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第4章 孤児院の少女
第23話 王女は努力家
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ミーシャを孤児院まで見送った後次の目的地である王城へと足を向けた
王城の門前まで行くと二人の警備兵が見張りをしていた
全身フルプレートの鎧を着用し剣を携えている
恐らく王女から説明を受けていると思うので正面を堂々と歩いて入ろうとした
「―――止まれ‼怪しい奴め‼」
へ? 顔パスで行けるんじゃないの?
堂々としていた分止められたことがかなり恥ずかしく感じる
キーラに笑われてないだろうか...考えれば考る程顔がどんどん熱くなっていく
ひとまずこの恥ずかしい状況を打開しなければ...
「俺はグレーステ・シュテルケだ、プランチェス・ノエル女王陛下に会いに来た、通してもらうぞ」
「も、申し訳ありません!!覇王様とは知らず、失礼しました!」
わかればよろしい、俺としてはかなりわかりやすい見た目してると思うんだがな...
改めて門を潜り王城の入り口のさらに横の小道を抜けた花壇のようなちょっとした広場に向かった
王女の居場所はすでに『魔力感知』で把握済みだ、さすがに何をしてるかまではわからないが王女の事だから庭で紅茶でも飲みながら読書でもしてるのかな
―――画になりそうだな。
期待に胸を膨らませながら足を進めるとティータイムにはそぐわない力み声が聞こえてくる
どうやら、魔法の練習をしているようだ少し遠くから眺めてみるとしよう
プランチェスは手を的に向け魔力を集中させる
的までは10mほどの距離がある
手に意識を集中させて火属性の初級魔法を使う為に詠唱を口にする
「火の精よ、火球となりて、敵を燃やし尽くせ『火球』!!」
手の平からから放たれた炎は的に当たるどころか1mほどの所で消えてしまった
もう一度深く深呼吸をして同じ詠唱をする
だが、結果は同じだった。
―――2回、3回、何度も魔法を発動するが結果はすべて失敗だった
魔力が減ってしまったのか力なく地面にへたり込む、侍女の人が心配そうに駆け寄った
上手く魔法を発動できないのも当然なのかもしれない、おそらく詠唱に気を取られて魔法の具体的なイメージが出来ていない
―――ほんとに転生者なのか? 転生者って基本こうゆう想像がうまいと思うんだけどな
仕方ない、それくらい教えてあげようか、そっと王女のMPを回復させる
その後、堂々と王女の元まで歩み寄る
「イメージをしっかりと持て、詠唱の意味をまず理解するんだ、まずは『火の精よ』これは火属性を意味する、そして『火球となりて』火の玉になって『敵を燃やし尽くせ』敵のほうに飛んで行け、
詠唱は脳のイメージをわかりやすくイメージできるように言葉になっているだけに過ぎん、つまり頭のイメージが明確に出来ていれば詠唱の必要はない」
「まずはイメージだ、火が丸くなって飛んでいくのしっかりとイメージしろ」
プランチェスは立ち上がり手に意識を集中させ言われた通りにイメージする
(火が丸くなって飛んでくイメージ...丸くなって)
「とんでけぇぇぇぇぇ!!!」
先ほどとは変わり炎はしっかりと的の方に飛んでいく、やがてボウッ! っという音を立てて的が燃え始める
―――成功だ。 といっても威力もスピードもたいしたことは無く魔法のスキルレベルが低いことが伺える
―――そんなことより...
「喜んでるところ悪いが何故、火属性の魔法を覚えようとしているんだ」
「え? 初級魔法だからとりあえず覚えようと思って...」
正直、溜め息が出る...まさか、自分の得意属性さえ理解していないとは...
もはや、憐みさえ感じる
「憐憫ってやつだな...お前の属性は光と闇、この2つだ、練習するならせめてこの属性しろ」
「え?‼私光と闇に才能があるの!?」
「そうだな、試しに『照明矢』を使ってみろ、なるべく眩しい魔法矢をイメージしろ」
「わかったやってみる」
手を正面に構え言われた通りイメージしてみる
(眩しいくて...飛んでいく弓矢...)
「『照明矢‼‼』」
―――はい、只々眩しいだけのなんの威力を持たない矢が完成だ
魔法のしょぼさに周囲が静まり返る
「こ、これは...」
必死に笑いを堪える、それでもプランチェスのとぼけ顔に腹筋が終わりを迎えた
腹を抱えて笑う、正直笑ってしまうのはかわいそうだが―――
「ちょっと、何なのよこの魔法!!」
「ちょっと明るくなる魔法だ、案外使える技なんだぞ」
「どこが使えるのよ!どうせなら闇魔法を教えてよ!使い魔とかほしいんだけど」
この子ほんとに...なんかもう...可哀想だな、ほんとに自分が使い魔を使役できると思ってるのか?
―――いや...いるな...使役できる種族が...フフッ...
「仕方ない、特別サービスだぞ」
そっと『収納箱』から羊皮紙の巻物を取りだす巻物には魔法陣が描かれている
その巻物をそっと王女に渡す
「これは?」
「これは使用者にとって相性のいい種族を召喚できる巻物だ」
―――嘘だが
「なら、早速召喚してみましょうか」
巻物を受け取り使う為に魔力を流し込もうとする
―――やめろ...今じゃなんだ、この状態でサキュバスなんて召喚してみろ...男の...それも魔力の芳醇な俺がいたらどうなるか...
―――想像に難くない
「今日はお前に用事があってきたんだ、使い魔の召喚は俺らが帰った後にやるといい」
「仕方ないわね、魔法も教えてもらったし、今回はゆうことを聞いてあげる」
少し不満気に言ってるが、正直、あとでやった方がダメージは少ないと思うグレースだった
あの巻物にはサキュバスを呼び寄せることができる魔法陣が描かれている、王女の魔力では強いサキュバスを呼ぶことはできないだろうが...本当の目的はそこにある
あの巻物を俺が使うと強力なサキュバスが出てしまうだろうが王女であれば問題ない
きっと、未熟なサキュバスが召喚されることだろうロリっ子サキュバスとロリっ子王女のくんずほぐれつを見れることができる
―――完璧な作戦だ、あとで遠視と透視を使って見させてもらおう
王女専用の接客室まで案内される、机には来る直前に淹れたのであろう紅茶が人数分の計4杯置いてある
置かれているコップを手に取り一口、口に含む、ほのかな苦みと甘みが口に広がる
―――うまい、流石王城で使われている茶葉なだけある
一息ついた後、本題を話す
「それでここに来た理由なんだが、歴代最強の勇者が居ると聞いている、居場所を知っているか?」
「最強の勇者...きっと『坂口勇気』のことね、居場所は知ってるいるけれど...期待しすぎないほうがいいわよ」
期待しない方がいいとはどうゆうことなのか、最強の勇者といわれる男は一体どんな能力持ちなのか...
「王国のはずれで農家を経営してるわ、―――それに今は冒険者を引退してるの」
「そうかわかった、向かってみるとしよう、それと、学院長の件の礼を言っておこう」
「学院長の件...ね、別に礼には及ばないわ、何故かすんなりいったのよ、王家としての被害は何もないわ、それに―――覇王様に恩を売れるのであればお釣りがくるくらいよ、その代わりこの国に何か合った時に手を貸してちょうだい」
「もちろんだ、何かあったら頼るといい、それと俺の街を森に作った、今度遊びに来るといい」
「街?確かに配下の忍者から報告が上がってきてたわね...突如国が出来ていた...って、やっぱりあんたの仕業だったのね」
「まずかったか?それと、多種多様な種族の受け入れを許容している、俺の街で悪事を働こうとする者がいれば徹底的に叩き潰す、それは王国の貴族だろうが関係なくな」
「その中には王族も入ってそうね...安心しなさいコソコソするつもりも何かを隠し通せるとも思ってないわ」
「よくわかっているじゃないか、それと、インデュランス帝国との戦争があるときは俺に言え、あの国には借りがある」
紅茶を飲み干した後腰を上げ部屋を後にする、王女の侍女がドアを開いてくれた
部屋をでる直前に王女の方を肩越しに見る
「そいえば、転生者なんだってな、その辺も次に会ったときに話をしよう。」
返事は聞かずに部屋を後にし、勇者がいるといわれた農家に『転移』した。
一見普通の農家だ、手入れの行き届いた畑に元気な家畜、あまりにも平凡な農家だった
ただ、他の農家とは違う所もある、土地が含む魔力だ、野菜にも多少の魔力を含んでいる
それと訓練用のカカシや的なんかが庭に置かれている、カカシは使いつぶした形跡があり、的も同様だ。
ただ...
―――たいした魔力は感じられないな
ほんとにここに居るのか、正直疑問だが....会ってみればわかること
呼吸を整えドアをノックした
王城の門前まで行くと二人の警備兵が見張りをしていた
全身フルプレートの鎧を着用し剣を携えている
恐らく王女から説明を受けていると思うので正面を堂々と歩いて入ろうとした
「―――止まれ‼怪しい奴め‼」
へ? 顔パスで行けるんじゃないの?
堂々としていた分止められたことがかなり恥ずかしく感じる
キーラに笑われてないだろうか...考えれば考る程顔がどんどん熱くなっていく
ひとまずこの恥ずかしい状況を打開しなければ...
「俺はグレーステ・シュテルケだ、プランチェス・ノエル女王陛下に会いに来た、通してもらうぞ」
「も、申し訳ありません!!覇王様とは知らず、失礼しました!」
わかればよろしい、俺としてはかなりわかりやすい見た目してると思うんだがな...
改めて門を潜り王城の入り口のさらに横の小道を抜けた花壇のようなちょっとした広場に向かった
王女の居場所はすでに『魔力感知』で把握済みだ、さすがに何をしてるかまではわからないが王女の事だから庭で紅茶でも飲みながら読書でもしてるのかな
―――画になりそうだな。
期待に胸を膨らませながら足を進めるとティータイムにはそぐわない力み声が聞こえてくる
どうやら、魔法の練習をしているようだ少し遠くから眺めてみるとしよう
プランチェスは手を的に向け魔力を集中させる
的までは10mほどの距離がある
手に意識を集中させて火属性の初級魔法を使う為に詠唱を口にする
「火の精よ、火球となりて、敵を燃やし尽くせ『火球』!!」
手の平からから放たれた炎は的に当たるどころか1mほどの所で消えてしまった
もう一度深く深呼吸をして同じ詠唱をする
だが、結果は同じだった。
―――2回、3回、何度も魔法を発動するが結果はすべて失敗だった
魔力が減ってしまったのか力なく地面にへたり込む、侍女の人が心配そうに駆け寄った
上手く魔法を発動できないのも当然なのかもしれない、おそらく詠唱に気を取られて魔法の具体的なイメージが出来ていない
―――ほんとに転生者なのか? 転生者って基本こうゆう想像がうまいと思うんだけどな
仕方ない、それくらい教えてあげようか、そっと王女のMPを回復させる
その後、堂々と王女の元まで歩み寄る
「イメージをしっかりと持て、詠唱の意味をまず理解するんだ、まずは『火の精よ』これは火属性を意味する、そして『火球となりて』火の玉になって『敵を燃やし尽くせ』敵のほうに飛んで行け、
詠唱は脳のイメージをわかりやすくイメージできるように言葉になっているだけに過ぎん、つまり頭のイメージが明確に出来ていれば詠唱の必要はない」
「まずはイメージだ、火が丸くなって飛んでいくのしっかりとイメージしろ」
プランチェスは立ち上がり手に意識を集中させ言われた通りにイメージする
(火が丸くなって飛んでくイメージ...丸くなって)
「とんでけぇぇぇぇぇ!!!」
先ほどとは変わり炎はしっかりと的の方に飛んでいく、やがてボウッ! っという音を立てて的が燃え始める
―――成功だ。 といっても威力もスピードもたいしたことは無く魔法のスキルレベルが低いことが伺える
―――そんなことより...
「喜んでるところ悪いが何故、火属性の魔法を覚えようとしているんだ」
「え? 初級魔法だからとりあえず覚えようと思って...」
正直、溜め息が出る...まさか、自分の得意属性さえ理解していないとは...
もはや、憐みさえ感じる
「憐憫ってやつだな...お前の属性は光と闇、この2つだ、練習するならせめてこの属性しろ」
「え?‼私光と闇に才能があるの!?」
「そうだな、試しに『照明矢』を使ってみろ、なるべく眩しい魔法矢をイメージしろ」
「わかったやってみる」
手を正面に構え言われた通りイメージしてみる
(眩しいくて...飛んでいく弓矢...)
「『照明矢‼‼』」
―――はい、只々眩しいだけのなんの威力を持たない矢が完成だ
魔法のしょぼさに周囲が静まり返る
「こ、これは...」
必死に笑いを堪える、それでもプランチェスのとぼけ顔に腹筋が終わりを迎えた
腹を抱えて笑う、正直笑ってしまうのはかわいそうだが―――
「ちょっと、何なのよこの魔法!!」
「ちょっと明るくなる魔法だ、案外使える技なんだぞ」
「どこが使えるのよ!どうせなら闇魔法を教えてよ!使い魔とかほしいんだけど」
この子ほんとに...なんかもう...可哀想だな、ほんとに自分が使い魔を使役できると思ってるのか?
―――いや...いるな...使役できる種族が...フフッ...
「仕方ない、特別サービスだぞ」
そっと『収納箱』から羊皮紙の巻物を取りだす巻物には魔法陣が描かれている
その巻物をそっと王女に渡す
「これは?」
「これは使用者にとって相性のいい種族を召喚できる巻物だ」
―――嘘だが
「なら、早速召喚してみましょうか」
巻物を受け取り使う為に魔力を流し込もうとする
―――やめろ...今じゃなんだ、この状態でサキュバスなんて召喚してみろ...男の...それも魔力の芳醇な俺がいたらどうなるか...
―――想像に難くない
「今日はお前に用事があってきたんだ、使い魔の召喚は俺らが帰った後にやるといい」
「仕方ないわね、魔法も教えてもらったし、今回はゆうことを聞いてあげる」
少し不満気に言ってるが、正直、あとでやった方がダメージは少ないと思うグレースだった
あの巻物にはサキュバスを呼び寄せることができる魔法陣が描かれている、王女の魔力では強いサキュバスを呼ぶことはできないだろうが...本当の目的はそこにある
あの巻物を俺が使うと強力なサキュバスが出てしまうだろうが王女であれば問題ない
きっと、未熟なサキュバスが召喚されることだろうロリっ子サキュバスとロリっ子王女のくんずほぐれつを見れることができる
―――完璧な作戦だ、あとで遠視と透視を使って見させてもらおう
王女専用の接客室まで案内される、机には来る直前に淹れたのであろう紅茶が人数分の計4杯置いてある
置かれているコップを手に取り一口、口に含む、ほのかな苦みと甘みが口に広がる
―――うまい、流石王城で使われている茶葉なだけある
一息ついた後、本題を話す
「それでここに来た理由なんだが、歴代最強の勇者が居ると聞いている、居場所を知っているか?」
「最強の勇者...きっと『坂口勇気』のことね、居場所は知ってるいるけれど...期待しすぎないほうがいいわよ」
期待しない方がいいとはどうゆうことなのか、最強の勇者といわれる男は一体どんな能力持ちなのか...
「王国のはずれで農家を経営してるわ、―――それに今は冒険者を引退してるの」
「そうかわかった、向かってみるとしよう、それと、学院長の件の礼を言っておこう」
「学院長の件...ね、別に礼には及ばないわ、何故かすんなりいったのよ、王家としての被害は何もないわ、それに―――覇王様に恩を売れるのであればお釣りがくるくらいよ、その代わりこの国に何か合った時に手を貸してちょうだい」
「もちろんだ、何かあったら頼るといい、それと俺の街を森に作った、今度遊びに来るといい」
「街?確かに配下の忍者から報告が上がってきてたわね...突如国が出来ていた...って、やっぱりあんたの仕業だったのね」
「まずかったか?それと、多種多様な種族の受け入れを許容している、俺の街で悪事を働こうとする者がいれば徹底的に叩き潰す、それは王国の貴族だろうが関係なくな」
「その中には王族も入ってそうね...安心しなさいコソコソするつもりも何かを隠し通せるとも思ってないわ」
「よくわかっているじゃないか、それと、インデュランス帝国との戦争があるときは俺に言え、あの国には借りがある」
紅茶を飲み干した後腰を上げ部屋を後にする、王女の侍女がドアを開いてくれた
部屋をでる直前に王女の方を肩越しに見る
「そいえば、転生者なんだってな、その辺も次に会ったときに話をしよう。」
返事は聞かずに部屋を後にし、勇者がいるといわれた農家に『転移』した。
一見普通の農家だ、手入れの行き届いた畑に元気な家畜、あまりにも平凡な農家だった
ただ、他の農家とは違う所もある、土地が含む魔力だ、野菜にも多少の魔力を含んでいる
それと訓練用のカカシや的なんかが庭に置かれている、カカシは使いつぶした形跡があり、的も同様だ。
ただ...
―――たいした魔力は感じられないな
ほんとにここに居るのか、正直疑問だが....会ってみればわかること
呼吸を整えドアをノックした
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