【R18】美少女転生

pizz

文字の大きさ
上 下
47 / 80
第一章 「縛りプレイはデフォルトですか?」

第四十六話 「囚われの少女」

しおりを挟む
 むき出しにされたあんの張りのある大きなおっぱいが、男の手と指によって卑猥な形に歪められる。
 この男に胸を凌辱されるのは、でも、これで3回目だ。
 今まで誰にも見られたことすらなかったのに、それが気持ち悪い男の手によって、ぐにぐにとその弾力を愉しむかのように、強く握り潰されるようにされてしまう。

「へへっ…手に収まりきらないくらいの大きさだぜ」
「……さ、触らないでっ」

 握りしめた手からあふれ出た乳輪と乳首の部分が、絞られるように厭らしく強調される。
 男が握力を緩めると乳房はぷるんと元の形に戻り、それを再び握りしめるようにぐにゅりと潰してくる。
 どんなに恐怖で顔を引きつらせても、男の手が止まることはなく、ただ乱暴に揉み潰され、次第におっぱいが赤くなるまで凌辱の限りを尽くされる。

「おい。乳首が立ってるぞ」
「……痛いだけっ!」

 興奮というよりも、強く揉まれて痛さで乳首が立ってしまっているのは事実だ。
 どうして、こんなことになってしまったのか。
 あんは、吐きそうなほどの嫌悪感を覚えながらも必死に考える。
 しかし思い出すのは、口元を歪めながら突然話しかけてきた男のニヤけ顔だけだ。
 最後に見たものはそれだけ。
 その後の記憶は全くなく、気が付いたら男の部屋で両手、両足を縛られた状態だったのだ。

「じゅる!」
「……いっぅぁ…くっ…!」

 突然、男が右胸の乳首にむしゃぶりつくように舌を這わせる。
 それだけで肩がビクンと震えて腕に力が入り、無意識にベッドのシーツを握りしめてしまう。

「むちゅ…じゅる…れろ、じゅじゅる」
「いゃ…や、めて…ぅくっ…」

 男はあんの乳首を、舌で押したり転がしたりと、まるでもてあそぶかのように愛撫する。
 本心では嫌なはずのに、ぞわっとする感覚とともに、否応なしに反応してしまう自分の乳首。
 吸い上げられたおっぱいが引き延ばされて、いびつな形をしたまま縦に持ち上げられ、ちゅぽんという音とともに、重量のあるあんの胸が重力に従いプルンと解放される。
 その後も、ちゅぱちゅぱと卑猥な音を立てながら、乳首をすすられ、あんは、あまりの恥ずかしさに涙ぐんでしまう。

「そうそう。あんちゃんに、オモチャを買ってきてあげたんだ」
「…………!」

 ちゅぱん音を立てながら咥えていた乳首を放すと、男は机の上にからそれを取り上げる。
 それは、お椀型をした吸盤のついた器具のような形状をしていて、そのお椀の中には、ちょうど真ん中の辺りにブルブルと震える怪しげな物体も見えた。
 あれをどう使うつもりなのか。あんは真っ青な顔をして、拒絶の意思を伝えるべく首を激しく左右に振る。

 しかし、男は下卑た笑いを浮かべると、
「怖がらなくても大丈夫」と言って、その器具をこちらへと近づけてくる。

 スイッチが入れられたその怪しげな器具からは、ウィーンという冷たいモーター音が聞こえてくる。
 きっとあれを自分のおっぱいに、取り付けるつもりなのだろう。

「ゆ、佑奈ゆな沙月さつきっ…助けて…お願い」

 あんは、友人である佑奈ゆな沙月さつきに助けを求める。
 あの日、ショッピングモールに三人で買い物に出かけて、一緒にこの男の部屋に連れてこられたのだ。
 しかし、いつも優しく微笑んでくれる佑奈ゆなも、ピンチの時に頼りになるしっかり者の沙月さつきも、あんの必死の呼びかけに反応を示そうとしない。
 ただ、その場に蝋人形のように固まったまま立ち尽くすのみだ。

「ぐへへ。助けを求める女の子を犯すのって、最高だよなぁ」
「い、や、やだっ! やめてっ…ほんとに」
「ぐふ。このオモチャであんちゃんは、どんな声で鳴くのかな」

 体をよじるようにして、逃げようとするが、縛られた体ではそれは全く意味をなさない。
 そして、ほとんど何も抵抗できないまま、あんの丸くて形の良いおっぱいに、カポっとバキュームの部分が取り付けられてしまう。
 その直後、お椀の中央についていたローターが、あんの乳首を右へ左へとこねくり回すように暴れまわる。

「っきゃ! いやっ! ぁああ! ヤダ、ヤダッ! ダメ、ダメっ!」
「両方ともつけないとねぇ」

 男はそう言って、あんの両胸に性器具を取り付けていく。
 お椀の中のローターが、あんの乳首をグリグリと激しく刺激し、今まで体験したことのないようなゾクゾクとした悪寒が背筋を走り抜ける。

「おもちゃでヤラれちゃうの、初めてだよね」
「ぐっ嫌っ! だ、だめっ! ヤダっ! と、止めてよっ!」
「おいおい、静かにしてくれないと困るんだよなぁ」

 再び男は刃物をちらつかせると、それを近づけるようにしてあんを脅迫する。
 何も言えなくなったあんは、ローターのグリン、グリンという動きに合わせて、肩をビクン、ビクンと震わせながら、声を殺して必死に乳首への激しい刺激に耐え続ける。

「そのまま乳首だけでイケるようにしてあげるからね」
「…………っ!」
「自分の体がどうなってしまうのか、不安でたまらないといった顔だね」

 男はそう言って笑うと、「楽しみだなぁ」と、呟いてその場を離れるかのように立ち上がる。
 このまま、おもちゃで弄り尽されると思っていたあんは、男の突然の行動に不信を覚える。
 まさか、友人の二人にも手を出すつもりだろうか。
 焦ったあんは、男を呼び止めるように声をかける。

「ど、どこにいくの?」
「腹が減ったから」

 予想しなかった返答内容に、あんは思わず絶句する。
 乳首への集中的な刺激で体はビクビクと震えてしまい、下の方だって少しずつ湿り気を帯びてきてしまっているのだ。
 ほぼ、行動を制限された自分はどうすればよいのか。

「えっ、こ、これは? どうするの?」
「あぁローター? そのままに決まってるだろ?」

 それを聞いたあんの瞳が絶望に染まる。
 このまま、こんな恥ずかしい状態のまま、ずっと放置されると考えただけで、頭の中が真っ白になりそうになる。

「そんな…っ、ぅん」
「放置されるって聞いて、感じた? あんちゃんはマゾなんだね」
「ち、違うっ!」
「さて、どうかな」

 意味深な言葉を投げかけたまま、男は台所へと向かうと、そのまま棚にあったスナック菓子を取り出しボリボリと食べ始める。
 そして、それを手に持ったまま、椅子に座るとあんの体を舐めるように眺める。

「だ、ダメっ…見ないで」
「だってあんちゃん、可愛いからなぁ……あれれ? もう下の方も濡れてきちゃった?」
「~~~~~っ!」
「パンツの真ん中に、ちょっと染みができちゃってるねぇ」

 あんの必死のお願いにも関わらず、男は足元の方へと回ると、無理やり開脚されたあんの股へと視線を注ぐ。

 ――そして、次の瞬間。

 男の指先がグリッとショーツの染みの部分へと押し付けられる。

「ひぅっ!」
「あーあ。やっぱり濡れちゃってるよ」

 グリグリと男の指先が、股の染みの部分へと食い込んでくる。
 薄い布一枚を隔てただけの状態で、男に自分の性器が触られてしまっていることに、あんは嫌悪感と同時に恐怖を感じる。

「この状態で、どこまで指って入るのかなぁ」
「や、やめてっ…」

 容赦なく突き立てられた男の指が、ショーツの上から強引にあんのワレメを押し開いていく。
 そしてそのまま、ズブズブと膣口に向けて、ぷっくりとした秘裂を押しのけ、体の中へと侵入を開始する。
 必死に脚を閉じようとしても、しっかりと固定されているためそれは無駄な行為だ。

「お願いだから……痛くしないで…」

 あんはただ、涙ながらにそう訴えるしか他に手段がなかった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

正妃に選ばれましたが、妊娠しないのでいらないようです。

ララ
恋愛
正妃として選ばれた私。 しかし一向に妊娠しない私を見て、側妃が選ばれる。 最低最悪な悪女が。

押し倒されたら異世界で聖女になってました。何故か勇者な彼に邪険にされるわ魔王に求婚されるわでうまく行きません(>_<)★本編+後日談完結★

monaka
ファンタジー
現在後日談更新中!! この物語は友人と異世界へ飛ばされ自分だけ女の子になってしまった主役が友人を振り向かせるために奮闘しつつも世界を救う旅に出るお話。 無自覚たらしの主役には自然と周りの男性達も翻弄され……まさかの魔王まで?? というゆるゆるTS恋愛ファンタジーでございます。 10万字ちょいで完結。全47話。 BL要素を含みますがTSしてるのでどちらかといえば精神的BL? 作者は女性向けとして書いたつもりなのにツイッターでアンケを取った結果は半々でした。 男性も女性もとにかくまずは読んでみてねっ! 素敵な表紙は漫画家の茂泉しぽん先生の御厚意で頂いた物です! ありがたし! ★この作品は小説家になろうにも掲載しております。 ファンタジーランキング最高57位! HOTランキング最高54位! 皆様有難うございます!! ヽ(=´▽`=)ノ

完結 お飾り正妃も都合よい側妃もお断りします!

音爽(ネソウ)
恋愛
正妃サハンナと側妃アルメス、互いに支え合い国の為に働く……なんて言うのは幻想だ。 頭の緩い正妃は遊び惚け、側妃にばかりしわ寄せがくる。 都合良く働くだけの側妃は疑問をもちはじめた、だがやがて心労が重なり不慮の事故で儚くなった。 「ああどうして私は幸せになれなかったのだろう」 断末魔に涙した彼女は……

雷雪ちゃんはTSっ娘〜FTMの雌堕ちえちえち録!〜

たかしクランベリー
恋愛
ふん。メス堕ち度たったの10万、雑魚TSっ娘ね。 ……10分後。メス堕ち度100万、まぁまぁね。 ……30分後。メス堕ち度3000万!? 何なのよ! 簡単さ。特別な課金やギフトコードはいらない。 新規読者になるだけ! この作品はタイトル通り、 転生TSっ娘が即落ちでイチャイチャえちえちな 尊いTSライフを送る。 そんな感じの ドタバタエロコメディ(R18)なんだ。 超暴力系転生TSっ娘×TSっ娘分からせたい系男子 この2人から始まる 異世界えちえち青春の結末とはッ!! ご注意 ♦︎エロシーン回には【♡】マークを付与します。 ※♡マークは付与効果を解除する効果を受けない。 ♦︎主人公以外のサブキャラストーリーには 【】を付与します。(例・【○○○(○○○)】) ♦︎本作は連作短編型の長編となります。 ですから、各話のタイトルが特殊です。 (例・○○○〜どうなるのか) ♦︎作者はTS皮モノが大好きです。 おかげで性癖も皺くちゃです。 ♦︎転生TSっ娘は界隈にてTS味が 薄いとされてますが、 全力でTS味を濃くしてく予定です。 ◆キャラ設定資料にて、 キャラクターのイメージの 参考画像として ももいろね式美少女メーカーを 非営利目的で使用しています。 注意されたらキャラ紹介〜part1〜を 修正いたします。

TSしたら異能系の学園に転入する羽目になりました。

邑真津永世
ファンタジー
 平凡な生活を送るブラック企業勤めのリーマン主人公の⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎は、突如として現れた通り魔に刺されてしまった。  意識が遠のく中、自身の念願である異世界転生という最高のご褒美を勝ち取る………………。  なーんて、俺の人生に甘いことは起きるはずもなく、実は幼児体型(見た目は銀髪短髪碧眼ロリの完璧美少女)に変わってしまっていました。  妖怪変化もびっくりなこの状況、一体どうしてくれるんですか?俺はここから帰ることができるんですかっ!?  ………………え?幼児体型になったからにはここから返すわけにはいかなくなった……?  どういう文脈で返すわけにはいかなくなったのかは不明だが、俺はもう二度と同じ生活を送ることはできないらしい。  …………俺に元々拒否権なんて存在しないようだ。  新たな人生の門出、それはあまりにも悲しく、非条理の極みであり……甘酸っぱいものとは程遠い、異能を強化するための特別機関……[大日本帝国第一王朝異能学園]に放り込まれてしまいました。  一体全体どうなってしまうんだ、俺の人生ってやつは!?  当惑の渦から抜け出せずにいる俺は、楽観をすることなく望もうとするが、様々な困難(勘違い)が自分を襲いかかってくる。  もう俺、人生諦めてもいいですか……?なんて言えるはずもなく、徐々に戦いの中に身を投じるのみであった。 ※注釈※  (見た目は銀髪短髪碧眼ロリの完璧美少女で、中身は元ブラック企業勤めリーマンのおっさんです)

漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?

みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。 なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。 身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。 一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。 ……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ? ※他サイトでも掲載しています。 ※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。

【R18】ガイノイドになり方ガイド

ジャン・幸田
SF
 ロボットが一般的に普及した近未来。そのロボットのなかには人間が内蔵されたものがあった。ここでは、ある少女がガイノイドになる体験談を掲載します。 *R18は保険です。機械と人間が融合するような作品に嫌悪感を感じる方は回避してください。

私は私で勝手に生きていきますから、どうぞご自由にお捨てになってください。

木山楽斗
恋愛
伯爵令嬢であるアルティリアは、婚約者からある日突然婚約破棄を告げられた。 彼はアルティリアが上から目線だと批判して、自らの妻として相応しくないと判断したのだ。 それに対して不満を述べたアルティリアだったが、婚約者の意思は固かった。こうして彼女は、理不尽に婚約を破棄されてしまったのである。 そのことに関して、アルティリアは実の父親から責められることになった。 公にはなっていないが、彼女は妾の子であり、家での扱いも悪かったのだ。 そのような環境で父親から責められたアルティリアの我慢は限界であった。伯爵家に必要ない。そう言われたアルティリアは父親に告げた。 「私は私で勝手に生きていきますから、どうぞご自由にお捨てになってください。私はそれで構いません」 こうしてアルティリアは、新たなる人生を送ることになった。 彼女は伯爵家のしがらみから解放されて、自由な人生を送ることになったのである。 同時に彼女を虐げていた者達は、その報いを受けることになった。彼らはアルティリアだけではなく様々な人から恨みを買っており、その立場というものは盤石なものではなかったのだ。

処理中です...