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第二章
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はぁ。
なんで、私のイベントに変化しているんだろう。
どうなってるのこれ?
自己紹介イベントしかり、アレキサンドライト様との出会いイベントしかり、何故か私がらみになってしまっている。
次は、ヒロインちゃんと私のイベントなんだけど、どうなるんだろう。
確か、乙女ゲームでは、ヒロインちゃんと私が廊下で出会い頭にぶつかって、
「どこを見て歩いていますの!?」
「す、すみません。窓から可愛い猫が見えたので余所見してしまいましたっ!」
「なんてこと!猫なんかより周りをみなさい!淑女としてなっておりませんわ!
そういえば、今朝もあなたはアレキサンドライト様に厚かましくも声をかけていたでしょう!」
とかなんとかで、私がヒロインちゃんにいちゃもんをつけるイベント。
そこに現れてヒロインちゃんを助けるのは、ヒロインちゃんの幼馴染みだ。
私はまだ幼馴染みくんには会っていないから初対面となる。
ふむ、どうイベントが進むのか。
考え事をしながら、廊下を歩いていると、目の縁に白い影が映る。
これはっ!!
バッと、窓の外を除き混む。
いたっ!!
目線の先には、白猫。
優雅に毛繕いをしている。
真っ白な毛はふわっふわで、思わず触れてみたい衝動に刈られる。
この窓、邪魔だわ。
パリィーン
と思ったら、窓が割れた。
どうしたんだろう?急に。
でも、丁度いいわ。
これで、白猫ちゃんへの最短ルートが開いたわ。
白猫様に誘われるように、窓枠に右足を乗っける。そして、「えいしょっ!」という掛け声で一気に窓枠によじ登り、「えいやっ!」と、窓の外に飛び降りる。
ここが一階でよかった。
窓から飛び出てきた私のことを真っ白な猫様はジッとまんまるい目で見つめてきた。
可愛い。
抱き締めるしかない。
私は、その場にしゃがみこみ、猫の目線まで頭をさげる。
「おいで、白猫様♪」
チチチッと、白猫様を呼び寄せると、少し警戒しながらも、優雅な足さばきで、ゆっくりとこちらに寄ってくる白猫様。
うう。可愛い。
この歩き方たまらないっ!
なんで、私のイベントに変化しているんだろう。
どうなってるのこれ?
自己紹介イベントしかり、アレキサンドライト様との出会いイベントしかり、何故か私がらみになってしまっている。
次は、ヒロインちゃんと私のイベントなんだけど、どうなるんだろう。
確か、乙女ゲームでは、ヒロインちゃんと私が廊下で出会い頭にぶつかって、
「どこを見て歩いていますの!?」
「す、すみません。窓から可愛い猫が見えたので余所見してしまいましたっ!」
「なんてこと!猫なんかより周りをみなさい!淑女としてなっておりませんわ!
そういえば、今朝もあなたはアレキサンドライト様に厚かましくも声をかけていたでしょう!」
とかなんとかで、私がヒロインちゃんにいちゃもんをつけるイベント。
そこに現れてヒロインちゃんを助けるのは、ヒロインちゃんの幼馴染みだ。
私はまだ幼馴染みくんには会っていないから初対面となる。
ふむ、どうイベントが進むのか。
考え事をしながら、廊下を歩いていると、目の縁に白い影が映る。
これはっ!!
バッと、窓の外を除き混む。
いたっ!!
目線の先には、白猫。
優雅に毛繕いをしている。
真っ白な毛はふわっふわで、思わず触れてみたい衝動に刈られる。
この窓、邪魔だわ。
パリィーン
と思ったら、窓が割れた。
どうしたんだろう?急に。
でも、丁度いいわ。
これで、白猫ちゃんへの最短ルートが開いたわ。
白猫様に誘われるように、窓枠に右足を乗っける。そして、「えいしょっ!」という掛け声で一気に窓枠によじ登り、「えいやっ!」と、窓の外に飛び降りる。
ここが一階でよかった。
窓から飛び出てきた私のことを真っ白な猫様はジッとまんまるい目で見つめてきた。
可愛い。
抱き締めるしかない。
私は、その場にしゃがみこみ、猫の目線まで頭をさげる。
「おいで、白猫様♪」
チチチッと、白猫様を呼び寄せると、少し警戒しながらも、優雅な足さばきで、ゆっくりとこちらに寄ってくる白猫様。
うう。可愛い。
この歩き方たまらないっ!
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