、それはそれでこちらも困るからだ。
「大丈夫。送るから」
いや……それを心配したわけじゃなくてですね。
まぁ、送ってもらえば、確かに仲良し度をアピールできるな…それはそれで有りって言えば有りか。
だが、送ってくれるのは嬉しいけど、毎度のことで送ってもらっても困るというか。拠点にしている家には、若干変な奴がいるので……あ、それならそれで、いい方法あるじゃん。
「今日は、悠翔さんの家に泊まりでも、いいですか?」
と、さっそく上目遣いに聞いてみる。
「もちろん。いいよ」
そう言って、悠翔が優しくそっと肩を抱いてくる。そしてそんな、彼の優しさに少しだけ心苦しさを感じる今日この頃であった。
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