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第二章 「魔法少女は報われない」
第六十四話 「抗いがたい誘惑」
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桃色に上気した透き通るようなすべすべの肌。その張りのある瑞々しい肌の上を、玉のような汗が流れ落ちる。
ぬちゃっという音ともに、魔法少女のふっくらとした無毛の白い割れ目に、浅黒い色をした男根が無造作に差し込まれる。
そして、その侵入と同時に襲い掛かるのは、精神を直接嬲られるかのような強烈な感覚。
薄い肩は制御不能とばかりにビクビクと震え、体は弓なりに反りかえり、口の端からは溢れるように涎が零れる。
「はぅ…ぁ! あぁぁっ!? ぁあぁあっぁっ!」
「はぁはぁ…このまま……奥までいくっす」
中年男の剛直は魔法少女の未開の壁を押し広げるかのように、グイグイと奥へと進出を果たし、猪突のように秘められた最奥の扉の前へと突き進む。
その進行に伴って、魔法少女のブロンド色の髪の毛からは、神々しい光の粒子が飛び散り、そして次第にその色が褪せ失われていく。
「ひぅっ! ふぅっ! あぁあぁん! んっ! んっ!」
「こ…これはっ……変身が…解けているわけではないっすね…」
髪の毛の突然の脱色という予想外の事態に、秋彦は少しだけ戸惑う様子を見せながらも、ゆっくりと、しかし着実に欲望の塊は魔法少女の聖域を犯していく。
「……もうすぐ奥っす…ぅぅ締まるっす」
「……っ! …ぁ…っ! ……ぅ…っ!」
髪を飾る魔法少女の象徴である花のティアラはそのままに、すっかり髪の毛は元の艶のある黒色に戻り、目に涙を浮かべ、声にならない声をあげながらも、魔法少女の秘所は自らに食い込む男根に最後の抵抗を試みる。
――しかし、そのささやかな抵抗も、決して結果を生むことはなかった。
「…ぁ…っぅ…ぁ…っ…!…っ!……っ!!」
固くいきり立った男根は、抵抗空しくついに最奥の扉の前へと到達し、魔法少女の最後の穴は無情にも男の欲望によって口付けされる。
その瞬間、今まで神聖だったその存在は一気に汚されて地へと堕ち、卑猥なものへとなり下がる。
そして、魔法少女の頭を彩るパステルカラー花飾りは――――。
「くぅ…奥に当たったっす。気持ちいいっす…! ……ん? えぇっ…!?」
――――その色を真紅へと染めた。
「ふぇ……あ…秋彦しゃん…な…なんか気持ちいいですぅ…そ…そのまま中に出して…出してくだひゃい…!」
堕ちた魔法少女が、頬を紅潮させながら甘えるような声で嘆願する。
――垂れる涎はそのままに、目を涙で潤ませながら。
真紅に染まった花飾りを頭に付けた艶めかしい黒髪の美少女。
そのあまりにも卑猥な光景を目の当たりにして、秋彦の中で何かのリミッターが切れた。
次の瞬間には男根は勢いよく引き抜かれ、それを覆っていたゴムは外され、剛直が再び湿り切った少女の蜜壺へと一気に差し込まれる。
「ぁ…はぅ…! …ぅぅ! ぁ! ぅぁ! き、気持ち…いいでしゅ…!」
「こ、こんなの…エロスぎっすよ…反則っすよ……ムリっすよ、も、もう我慢できないっすよ…」
焦点の定まらない視線のまま、体をくねらせながら自ら腰を動かす魔法少女。
その目の前の魔法少女に対して、秋彦は生で挿入に至ってしまった事態への言い訳を何度も呟きながら、只々ひたすらに腰を振る。
何度も何度も打ち付けるように、執拗に、執拗に、執拗に――――。
パンパンと肉を打つ音と、もはや声にもならない魔法少女のくぐもった矯正だけが、静かだった部屋の音すべてを支配する。
「いくっす…! もう出るっす…!」
「だ…出して、出して…出しちゃてぁ…くだしゃい」
頭を大きくのけ反らせ、白い喉元を曝け出しながら、体を小刻みに痙攣させる魔法少女。
――その痴態に、我慢の限界を超えた秋彦の欲望の塊は暴発する。
次の瞬間、柔らかい子宮は男根によって押しつぶされ、魔法少女の最奥の扉からその中へと、鈴口から迸った生暖かいベットリとした精液がドロドロと注ぎ込まれる。
「くぅっ…気持ちいいっす…っ!」
「ぁ…ぁっ!…ぅあ……っ…あぁあっ! あ、あぁあ!」
魔法少女は脚をピンと突っ張ったまま、その小さな体を不自然にガクガクと震わせ、男の欲望の塊である白濁液を子宮の中へと受け入れる。
視界全体にはチカチカとした火花のような錯覚が飛び散り、今度は少しづつ白くぼんやりとその範囲を奪っていく。
そして、ズルリと引き抜かれる男根の感覚を最後に、魔法少女はそのまま意識を失い力尽きた。
あれから……どれくらい時間が経ったのだろうか。
仰向けにベッドに横になりつつ、ボーっとしながら最後の状況を思い出す。そして俺は思わず慌てて反射的に飛び起きる。
――秋彦は!? 死んだかっ!?
しかし、周りに秋彦の姿は無かった。
代わりにローテーブルには書置きとともに、現金の入った封筒が置かれていた。
そして冷えないようにと気を使ってくれたのであろう、体にかけられた毛布に今更ながら気が付く。
『ひさなん。すみませんっす。頭冷やしてきます』
封筒には諭吉さんが10名ほどいたので、とりあえずそのまま財布にスタメン入りさせておく。
――これは……どういうことだ?
確かに秋彦は中田氏だった。いや中出しだった――――全国の中田さん、すみません。
それにも関わらず、奴は死ななかった。
――まさか、能力が喪失した? 一度に得られる能力数の限界?
だが、恐らくこの能力を得ると同時に起こった性転換現象は……?
パッと自分の体を確認してみるが、小さくて華奢な手に、細く長い指。長い黒髪。胸は膨らんでいて柔らかい。ぷにぷにだ。愚息もいない。
特段変化があったようには見えない。
――まったくわけが分からない……。
念のため、洗面所の鏡を確認するが、少し不安そうな表情ではあるが、そこには相も変わらず絶世の美少女が映し出されていた。
分からないことが多過ぎる。俺の体は一体どうなってるんだ?
「……くそっ……何なんだよ…誰か教えてくれよ…今の状況をっ…!」
起こった事実に対してなすすべもなく翻弄される自分の現状に、無意識のうちに声が出る。
すると、その問いに応えるかのように、「大分まいってるみたいだな…」と、背後から声がした。
聞き覚えのあるダミ声に振り替えると、そこに奴はいた。
「……なんだ、フェラ右衛門か」
「なんだとはなんだ!?」
こちらの淡白な反応に心外そうに応じるフェラ野郎。
だって、そもそもお前の立ち位置ってそんなもんだろ? 違うのか? そうだろ?
「スマホ、見てみろ」
「えっ?」
突然の指示に間抜けな声がでる。
「ぁあ? スマホだよ。まさか売ったのか?」
いや、それを言うのなら失くしたのか? じゃないのか? さすがに、いきなり売りはしないでしょ。フェラ右衛門からもらったアイテムでも、最も重要そうなやつだからな。
でも金に困ったら売るかな……。
「おい。なんかロクでもない考え起こすなよ。マジで殺すぞ」
「あー、はいはい。ちょっとまってね」
そう言ってスマホの画面を起動すると、何やら見たことのない新しいアイコンが増えている。
「ふむ。予想通りだな」
「…ん? 何が…?」
フェラ右衛門の的を得ないような返しに首をかしげる。
「ちっ……ランクアップだよ…」
「は? ランクアップ?」
「あぁ…魔法少女ってのはな、窮地に陥ってそれを乗り越えるとランクアップするんだ」
――窮地? あぁ…窮地ね……でも、あんなんで、窮地にカウントされるのか?
こちらが不審な表情をしていると、
「コアを奪われるような、危機的な状況から生還しただろ?」と、付け足すようにフェラ右衛門。
「……そう言われれば、そうだけど…」
「まぁ、そういうわけだ」
「いや。どういうわけなんだよ。それで、なんで秋彦は死ななかったんだ?」
フェラ右衛門がその答えを知っているとは思わない。
だが、誰かにこの質問をしなければ、なんとなく落ち着かなかったのだ。
「なんだお前……知らないのか? 普通、異能は同時に2つは発動できないぞ?」
「えっ…? えぇえええぇぇぇーーーーっっっ!?」
――マジかーっ? それって知らなかったらかなりヤバかったんじゃないか?
確かに……異能を同時に2つ使用するようなシーンはなかったような気はする。
唯一、【不死身】に襲われて生き返った時だが……奪ったあいつの能力と元の能力の発動が重なる可能性については…うーむ……そもそもセックスした相手を殺す能力は射精時のみの発動で発動時間が短いからな…十分なタイムラグが取れるような気がする。
いずれにしても、フェラ右衛門の言うことが真実であるのなら、ちょっと今後の対策についても再考が必要だな。
ぬちゃっという音ともに、魔法少女のふっくらとした無毛の白い割れ目に、浅黒い色をした男根が無造作に差し込まれる。
そして、その侵入と同時に襲い掛かるのは、精神を直接嬲られるかのような強烈な感覚。
薄い肩は制御不能とばかりにビクビクと震え、体は弓なりに反りかえり、口の端からは溢れるように涎が零れる。
「はぅ…ぁ! あぁぁっ!? ぁあぁあっぁっ!」
「はぁはぁ…このまま……奥までいくっす」
中年男の剛直は魔法少女の未開の壁を押し広げるかのように、グイグイと奥へと進出を果たし、猪突のように秘められた最奥の扉の前へと突き進む。
その進行に伴って、魔法少女のブロンド色の髪の毛からは、神々しい光の粒子が飛び散り、そして次第にその色が褪せ失われていく。
「ひぅっ! ふぅっ! あぁあぁん! んっ! んっ!」
「こ…これはっ……変身が…解けているわけではないっすね…」
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「……もうすぐ奥っす…ぅぅ締まるっす」
「……っ! …ぁ…っ! ……ぅ…っ!」
髪を飾る魔法少女の象徴である花のティアラはそのままに、すっかり髪の毛は元の艶のある黒色に戻り、目に涙を浮かべ、声にならない声をあげながらも、魔法少女の秘所は自らに食い込む男根に最後の抵抗を試みる。
――しかし、そのささやかな抵抗も、決して結果を生むことはなかった。
「…ぁ…っぅ…ぁ…っ…!…っ!……っ!!」
固くいきり立った男根は、抵抗空しくついに最奥の扉の前へと到達し、魔法少女の最後の穴は無情にも男の欲望によって口付けされる。
その瞬間、今まで神聖だったその存在は一気に汚されて地へと堕ち、卑猥なものへとなり下がる。
そして、魔法少女の頭を彩るパステルカラー花飾りは――――。
「くぅ…奥に当たったっす。気持ちいいっす…! ……ん? えぇっ…!?」
――――その色を真紅へと染めた。
「ふぇ……あ…秋彦しゃん…な…なんか気持ちいいですぅ…そ…そのまま中に出して…出してくだひゃい…!」
堕ちた魔法少女が、頬を紅潮させながら甘えるような声で嘆願する。
――垂れる涎はそのままに、目を涙で潤ませながら。
真紅に染まった花飾りを頭に付けた艶めかしい黒髪の美少女。
そのあまりにも卑猥な光景を目の当たりにして、秋彦の中で何かのリミッターが切れた。
次の瞬間には男根は勢いよく引き抜かれ、それを覆っていたゴムは外され、剛直が再び湿り切った少女の蜜壺へと一気に差し込まれる。
「ぁ…はぅ…! …ぅぅ! ぁ! ぅぁ! き、気持ち…いいでしゅ…!」
「こ、こんなの…エロスぎっすよ…反則っすよ……ムリっすよ、も、もう我慢できないっすよ…」
焦点の定まらない視線のまま、体をくねらせながら自ら腰を動かす魔法少女。
その目の前の魔法少女に対して、秋彦は生で挿入に至ってしまった事態への言い訳を何度も呟きながら、只々ひたすらに腰を振る。
何度も何度も打ち付けるように、執拗に、執拗に、執拗に――――。
パンパンと肉を打つ音と、もはや声にもならない魔法少女のくぐもった矯正だけが、静かだった部屋の音すべてを支配する。
「いくっす…! もう出るっす…!」
「だ…出して、出して…出しちゃてぁ…くだしゃい」
頭を大きくのけ反らせ、白い喉元を曝け出しながら、体を小刻みに痙攣させる魔法少女。
――その痴態に、我慢の限界を超えた秋彦の欲望の塊は暴発する。
次の瞬間、柔らかい子宮は男根によって押しつぶされ、魔法少女の最奥の扉からその中へと、鈴口から迸った生暖かいベットリとした精液がドロドロと注ぎ込まれる。
「くぅっ…気持ちいいっす…っ!」
「ぁ…ぁっ!…ぅあ……っ…あぁあっ! あ、あぁあ!」
魔法少女は脚をピンと突っ張ったまま、その小さな体を不自然にガクガクと震わせ、男の欲望の塊である白濁液を子宮の中へと受け入れる。
視界全体にはチカチカとした火花のような錯覚が飛び散り、今度は少しづつ白くぼんやりとその範囲を奪っていく。
そして、ズルリと引き抜かれる男根の感覚を最後に、魔法少女はそのまま意識を失い力尽きた。
あれから……どれくらい時間が経ったのだろうか。
仰向けにベッドに横になりつつ、ボーっとしながら最後の状況を思い出す。そして俺は思わず慌てて反射的に飛び起きる。
――秋彦は!? 死んだかっ!?
しかし、周りに秋彦の姿は無かった。
代わりにローテーブルには書置きとともに、現金の入った封筒が置かれていた。
そして冷えないようにと気を使ってくれたのであろう、体にかけられた毛布に今更ながら気が付く。
『ひさなん。すみませんっす。頭冷やしてきます』
封筒には諭吉さんが10名ほどいたので、とりあえずそのまま財布にスタメン入りさせておく。
――これは……どういうことだ?
確かに秋彦は中田氏だった。いや中出しだった――――全国の中田さん、すみません。
それにも関わらず、奴は死ななかった。
――まさか、能力が喪失した? 一度に得られる能力数の限界?
だが、恐らくこの能力を得ると同時に起こった性転換現象は……?
パッと自分の体を確認してみるが、小さくて華奢な手に、細く長い指。長い黒髪。胸は膨らんでいて柔らかい。ぷにぷにだ。愚息もいない。
特段変化があったようには見えない。
――まったくわけが分からない……。
念のため、洗面所の鏡を確認するが、少し不安そうな表情ではあるが、そこには相も変わらず絶世の美少女が映し出されていた。
分からないことが多過ぎる。俺の体は一体どうなってるんだ?
「……くそっ……何なんだよ…誰か教えてくれよ…今の状況をっ…!」
起こった事実に対してなすすべもなく翻弄される自分の現状に、無意識のうちに声が出る。
すると、その問いに応えるかのように、「大分まいってるみたいだな…」と、背後から声がした。
聞き覚えのあるダミ声に振り替えると、そこに奴はいた。
「……なんだ、フェラ右衛門か」
「なんだとはなんだ!?」
こちらの淡白な反応に心外そうに応じるフェラ野郎。
だって、そもそもお前の立ち位置ってそんなもんだろ? 違うのか? そうだろ?
「スマホ、見てみろ」
「えっ?」
突然の指示に間抜けな声がでる。
「ぁあ? スマホだよ。まさか売ったのか?」
いや、それを言うのなら失くしたのか? じゃないのか? さすがに、いきなり売りはしないでしょ。フェラ右衛門からもらったアイテムでも、最も重要そうなやつだからな。
でも金に困ったら売るかな……。
「おい。なんかロクでもない考え起こすなよ。マジで殺すぞ」
「あー、はいはい。ちょっとまってね」
そう言ってスマホの画面を起動すると、何やら見たことのない新しいアイコンが増えている。
「ふむ。予想通りだな」
「…ん? 何が…?」
フェラ右衛門の的を得ないような返しに首をかしげる。
「ちっ……ランクアップだよ…」
「は? ランクアップ?」
「あぁ…魔法少女ってのはな、窮地に陥ってそれを乗り越えるとランクアップするんだ」
――窮地? あぁ…窮地ね……でも、あんなんで、窮地にカウントされるのか?
こちらが不審な表情をしていると、
「コアを奪われるような、危機的な状況から生還しただろ?」と、付け足すようにフェラ右衛門。
「……そう言われれば、そうだけど…」
「まぁ、そういうわけだ」
「いや。どういうわけなんだよ。それで、なんで秋彦は死ななかったんだ?」
フェラ右衛門がその答えを知っているとは思わない。
だが、誰かにこの質問をしなければ、なんとなく落ち着かなかったのだ。
「なんだお前……知らないのか? 普通、異能は同時に2つは発動できないぞ?」
「えっ…? えぇえええぇぇぇーーーーっっっ!?」
――マジかーっ? それって知らなかったらかなりヤバかったんじゃないか?
確かに……異能を同時に2つ使用するようなシーンはなかったような気はする。
唯一、【不死身】に襲われて生き返った時だが……奪ったあいつの能力と元の能力の発動が重なる可能性については…うーむ……そもそもセックスした相手を殺す能力は射精時のみの発動で発動時間が短いからな…十分なタイムラグが取れるような気がする。
いずれにしても、フェラ右衛門の言うことが真実であるのなら、ちょっと今後の対策についても再考が必要だな。
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