22 / 40
【番外編・カルヴァンとの恋愛エンディング】
01 カルヴァンに助けを求める
しおりを挟む
--もしも、物語の途中で、メアリーがカルヴァンに助けを求めていたら……?
**
死にたくない、でもどうしたらいいのか分からない。
一人で悩んで苦しんだ結果、メアリーは最後の手段を使うことを決めた。タイミングよく、自室の扉がノックされ、カルヴァンが顔を出した。
(ちょうど良かったわ)
メアリーは笑顔を浮かべながら「お兄様」と駆け寄ると、カルヴァンの腕を引き、部屋の中へと入るように誘った。メイドのラナの姿はない。二人きりの部屋の中で、メアリーはわざとらしくため息をついた。
「どうした、メアリー?」
骨ばった大きな手が、メアリーの頭を優しくなでる。
「お兄様、私との取引覚えていますか?」
カルヴァンは、「何だったかな?」と言いながらメアリーの毛先を指で揺らしてあそんでいる。
「もし、私が貴方をお兄様と慕ったら、私を助けてくれるというお話です」
「ああ、それのことか」
「ハロルド殿下に命を狙われました」
毛先に触れるカルヴァンの指がピタリと止まり、険しい目つきになる。
「お兄様、私を助けてください」
「うむ……」
そう言ったきり、カルヴァンは黙り込んでしまった。
(私を助けるなんてウソだったのね。すぐに別の方法を探さないと)
カルヴァンに背を向けると、メアリーは腕をつかまれくるりと元の位置に戻された。
「何ですか?」
もうカルヴァンと兄妹ごっこをして遊んでいる場合ではない。メアリーが睨みつけると、素早く腰に手をまわされ、唇を無理やり奪われた。
「!?」
逃げ出そうとカルヴァンの胸板を本気で殴りつけたが、ビクともしない。ゆっくりと名残惜しそうに唇を離したカルヴァンは爽やかに微笑んだ。
「妹が可愛くて仕方なかったのにな。もう少し遊んでいたかったが、貴女の命が危ないのなら仕方がない」
「何を!?」
「ハロルド殿下が貴女の命を狙う理由は、貴女が貴族派に属するノーヴァン伯爵の娘だからだ。貴族派は王家の権力をそぎ落として形式だけのものにしたがっている。そんな伯爵家から、聖女が誕生したら面倒だろう? ただでさえノーヴァン伯爵家からは、ルーフォスが聖騎士に選ばれているのに」
カルヴァンの言うことが本当なら、メアリーは何も悪くない。ただ、聖女候補に選ばれただけでハロルドに命を狙われていることになる。
「だったら、私が聖女候補をやめれば良いのですか?」
カルヴァンは首を振った。
「例え聖女候補をやめても、聖なる力が強い貴女が、どこかの貴族派と結婚して子どもを産んだら厄介だ。聖なる力は必ずしも遺伝しないが、貴女が次期聖女や聖騎士の母になる可能性は捨てきれない」
「そういうことなら、私はどこかに身を隠すしか生き残る方法がないのですね……。その手引きをしてくださいますか?」
「いや、隠れる必要はない」
カルヴァンは床に片膝を突くと、メアリーの手を取った。
「私と結婚しよう」
爽やかな笑みを浮かべるカルヴァンを見て、メアリーの口から「はぁ!?」と間抜けな声が出た。
「私は殿下の腹心だ。そんな私が聖なる力の強い貴女を娶ったら、殿下にも利益がある。貴女に利用価値が出てくる、ということだ」
「それは……そうかもしれませんが……」
「何か問題でも?」
不思議そうなカルヴァンに、メアリーは頬を引きつらせた。
「いくら生き残るための偽装結婚とはいえ、私はカルヴァン様のように女性遊びの激しい方と一緒に暮らすのは嫌です」
カルヴァンの妻というだけで、カルヴァンが遊んだ女性達から嫌がらせを受けるのは目に見えている。一生そんな目にあうくらいなら、遠い土地で隠れて暮らした方がまだマシだ。
「まさか、私が振られるとは」
「では、これで」
メアリーがさっとカルヴァンから離れようとすると、カルヴァンに後ろから抱きしめられた。
「ひどいなメアリー。君の兄になってから、全ての女性と関係を切ったのに?」
「は、はぁ……?」
正直『だから、どうした?』と言いたい。
「可愛い妹に嫌われないように、これでも陰ながら努力をしていたんだ。それに……」
カルヴァンはメアリーの髪に頬ずりした。カルヴァンの息がかかり、くすぐったいような不思議な感覚がする。
「真実の愛に勝るものはない」
「お兄様は、真実の愛なんてないって言ってましたよ?」
逞しい腕の中が居心地悪く、身じろぎしながら抗議をすると、メアリーの頭の上でクスッと笑う声がした。
「男女間にはなかったが、私と貴女の兄妹間にはあったようだ」
「そうなのですか? 私は気が付きませんでした」
メアリーがなんとか逃げそうと、必死に肘鉄を食らわせても、カルヴァンは離す気配がない。
「だから、私たちの作る夫婦間にも、きっと真実の愛はあるだろう」
「私は、そのような危険な賭けには出たくありません!」
「メアリー」
低い声が楽しそうに語りかけてきた。
「ハロルド殿下に殺されるか、ここで私に無理やり手酷く抱かれるか、それとも私と夫婦になって真実の愛を育むか、どれがいい?」
選びたい選択肢がひとつもない。メアリーは悩みに悩んだ末に、一番マシな選択肢を選んだ。
「さ、三番で……」
「嬉しいよ、メアリー。すぐにでも式をあげよう。新婚旅行はどこに行きたい?」
首筋にキスを落としながらうっとりと囁くカルヴァンの声を聞いて、メアリーは思った。
(兄妹ごっこをしようと言われた時から思っていたけど、やっぱり、この人、普通じゃない……)
ただ、本当は誰よりも真実の愛を求めていたカルヴァンに、予想外に一途にただただ溺愛される幸せな結婚生活が待っていることを、この時のメアリーはまだ知らなかった。
**
死にたくない、でもどうしたらいいのか分からない。
一人で悩んで苦しんだ結果、メアリーは最後の手段を使うことを決めた。タイミングよく、自室の扉がノックされ、カルヴァンが顔を出した。
(ちょうど良かったわ)
メアリーは笑顔を浮かべながら「お兄様」と駆け寄ると、カルヴァンの腕を引き、部屋の中へと入るように誘った。メイドのラナの姿はない。二人きりの部屋の中で、メアリーはわざとらしくため息をついた。
「どうした、メアリー?」
骨ばった大きな手が、メアリーの頭を優しくなでる。
「お兄様、私との取引覚えていますか?」
カルヴァンは、「何だったかな?」と言いながらメアリーの毛先を指で揺らしてあそんでいる。
「もし、私が貴方をお兄様と慕ったら、私を助けてくれるというお話です」
「ああ、それのことか」
「ハロルド殿下に命を狙われました」
毛先に触れるカルヴァンの指がピタリと止まり、険しい目つきになる。
「お兄様、私を助けてください」
「うむ……」
そう言ったきり、カルヴァンは黙り込んでしまった。
(私を助けるなんてウソだったのね。すぐに別の方法を探さないと)
カルヴァンに背を向けると、メアリーは腕をつかまれくるりと元の位置に戻された。
「何ですか?」
もうカルヴァンと兄妹ごっこをして遊んでいる場合ではない。メアリーが睨みつけると、素早く腰に手をまわされ、唇を無理やり奪われた。
「!?」
逃げ出そうとカルヴァンの胸板を本気で殴りつけたが、ビクともしない。ゆっくりと名残惜しそうに唇を離したカルヴァンは爽やかに微笑んだ。
「妹が可愛くて仕方なかったのにな。もう少し遊んでいたかったが、貴女の命が危ないのなら仕方がない」
「何を!?」
「ハロルド殿下が貴女の命を狙う理由は、貴女が貴族派に属するノーヴァン伯爵の娘だからだ。貴族派は王家の権力をそぎ落として形式だけのものにしたがっている。そんな伯爵家から、聖女が誕生したら面倒だろう? ただでさえノーヴァン伯爵家からは、ルーフォスが聖騎士に選ばれているのに」
カルヴァンの言うことが本当なら、メアリーは何も悪くない。ただ、聖女候補に選ばれただけでハロルドに命を狙われていることになる。
「だったら、私が聖女候補をやめれば良いのですか?」
カルヴァンは首を振った。
「例え聖女候補をやめても、聖なる力が強い貴女が、どこかの貴族派と結婚して子どもを産んだら厄介だ。聖なる力は必ずしも遺伝しないが、貴女が次期聖女や聖騎士の母になる可能性は捨てきれない」
「そういうことなら、私はどこかに身を隠すしか生き残る方法がないのですね……。その手引きをしてくださいますか?」
「いや、隠れる必要はない」
カルヴァンは床に片膝を突くと、メアリーの手を取った。
「私と結婚しよう」
爽やかな笑みを浮かべるカルヴァンを見て、メアリーの口から「はぁ!?」と間抜けな声が出た。
「私は殿下の腹心だ。そんな私が聖なる力の強い貴女を娶ったら、殿下にも利益がある。貴女に利用価値が出てくる、ということだ」
「それは……そうかもしれませんが……」
「何か問題でも?」
不思議そうなカルヴァンに、メアリーは頬を引きつらせた。
「いくら生き残るための偽装結婚とはいえ、私はカルヴァン様のように女性遊びの激しい方と一緒に暮らすのは嫌です」
カルヴァンの妻というだけで、カルヴァンが遊んだ女性達から嫌がらせを受けるのは目に見えている。一生そんな目にあうくらいなら、遠い土地で隠れて暮らした方がまだマシだ。
「まさか、私が振られるとは」
「では、これで」
メアリーがさっとカルヴァンから離れようとすると、カルヴァンに後ろから抱きしめられた。
「ひどいなメアリー。君の兄になってから、全ての女性と関係を切ったのに?」
「は、はぁ……?」
正直『だから、どうした?』と言いたい。
「可愛い妹に嫌われないように、これでも陰ながら努力をしていたんだ。それに……」
カルヴァンはメアリーの髪に頬ずりした。カルヴァンの息がかかり、くすぐったいような不思議な感覚がする。
「真実の愛に勝るものはない」
「お兄様は、真実の愛なんてないって言ってましたよ?」
逞しい腕の中が居心地悪く、身じろぎしながら抗議をすると、メアリーの頭の上でクスッと笑う声がした。
「男女間にはなかったが、私と貴女の兄妹間にはあったようだ」
「そうなのですか? 私は気が付きませんでした」
メアリーがなんとか逃げそうと、必死に肘鉄を食らわせても、カルヴァンは離す気配がない。
「だから、私たちの作る夫婦間にも、きっと真実の愛はあるだろう」
「私は、そのような危険な賭けには出たくありません!」
「メアリー」
低い声が楽しそうに語りかけてきた。
「ハロルド殿下に殺されるか、ここで私に無理やり手酷く抱かれるか、それとも私と夫婦になって真実の愛を育むか、どれがいい?」
選びたい選択肢がひとつもない。メアリーは悩みに悩んだ末に、一番マシな選択肢を選んだ。
「さ、三番で……」
「嬉しいよ、メアリー。すぐにでも式をあげよう。新婚旅行はどこに行きたい?」
首筋にキスを落としながらうっとりと囁くカルヴァンの声を聞いて、メアリーは思った。
(兄妹ごっこをしようと言われた時から思っていたけど、やっぱり、この人、普通じゃない……)
ただ、本当は誰よりも真実の愛を求めていたカルヴァンに、予想外に一途にただただ溺愛される幸せな結婚生活が待っていることを、この時のメアリーはまだ知らなかった。
1
お気に入りに追加
5,894
あなたにおすすめの小説
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
あなたの愛が正しいわ
来須みかん
恋愛
旧題:あなたの愛が正しいわ~夫が私の悪口を言っていたので理想の妻になってあげたのに、どうしてそんな顔をするの?~
夫と一緒に訪れた夜会で、夫が男友達に私の悪口を言っているのを聞いてしまった。そのことをきっかけに、私は夫の理想の妻になることを決める。それまで夫を心の底から愛して尽くしていたけど、それがうっとうしかったそうだ。夫に付きまとうのをやめた私は、生まれ変わったように清々しい気分になっていた。
一方、夫は妻の変化に戸惑い、誤解があったことに気がつき、自分の今までの酷い態度を謝ったが、妻は美しい笑みを浮かべてこういった。
「いいえ、間違っていたのは私のほう。あなたの愛が正しいわ」
妹と旦那様に子供ができたので、離縁して隣国に嫁ぎます
冬月光輝
恋愛
私がベルモンド公爵家に嫁いで3年の間、夫婦に子供は出来ませんでした。
そんな中、夫のファルマンは裏切り行為を働きます。
しかも相手は妹のレナ。
最初は夫を叱っていた義両親でしたが、レナに子供が出来たと知ると私を責めだしました。
夫も婚約中から私からの愛は感じていないと口にしており、あの頃に婚約破棄していればと謝罪すらしません。
最後には、二人と子供の幸せを害する権利はないと言われて離縁させられてしまいます。
それからまもなくして、隣国の王子であるレオン殿下が我が家に現れました。
「約束どおり、私の妻になってもらうぞ」
確かにそんな約束をした覚えがあるような気がしますが、殿下はまだ5歳だったような……。
言われるがままに、隣国へ向かった私。
その頃になって、子供が出来ない理由は元旦那にあることが発覚して――。
ベルモンド公爵家ではひと悶着起こりそうらしいのですが、もう私には関係ありません。
※ざまぁパートは第16話〜です
王太子妃なのに冤罪で流刑にされました 〜わたくしは流刑地で幸せを掴みますが、あなた方のことは許しません〜
超高校級の小説家
恋愛
公爵令嬢のベアトリスは16歳でトルマリン王国の王太子と政略結婚して王太子妃となった。しかし、婚礼の儀と披露式典を終えて間もなく、王城に滞在する大聖女に怪我をさせたと言いがかりをつけられる。
全く身に覚えが無いのに目撃証言が複数あり、これまでも大聖女に対して嫌がらせをしていたという嫌疑をかけられ、怒った王太子によって王太子妃の位を剥奪され流刑に処されてしまう。
流された先は魔族という悪しき者達が住む魔界に通じる扉があると言われる魔の島と恐れられる場所だった。
※7話まで胸糞悪いです。そこからはお気楽展開で書いてますのでお付き合いください
※最終話59話で完結
途中で飽きた方もエピローグに当たる最後の3話だけでも読んで、ベアトリスの復讐の顛末を見ていただけると嬉しいです。
異世界で捨て子を育てたら王女だった話
せいめ
ファンタジー
数年前に没落してしまった元貴族令嬢のエリーゼは、市井で逞しく生きていた。
元貴族令嬢なのに、どうして市井で逞しく生きれるのか…?それは、私には前世の記憶があるからだ。
毒親に殴られたショックで、日本人の庶民の記憶を思い出した私は、毒親を捨てて一人で生きていくことに決めたのだ。
そんな私は15歳の時、仕事終わりに赤ちゃんを見つける。
「えぇー!この赤ちゃんかわいい。天使だわ!」
こんな場所に置いておけないから、とりあえず町の孤児院に連れて行くが…
「拾ったって言っておきながら、本当はアンタが産んで育てられないからって連れてきたんだろう?
若いから育てられないなんて言うな!責任を持ちな!」
孤児院の職員からは引き取りを拒否される私…
はあ?ムカつくー!
だったら私が育ててやるわ!
しかし私は知らなかった。この赤ちゃんが、この後の私の人生に波乱を呼ぶことに…。
誤字脱字、いつも申し訳ありません。
ご都合主義です。
第15回ファンタジー小説大賞で成り上がり令嬢賞を頂きました。
ありがとうございました。
三年目の離縁、「白い結婚」を申し立てます! 幼な妻のたった一度の反撃
紫月 由良
恋愛
【書籍化】5月30日発行されました。イラストは天城望先生です。
【本編】十三歳で政略のために婚姻を結んだエミリアは、夫に顧みられない日々を過ごす。夫の好みは肉感的で色香漂う大人の女性。子供のエミリアはお呼びではなかった。ある日、参加した夜会で、夫が愛人に対して、妻を襲わせた上でそれを浮気とし家から追い出すと、楽しそうに言ってるのを聞いてしまう。エミリアは孤児院への慰問や教会への寄付で培った人脈を味方に、婚姻無効を申し立て、夫の非を詳らかにする。従順(見かけだけ)妻の、夫への最初で最後の反撃に出る。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。