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邂逅
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焼けるような痛みが両の耳からずんずんと重く響く。
首筋は生温かくべっとり濡れている。耳から垂れる血をそのままにしているせいだ。
「――…っ、はぁ……ハァ……ッ!」
ヒューレシアは必死に駆けていた。
打たれた傷は相変わらず激痛をもたらしてくるが、ピアスを外したことで主人のもとに警報が行っただろう。ぐずぐずしていれば異常に気づいた主人が使用人を連れてやって来る。その前に屋敷を出なければと、ヒューレシアは歯を食いしばり痛みに耐え、根性で敷地を抜け出してきた。
とは言え、どこに向かえばいいかは分からない。人目につかないようにだけを考えてただ懸命に走った。
建物の影に隠れ、人気の少ない路地を通り、そうして町も抜けヒューレシアはいつの間にか森の中を走っていた。
ヒューレシアがいた町の付近には大きな山があり、その麓には緑の海――果てしなく広がる森があった。自分がいるのはその樹海だ。
どこまで続くのかという規模の広大な樹海だが、現在どのあたりにいるのだろう? 町を出てからどこをどう向かったのか記憶にないし、一体どれだけの時間走り続けていたのか検討もつかない。ただ行かねばという気持ちが逸り、時間の感覚を鈍くしていた。
鬱蒼と生い茂る木々の間を縫うようにヒューレシアは裸足のまま駆け行く。
素足で整備されていない獣道を走るのは辛く、細かな枝や石がヒューレシアの足を傷つけ少しずつ足を重くする。
満身創痍、最早どこが痛いのかさえ分からなくなってきた。
靴があれば良かったのだが、奴隷は裸足で充分とこの六年間靴なんて履かせてもらったことがない。真冬に雪道を歩かされて凍傷になりかけたあの時に比べればまだ――……
「――――っゔあ!」
草に埋もれたところに一つ頭を出していた石につま先を思い切りぶつけてしまい、ヒューレシアは地面を滑るように転んだ。元々あった傷に塩を塗り込むように新しい擦り傷が加わり、じくじくと身体中が疼いた。
石に当たったつま先に感覚がない。のっそりとした動作で頭を起こし足元の方を見れば、右足の爪が衝撃で割れ、そこから赤いものが滲み出ていた。
全体的にヒューレシアが負ったダメージは重く、加えて体力も限界だ。蓄積された疲労が思考を鈍くさせる。もうこのまま眠ってしまいたい……
だがここがどこなのか、町からどれだけ離れられたのかが分からない以上眠ることはできない。もしかしたら主人が追手を出し自分を探しているかもしれないし、それがもう自分の近くにまで迫っていたら……?
――――捕まりたくない、戻りたくない!
だから、自分に鞭を打ってでも軋む体を起こすしかなかった。
ゆらゆらと立ち上がり息も絶え絶えに片足を引き摺り、木の幹を支えに手をつきながら進む。手をついたそれは太くなく、枝に細長い葉をつける針葉樹。ほのかに湿った感触がした。
森の中は暗く、行く先は霧がかって見える。そのせいで先がどのようになっているか不明瞭にさせていた。
ヒューレシアのいる樹海には『濃霧の森』と呼ばれる場所がある。樹海の奥深くにある年中濃い霧に覆われているそこは、一度足を踏み入れれば帰るのが難しい迷いの森となっており毎年行方不明者が出ている程。そこを越えた更に奥には外界との交流を一切しない幻の狩猟民族がいるらしいが詳細は未だ伝わっていない。
ある時森の踏破を目指し十数名で森に入った探検家の集団がいたが、帰還したのはその半数以下の人間だった。奇跡的に生還した者たちの話によれば、天然の迷宮にパニックを起こしたリーダーが発狂してしまったのをきっかけにメンバーが散り散りとなってしまい、唯一冷静さを保てた数人だけが森を抜ける事が出来た。方向感覚を失わせるほどの濃霧と、それにより光の差さない場所となった森の闇が人を恐慌状態に陥らせてしまうのだという。
そして……不気味ほどの静寂さだ。このまま進むのをつい躊躇いそうになる。段々濃くなる霧にヒューレシアは例の森に近づいてしまったのかと考えた。
そういえば獣や鳥の鳴き声さえも聞こえない。夜も近いせいだろうか? 陽が落ちれば、昼間に活動する動物たちは巣に帰り入れ替わるように夜行性の獣たちが姿を見せる頃だ。
……もし、今獣に出会っても逃げるなんて到底無理だ。どこか身を潜められる場所を探そう。ついでに火を起こせるようなものがあればいいのだが。
亀並に遅い歩みで進み続け、やがて見える森の様子に変化が見られた。
森の空気が水気を帯びた冷んやりとしたものに変わり、耳を澄ませば微かに水の音が聞こえる。踏みしめる地面も雨降り後のように柔らかい。
苔がびっしりとついた大きな岩が地面に半分埋まっていたり転がっていたり、アーチのようにひん曲がった広葉樹もある。
霧は行く先を覆い隠し、暗闇が森を支配している。
ヒューレシアは苔むした岩に足を乗せ途切れた道の先を恐る恐る覗き込んだ。
高さほんの一メートル、その下には小川が流れていた。ヒューレシアの耳に届いたせせらぎはここが発信源のようだ。
「……ぉ、みず……」
酷く掠れた声。ずっと走り続け、その前は仕置きされていたからずっと水分を口にしていない。目の前を流れる水に乾いた喉がごくりと唸る。
汗や血で汚れた身体も洗い流したい……。ヒューレシアはそこを降りる事にした。
滑らないようゆっくりと身を屈めて膝をつき、そろりと足を下ろす。
その時背後でガサリと草木が揺れ、ヒューレシアはビクリと肩を震わせた。
風でも吹いたのか? だが音はまだガサガサと続いている。
暗い森での物音はやけに不気味に響く。何かがいるんだろう、そう思ったが不意の物音に恐怖して身体が動かない。下りようとしている体勢のまま、ヒューレシアは何かが現れる瞬間息を呑んだ。
草影から顔を出したのは熊だった。
闇に紛れて見逃してしまいそうな濃茶の毛並みに円で凶暴さを秘めた大きな瞳。二メートル以上はあろう立派な体躯。
熊はしっかりとその目にヒューレシアを捕らえていた。
「……ぁ、あ……」
野生の熊が持つ迫力に言葉が出ない。口は声にならない声を漏らし、身体ががくがくと震え始める。
脳が警鐘を鳴らす、逃げろと。だが、ヒューレシアの残る体力と疲労を考えると逃げられないのは明白だった。
――食われる。熊に襲われて惨たらしく死ぬ。
熊が草影から更に身を乗り出す。近づく恐怖に小さな悲鳴が零れ出る。そのタイミングで膝が苔で滑りヒューレシアはバランスを崩した。
後ろへ重心が傾き、足が水に触れお尻背中の順に小川へと落水する。ぱしゃんっと飛沫が上がり、顔に雫が落ちてきた。
浅い川であったのが幸いか。ヒューレシアの身体は耳の下あたりまで浸かっている。深い川だったら身体が沈み溺れるところだった。
(つめたくて……きもちいい……)
仰向けとなったヒューレシアの半身を沈める冷たい水に意識を奪われ、恐怖していた心が落ち着きを取り戻していく。川のせせらぎが怖れを解し、水が身体にすぅっと浸透する感覚には心地良さがあった。小石のごつごつ感はあるが気にならない。
震えはもう消えていた。熊が自分を見下ろしているのが分かっても、もう怖くはなかった。
だからだろうか、急激な眠たさを感じた。視界がぼやけ、微睡みが襲ってくる。
(もう、いいか……疲れたし……)
今日を無事乗り越えても、行く宛のない流浪は明日も続く。この濃霧の森を彷徨い歩いたところで、そんな場所に故郷があるとは思えない。せめて記憶があれば良かったのに――――
ばしゃんと水音がする。熊も降りてきたのだろう。
横に目を向けると熊の足が見えた。太く逞しい足つきだ。
(せめて、あの男の子の名前だけでも思い出したかった……)
蘇った記憶のかけらの中にいた黒髪の少年。とても大切な存在だった……。
微睡む思考の中、ヒューレシアは視線を上へやる。熊の瞳とは違う、漆黒の瞳とぶつかった。
それは愛おしいものを見るような柔らかい目つきをしていた。黒曜石のような双眸がヒューレシアを見下ろす。
(熊が、……なぜ、そんな目で私を見て……?)
やがて限界が訪れ、ヒューレシアの意識はぷつりと途絶えた。
暗く霧に包まれた森の中、さらさらと流れる川のせせらぎ以外に聞こえる音はない。
そこへぱしゃ……と控えめな水音が加わる。熊が動きヒューレシアへと手を伸ばす。
そばに膝をつき熊は彼女の頬へと触れた。
幼さのある顔は薄汚れているが、肌はきめ細やかでハリがある。両の耳朶が歪な形をしてそこから赤い血が川の水に混じり流れていく。純白とは程遠い白の衣から伸びる手足は傷だらけで、右足の先に至っては爪が全て割れ痛々しげだった。
熊は慈しむような手つきで彼女の頬を撫で……そこへぽたりと水滴が落ちる。
それと同時に誰かの嗚咽が水の音に混じって聞こえ始めた。
「……っ……く」
肩を震わせていたのは、熊――の毛皮を被った男。
男は震える唇から嗚咽とともにある言葉を漏らす。
――――ヒューシャ。
そう呟き、毛皮を取った男の髪は黒色だった。
首筋は生温かくべっとり濡れている。耳から垂れる血をそのままにしているせいだ。
「――…っ、はぁ……ハァ……ッ!」
ヒューレシアは必死に駆けていた。
打たれた傷は相変わらず激痛をもたらしてくるが、ピアスを外したことで主人のもとに警報が行っただろう。ぐずぐずしていれば異常に気づいた主人が使用人を連れてやって来る。その前に屋敷を出なければと、ヒューレシアは歯を食いしばり痛みに耐え、根性で敷地を抜け出してきた。
とは言え、どこに向かえばいいかは分からない。人目につかないようにだけを考えてただ懸命に走った。
建物の影に隠れ、人気の少ない路地を通り、そうして町も抜けヒューレシアはいつの間にか森の中を走っていた。
ヒューレシアがいた町の付近には大きな山があり、その麓には緑の海――果てしなく広がる森があった。自分がいるのはその樹海だ。
どこまで続くのかという規模の広大な樹海だが、現在どのあたりにいるのだろう? 町を出てからどこをどう向かったのか記憶にないし、一体どれだけの時間走り続けていたのか検討もつかない。ただ行かねばという気持ちが逸り、時間の感覚を鈍くしていた。
鬱蒼と生い茂る木々の間を縫うようにヒューレシアは裸足のまま駆け行く。
素足で整備されていない獣道を走るのは辛く、細かな枝や石がヒューレシアの足を傷つけ少しずつ足を重くする。
満身創痍、最早どこが痛いのかさえ分からなくなってきた。
靴があれば良かったのだが、奴隷は裸足で充分とこの六年間靴なんて履かせてもらったことがない。真冬に雪道を歩かされて凍傷になりかけたあの時に比べればまだ――……
「――――っゔあ!」
草に埋もれたところに一つ頭を出していた石につま先を思い切りぶつけてしまい、ヒューレシアは地面を滑るように転んだ。元々あった傷に塩を塗り込むように新しい擦り傷が加わり、じくじくと身体中が疼いた。
石に当たったつま先に感覚がない。のっそりとした動作で頭を起こし足元の方を見れば、右足の爪が衝撃で割れ、そこから赤いものが滲み出ていた。
全体的にヒューレシアが負ったダメージは重く、加えて体力も限界だ。蓄積された疲労が思考を鈍くさせる。もうこのまま眠ってしまいたい……
だがここがどこなのか、町からどれだけ離れられたのかが分からない以上眠ることはできない。もしかしたら主人が追手を出し自分を探しているかもしれないし、それがもう自分の近くにまで迫っていたら……?
――――捕まりたくない、戻りたくない!
だから、自分に鞭を打ってでも軋む体を起こすしかなかった。
ゆらゆらと立ち上がり息も絶え絶えに片足を引き摺り、木の幹を支えに手をつきながら進む。手をついたそれは太くなく、枝に細長い葉をつける針葉樹。ほのかに湿った感触がした。
森の中は暗く、行く先は霧がかって見える。そのせいで先がどのようになっているか不明瞭にさせていた。
ヒューレシアのいる樹海には『濃霧の森』と呼ばれる場所がある。樹海の奥深くにある年中濃い霧に覆われているそこは、一度足を踏み入れれば帰るのが難しい迷いの森となっており毎年行方不明者が出ている程。そこを越えた更に奥には外界との交流を一切しない幻の狩猟民族がいるらしいが詳細は未だ伝わっていない。
ある時森の踏破を目指し十数名で森に入った探検家の集団がいたが、帰還したのはその半数以下の人間だった。奇跡的に生還した者たちの話によれば、天然の迷宮にパニックを起こしたリーダーが発狂してしまったのをきっかけにメンバーが散り散りとなってしまい、唯一冷静さを保てた数人だけが森を抜ける事が出来た。方向感覚を失わせるほどの濃霧と、それにより光の差さない場所となった森の闇が人を恐慌状態に陥らせてしまうのだという。
そして……不気味ほどの静寂さだ。このまま進むのをつい躊躇いそうになる。段々濃くなる霧にヒューレシアは例の森に近づいてしまったのかと考えた。
そういえば獣や鳥の鳴き声さえも聞こえない。夜も近いせいだろうか? 陽が落ちれば、昼間に活動する動物たちは巣に帰り入れ替わるように夜行性の獣たちが姿を見せる頃だ。
……もし、今獣に出会っても逃げるなんて到底無理だ。どこか身を潜められる場所を探そう。ついでに火を起こせるようなものがあればいいのだが。
亀並に遅い歩みで進み続け、やがて見える森の様子に変化が見られた。
森の空気が水気を帯びた冷んやりとしたものに変わり、耳を澄ませば微かに水の音が聞こえる。踏みしめる地面も雨降り後のように柔らかい。
苔がびっしりとついた大きな岩が地面に半分埋まっていたり転がっていたり、アーチのようにひん曲がった広葉樹もある。
霧は行く先を覆い隠し、暗闇が森を支配している。
ヒューレシアは苔むした岩に足を乗せ途切れた道の先を恐る恐る覗き込んだ。
高さほんの一メートル、その下には小川が流れていた。ヒューレシアの耳に届いたせせらぎはここが発信源のようだ。
「……ぉ、みず……」
酷く掠れた声。ずっと走り続け、その前は仕置きされていたからずっと水分を口にしていない。目の前を流れる水に乾いた喉がごくりと唸る。
汗や血で汚れた身体も洗い流したい……。ヒューレシアはそこを降りる事にした。
滑らないようゆっくりと身を屈めて膝をつき、そろりと足を下ろす。
その時背後でガサリと草木が揺れ、ヒューレシアはビクリと肩を震わせた。
風でも吹いたのか? だが音はまだガサガサと続いている。
暗い森での物音はやけに不気味に響く。何かがいるんだろう、そう思ったが不意の物音に恐怖して身体が動かない。下りようとしている体勢のまま、ヒューレシアは何かが現れる瞬間息を呑んだ。
草影から顔を出したのは熊だった。
闇に紛れて見逃してしまいそうな濃茶の毛並みに円で凶暴さを秘めた大きな瞳。二メートル以上はあろう立派な体躯。
熊はしっかりとその目にヒューレシアを捕らえていた。
「……ぁ、あ……」
野生の熊が持つ迫力に言葉が出ない。口は声にならない声を漏らし、身体ががくがくと震え始める。
脳が警鐘を鳴らす、逃げろと。だが、ヒューレシアの残る体力と疲労を考えると逃げられないのは明白だった。
――食われる。熊に襲われて惨たらしく死ぬ。
熊が草影から更に身を乗り出す。近づく恐怖に小さな悲鳴が零れ出る。そのタイミングで膝が苔で滑りヒューレシアはバランスを崩した。
後ろへ重心が傾き、足が水に触れお尻背中の順に小川へと落水する。ぱしゃんっと飛沫が上がり、顔に雫が落ちてきた。
浅い川であったのが幸いか。ヒューレシアの身体は耳の下あたりまで浸かっている。深い川だったら身体が沈み溺れるところだった。
(つめたくて……きもちいい……)
仰向けとなったヒューレシアの半身を沈める冷たい水に意識を奪われ、恐怖していた心が落ち着きを取り戻していく。川のせせらぎが怖れを解し、水が身体にすぅっと浸透する感覚には心地良さがあった。小石のごつごつ感はあるが気にならない。
震えはもう消えていた。熊が自分を見下ろしているのが分かっても、もう怖くはなかった。
だからだろうか、急激な眠たさを感じた。視界がぼやけ、微睡みが襲ってくる。
(もう、いいか……疲れたし……)
今日を無事乗り越えても、行く宛のない流浪は明日も続く。この濃霧の森を彷徨い歩いたところで、そんな場所に故郷があるとは思えない。せめて記憶があれば良かったのに――――
ばしゃんと水音がする。熊も降りてきたのだろう。
横に目を向けると熊の足が見えた。太く逞しい足つきだ。
(せめて、あの男の子の名前だけでも思い出したかった……)
蘇った記憶のかけらの中にいた黒髪の少年。とても大切な存在だった……。
微睡む思考の中、ヒューレシアは視線を上へやる。熊の瞳とは違う、漆黒の瞳とぶつかった。
それは愛おしいものを見るような柔らかい目つきをしていた。黒曜石のような双眸がヒューレシアを見下ろす。
(熊が、……なぜ、そんな目で私を見て……?)
やがて限界が訪れ、ヒューレシアの意識はぷつりと途絶えた。
暗く霧に包まれた森の中、さらさらと流れる川のせせらぎ以外に聞こえる音はない。
そこへぱしゃ……と控えめな水音が加わる。熊が動きヒューレシアへと手を伸ばす。
そばに膝をつき熊は彼女の頬へと触れた。
幼さのある顔は薄汚れているが、肌はきめ細やかでハリがある。両の耳朶が歪な形をしてそこから赤い血が川の水に混じり流れていく。純白とは程遠い白の衣から伸びる手足は傷だらけで、右足の先に至っては爪が全て割れ痛々しげだった。
熊は慈しむような手つきで彼女の頬を撫で……そこへぽたりと水滴が落ちる。
それと同時に誰かの嗚咽が水の音に混じって聞こえ始めた。
「……っ……く」
肩を震わせていたのは、熊――の毛皮を被った男。
男は震える唇から嗚咽とともにある言葉を漏らす。
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