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第二章 「魔法少女は報われない」
第六十六話 「告知」
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フェラ右衛門が俺に告げた内容は主に2つだ。
1つ目はこれから先の異能者の辿る道。そして、2つ目がこれから先の世界の辿る道。
ハッキリ言って、どちらも衝撃的な内容で何度も聞き返してしまう類の話だ。
二の句の継げない様子の杏に、
「……まぁ、病気といえば、そう……」と、話の続きをしようとする。
「どうして? ……えっ、どうしよう…えっ? それで、大丈夫なの?」
すると、こちらの言葉を遮るようには、オロオロと明らかに狼狽した声をあげる、杏。
そんな杏の取り乱した様子に、なんだか見ていて悪いことをしているような気分になりながらも、どう話したものかと思案する。
異能者はほぼ確実に「寿命が極端に短くなる」――それが、これから話そうとしている1つ目の話の内容の一部だからだ。
正直言って全然大丈夫じゃない。今だって心が折れそうだし、末期ガンを告げられた患者の心境だといっても差し支えない。
でも、この雰囲気で、いやホントダメなんだよねーなんて、泣き言は漏らせない。いまはこんなだけど、元男としての矜持だってあるからね。
ちなみに、これは【不死身】のようないわゆる不死系の異能者でも例外ではないそうだ。つまり「不死」であっても「不老」ではないのだ。
これってちょっと微妙な感じで、うまく穴を塞がれたような悪意のようなものを感じて、なんだか煮え切らない感じがする。
「あのね、杏……まだ、すぐにどうこうなるってわけじゃなくて……」
「……嘘でしょ…ヤダ、そんなの」
たぶん杏は、俺の死を望んではいない。それはそれで嬉しいのだけれども、だからこそ、この話の内容は少なくとも彼女を傷つけるであろう。
そして、こちらが話そうとする内容を察したのか、否定の言葉とともに杏は涙をその大きな瞳に浮かべる。
――そんな顔されたら話せないよ……。
なんだ、この罪悪感は。
可愛い女の子の本気の泣き顔なんて、オジサンにとってはレア物で嬉しいけど、何だかドキッとしちゃうじゃないか。
俺が悪いのか? 別にイジメているわけじゃないよ? 知っている限りの事実を伝えようとしているだけだよ?
「大丈夫だから。急にいなくなったりしないから」
「ほんと?」
とってつけたような自分の言い訳の言葉に、杏のすがるような視線を感じてそれが胸に突き刺さる。
――正直、嘘になるかもしれない。
でも、最期の時は杏のそばにいたいかな。人生で初の女の子の友達だからね。
だから、まずは杏を安心させるべく、
「うん。ほんとだよ」
と、にっこりと微笑みながら、できるだけ優しい声で話しかける。
「……うん」
……辛い。人間関係を維持するのって、こんなに辛いのか。しかも、相手が可愛い女の子なだけに、なんだか胸の奥がズキズキする。
今の状況が複雑なのもあるのかもしれないけど、一人の気楽さに比べたら雲泥の差だな……。
「……それでね。この病気にかかると…ちょっと……その…普通じゃなくなるんだ」
「普通じゃなくなる…? えっ…でも、結衣…普通だよね。あ、でも普通じゃなくても、私は平気だよ?」
いい娘だな。杏は。
でも、いきなり性転換して、強姦されて、殺されかけて、かつ住み慣れた家まで追われる状況って、普通じゃないよね……まぁ、そのまま話すつもりは無いし、実は中身はオッサンなんですって説明しても、理解してもらえないだろうからなぁ。
「あ…でも、たまにオジサン臭いときあるよね」
と、突然思い出したかのように、杏が衝撃の言葉を放つ。
なんだと、心を読まれた!? まさか杏も異能者なのか? 一生の不覚っ!?
くそっ…そんなはずは!? だが、どうしたらいいんだ?
「ぷふっ…結衣は驚ても可愛い顔だよね」
「えっ? え、あーそうかな……そんなにオジサンっぽいかな」
「冗談、冗談! だって結衣が何だか遠慮して話しにくそうにしてたから……私はもう大丈夫。ちょっとびっくりしちゃっただけだから」
「そ…そっか」
「ゴメンね。オジサンっぽいなんて言っちゃって。でも、結衣だって、こんな話して私の事を驚かせたんだからお相子だよ。だから遠慮なく続きを話して、ね」
なるほど……これは、俺が一方的に罪悪感を持たないための、彼女なりの気遣いだったのだろう。
どうでも良いがコミュ力、高すぎないか?
まぁ、オジサン臭いと言われても、ある意味当然なので謝られるのも、かえって変な気分だな。こっちとしては痛くも痒くもないよ。
「うん…それじゃ話すけど……信じてくれる?」
「信じるよ」
そして俺は杏に、伝えられる範囲での話をする。
まず、俺と性的な行為をした人間が、通常では考えられないほどの短時間のうちに死ぬこと。
次に以前、杏達を襲った男が人を操る力を持った能力者だったこと。
そして、そんな普通じゃない人間が、日常的に周囲の人間に混じって暮らしていること。
ちなみに、寿命が短くなるかもしれない件は、結局話せなかった。まあ、フェラ右衛門の情報が本当に全て正しいのかも、最終的なところはわからないからね。
杏は話を聞き終わると、
「そうなんだ……でも、信じられるかも。確かにあの時、少し変だったもんね」
催眠術と心臓発作。それが、あの事件の元々のストーリーだ。
だが、それだけでは納得できない部分はやはりある。初めから話が強引すぎるのだ。他に理由がなかったから、単にそれで納得せざるを得なかっただけなのだ。
「……それで、どうして話をしてくれたの?」
この娘は勘がいいな。
そう、話はこれで終わりではないのだ。つまり、これまでの1つ目の話の内容は、これから話す2つ目の話の内容の伏線に過ぎない。
「普通の人が、普通じゃない人たちの存在を知ったら……どう思うかな」
「……怖い……あ、でも、結衣は全然怖くないよ!」
そう。恐怖だ。力を持たない者による力を持つ者への単純な恐怖だ。
そして力を持つ者――異能者は、普通の人間よりもはるかに数が少ない。そして、そこから導き出される未来は一つだ。
――迫害と排斥、果ては殺害だ。
マイノリティはいつだって不利益を被る。それは歴史が証明している。ましてや、それらの人間が力を持っていたとしたら、それは火を見るよりも明らかだ。
ただ、自分が殺されるとなれば、殺される側だって考える。
つまり、逃げて隠れるか、それとも戦うかだ。
そして戦う方を選択した異能者だって、集まればそれなりの数と力になる。
「それで……どうなるの?」
「……戦争に、なるね」
その途端、杏の瞳は、不安と悲しみが入り混じったような色になる。
「でも、何も争わなくたって…結衣みたいな人だって……」
「うん…杏、有難う。でも、この前の変質者みたいなのもきっとたくさんいるんだよ…」
異能者だってそうじゃなくたって、誰もが仲良くなれればよい。それが理想だ。でも、それは同時に単なる理想に過ぎない。
一度でも異能者がその能力を使って、普通の人を襲えばどうなるか。そして、その事実が明るみに出たらどうなるか。
すべての異能者は同じ視線で見られ、多くの普通の人から、たとえそれが誤った行為だとしても、避けられ、迫害され、殺害され、そして憎しみの連鎖を生み出し、そこから争いが生まれるだろう。
そして、それはフェラ右衛門が証明して見せた。どうやって?
それは、こちらに来る前にフェラ右衛門が元々居た世界。そう、あの荒涼としたドアの向こうの荒れ果てた世界。
――あれは、この世界の未来だ。
ちなみに、オリジナルのドアには、その機能はなかったと思ったが、その辺りの細かい部分は気にしてはいけないらしい。
「でも…だからって…」
杏にとっては、本日二度目の絶句。
まあ、普通はそうなるよね。でも、そんな悲惨な未来でも、俺は彼女に伝えなければならなかった。
だって事前に情報があれば、準備できることだって増えるだろう?
フェラ右衛門が示した未来は確かに悲惨かもしれない。それでも、確認したわけではないが、すべての人類が死に絶えているわけではないだろう。
そして、事前に何かしらの準備ができた人間だけが生き残る。それは道理だ。
俺は杏や、自分に優しくしてくれた人を守りたい。だから伝える。これって当然だろう?
杏は決意したような瞳で、俺を見つめると、
「あたし…何にも力はないけど、結衣のこと絶対守ってあげるから!」
「…えっ?」
力強くうなずく彼女を眼前に、今度はこちらが絶句させられる番だった。
1つ目はこれから先の異能者の辿る道。そして、2つ目がこれから先の世界の辿る道。
ハッキリ言って、どちらも衝撃的な内容で何度も聞き返してしまう類の話だ。
二の句の継げない様子の杏に、
「……まぁ、病気といえば、そう……」と、話の続きをしようとする。
「どうして? ……えっ、どうしよう…えっ? それで、大丈夫なの?」
すると、こちらの言葉を遮るようには、オロオロと明らかに狼狽した声をあげる、杏。
そんな杏の取り乱した様子に、なんだか見ていて悪いことをしているような気分になりながらも、どう話したものかと思案する。
異能者はほぼ確実に「寿命が極端に短くなる」――それが、これから話そうとしている1つ目の話の内容の一部だからだ。
正直言って全然大丈夫じゃない。今だって心が折れそうだし、末期ガンを告げられた患者の心境だといっても差し支えない。
でも、この雰囲気で、いやホントダメなんだよねーなんて、泣き言は漏らせない。いまはこんなだけど、元男としての矜持だってあるからね。
ちなみに、これは【不死身】のようないわゆる不死系の異能者でも例外ではないそうだ。つまり「不死」であっても「不老」ではないのだ。
これってちょっと微妙な感じで、うまく穴を塞がれたような悪意のようなものを感じて、なんだか煮え切らない感じがする。
「あのね、杏……まだ、すぐにどうこうなるってわけじゃなくて……」
「……嘘でしょ…ヤダ、そんなの」
たぶん杏は、俺の死を望んではいない。それはそれで嬉しいのだけれども、だからこそ、この話の内容は少なくとも彼女を傷つけるであろう。
そして、こちらが話そうとする内容を察したのか、否定の言葉とともに杏は涙をその大きな瞳に浮かべる。
――そんな顔されたら話せないよ……。
なんだ、この罪悪感は。
可愛い女の子の本気の泣き顔なんて、オジサンにとってはレア物で嬉しいけど、何だかドキッとしちゃうじゃないか。
俺が悪いのか? 別にイジメているわけじゃないよ? 知っている限りの事実を伝えようとしているだけだよ?
「大丈夫だから。急にいなくなったりしないから」
「ほんと?」
とってつけたような自分の言い訳の言葉に、杏のすがるような視線を感じてそれが胸に突き刺さる。
――正直、嘘になるかもしれない。
でも、最期の時は杏のそばにいたいかな。人生で初の女の子の友達だからね。
だから、まずは杏を安心させるべく、
「うん。ほんとだよ」
と、にっこりと微笑みながら、できるだけ優しい声で話しかける。
「……うん」
……辛い。人間関係を維持するのって、こんなに辛いのか。しかも、相手が可愛い女の子なだけに、なんだか胸の奥がズキズキする。
今の状況が複雑なのもあるのかもしれないけど、一人の気楽さに比べたら雲泥の差だな……。
「……それでね。この病気にかかると…ちょっと……その…普通じゃなくなるんだ」
「普通じゃなくなる…? えっ…でも、結衣…普通だよね。あ、でも普通じゃなくても、私は平気だよ?」
いい娘だな。杏は。
でも、いきなり性転換して、強姦されて、殺されかけて、かつ住み慣れた家まで追われる状況って、普通じゃないよね……まぁ、そのまま話すつもりは無いし、実は中身はオッサンなんですって説明しても、理解してもらえないだろうからなぁ。
「あ…でも、たまにオジサン臭いときあるよね」
と、突然思い出したかのように、杏が衝撃の言葉を放つ。
なんだと、心を読まれた!? まさか杏も異能者なのか? 一生の不覚っ!?
くそっ…そんなはずは!? だが、どうしたらいいんだ?
「ぷふっ…結衣は驚ても可愛い顔だよね」
「えっ? え、あーそうかな……そんなにオジサンっぽいかな」
「冗談、冗談! だって結衣が何だか遠慮して話しにくそうにしてたから……私はもう大丈夫。ちょっとびっくりしちゃっただけだから」
「そ…そっか」
「ゴメンね。オジサンっぽいなんて言っちゃって。でも、結衣だって、こんな話して私の事を驚かせたんだからお相子だよ。だから遠慮なく続きを話して、ね」
なるほど……これは、俺が一方的に罪悪感を持たないための、彼女なりの気遣いだったのだろう。
どうでも良いがコミュ力、高すぎないか?
まぁ、オジサン臭いと言われても、ある意味当然なので謝られるのも、かえって変な気分だな。こっちとしては痛くも痒くもないよ。
「うん…それじゃ話すけど……信じてくれる?」
「信じるよ」
そして俺は杏に、伝えられる範囲での話をする。
まず、俺と性的な行為をした人間が、通常では考えられないほどの短時間のうちに死ぬこと。
次に以前、杏達を襲った男が人を操る力を持った能力者だったこと。
そして、そんな普通じゃない人間が、日常的に周囲の人間に混じって暮らしていること。
ちなみに、寿命が短くなるかもしれない件は、結局話せなかった。まあ、フェラ右衛門の情報が本当に全て正しいのかも、最終的なところはわからないからね。
杏は話を聞き終わると、
「そうなんだ……でも、信じられるかも。確かにあの時、少し変だったもんね」
催眠術と心臓発作。それが、あの事件の元々のストーリーだ。
だが、それだけでは納得できない部分はやはりある。初めから話が強引すぎるのだ。他に理由がなかったから、単にそれで納得せざるを得なかっただけなのだ。
「……それで、どうして話をしてくれたの?」
この娘は勘がいいな。
そう、話はこれで終わりではないのだ。つまり、これまでの1つ目の話の内容は、これから話す2つ目の話の内容の伏線に過ぎない。
「普通の人が、普通じゃない人たちの存在を知ったら……どう思うかな」
「……怖い……あ、でも、結衣は全然怖くないよ!」
そう。恐怖だ。力を持たない者による力を持つ者への単純な恐怖だ。
そして力を持つ者――異能者は、普通の人間よりもはるかに数が少ない。そして、そこから導き出される未来は一つだ。
――迫害と排斥、果ては殺害だ。
マイノリティはいつだって不利益を被る。それは歴史が証明している。ましてや、それらの人間が力を持っていたとしたら、それは火を見るよりも明らかだ。
ただ、自分が殺されるとなれば、殺される側だって考える。
つまり、逃げて隠れるか、それとも戦うかだ。
そして戦う方を選択した異能者だって、集まればそれなりの数と力になる。
「それで……どうなるの?」
「……戦争に、なるね」
その途端、杏の瞳は、不安と悲しみが入り混じったような色になる。
「でも、何も争わなくたって…結衣みたいな人だって……」
「うん…杏、有難う。でも、この前の変質者みたいなのもきっとたくさんいるんだよ…」
異能者だってそうじゃなくたって、誰もが仲良くなれればよい。それが理想だ。でも、それは同時に単なる理想に過ぎない。
一度でも異能者がその能力を使って、普通の人を襲えばどうなるか。そして、その事実が明るみに出たらどうなるか。
すべての異能者は同じ視線で見られ、多くの普通の人から、たとえそれが誤った行為だとしても、避けられ、迫害され、殺害され、そして憎しみの連鎖を生み出し、そこから争いが生まれるだろう。
そして、それはフェラ右衛門が証明して見せた。どうやって?
それは、こちらに来る前にフェラ右衛門が元々居た世界。そう、あの荒涼としたドアの向こうの荒れ果てた世界。
――あれは、この世界の未来だ。
ちなみに、オリジナルのドアには、その機能はなかったと思ったが、その辺りの細かい部分は気にしてはいけないらしい。
「でも…だからって…」
杏にとっては、本日二度目の絶句。
まあ、普通はそうなるよね。でも、そんな悲惨な未来でも、俺は彼女に伝えなければならなかった。
だって事前に情報があれば、準備できることだって増えるだろう?
フェラ右衛門が示した未来は確かに悲惨かもしれない。それでも、確認したわけではないが、すべての人類が死に絶えているわけではないだろう。
そして、事前に何かしらの準備ができた人間だけが生き残る。それは道理だ。
俺は杏や、自分に優しくしてくれた人を守りたい。だから伝える。これって当然だろう?
杏は決意したような瞳で、俺を見つめると、
「あたし…何にも力はないけど、結衣のこと絶対守ってあげるから!」
「…えっ?」
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