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二十四話
しおりを挟む「寝不足? 駄目だよ? 夜はちゃんと寝ないと」
「……。」
ったく、誰のせいなのよ!何度も何度も……。
思い出すだけでも、身体の中が熱くなってしまう。
「うっ……」
「なに?」
「マサキさん? それ、生卵だよね?」
朝食は、レストランでビュッフェスタイル。
「うん。それがどうかした?」
「飲む人でしたっけ?」
私が覚えてる限り、一緒に住んでる時は、飲んだ所を見たことはなかった。
「あー、これ? 仕事の時とか飲むよ。出張の時は、特に……。変?」
「変じゃないとは思うけど……」
「大丈夫だよ。夜は静かにシてあげるから……」
「……。」
このギャップが、恐ろしい……。
「さぁ、今日はどうしようかねー? どっか行きたいとこある? ま、地元だろうけど」
「んー、この時期なら鬼怒川の川下り、吊り橋、日光東照宮、ドライブならいろは坂かなぁ?」
「じゃ、日光東照宮で! その後、温泉行って、ホテルでマッサージして? 俺もマッサージしてあげるから!」
「あ、うん」
食事を終えて、受け付けで日光東照宮までの送迎を頼んで部屋へと戻った。
「瑠ー奈っ!」と名前を呼ばれて、振り向いたら写真撮られた。
「また? よく撮るねー」
「見る? 俺の秘蔵写真」
で、見せて貰ったが……。
「いつの間に!!」
私が裸で眠ってる姿が何枚もあったり、着替えてる姿とか!!
「消していい?」
「どうぞ?」
こんなの誰かに見られたら……あれ?なんで、消えないの?え?パスワード?!
「マサキさん?」
「教えない! 俺の誕生日でもお前の誕生日でもないから!」
「……。」
「大丈夫だって! パスワード掛けてあるから、誰にも見られないから!! 安心しろ!!」
いや、盗撮した人が何をいう?!
それでも、私こんなに笑ってたんだ……。
室内電話が鳴って、二人エレベーターで降りて、東照宮まで連れてって貰った。
「お帰りは、こちらのタクシー券をお使い下さいませ」と言われ、運転手の方は戻っていった。
駐車場から日光東照宮の美術館、宮殿、眠り猫を見ながら、パンフレットに書かれた案内順に見ていった。
「俺ここ来たことあるけど、もう二十年も前だ」
「私は、東京くるまで毎年両親と来てました。初詣で」
それでも数年ぶりに見るのは、外観こそ新しくなっても、空気は変わらないなと思った。
「三猿だ」
「見猿、言わ猿、聞か猿、でしたね」
ゆっくり回ると二時間程。
帰りは、お土産物を見たり、軽い物を食べたりして、バスでホテルまで。
「こんなバス……」
「前はなかったわよね?」
市内循環バスは、大人一回百円で乗れた。
優しい……。
「お帰りなさいませ、近藤様……」
キーを受け取り、部屋へと戻る。
「少し休んでから、温泉にいこ」と何故か手を繋がれ洋間へ……。
「ん? 寝ないの?」
「寝る、けど」
???
アレよアレよと言う間に、服を脱がされ……。
「あっ……ちょっ……」
「だーめ」
乳房にかかる手も指も心地よく感じ……。
「ね? 挿れてみる?」と伸ばした手に彼のが触れて、彼は小さく声をだした。
「ここ、かな?」
自分でソレを導くのは初めてだったけど、
「ふんっ!!」の一言で彼のが挿って……。
んはぁぁっ!!
恥ずかしくなる位、声が出た。
「びっくりした?」
「なんか、えっ? って感じで……あっ」
彼が動く度に、身体の中心部が萌えるように熱くなる。
「いいね、瑠奈……」
強く突かれては、声を発し、身体にしがみついた。
外の日がまだ明るい内に……
いっ!あっ……はっ……あっ!!
彼の息が熱い……
「マサキ…マサキ、マサキ……」
「もっと乱れて……イカして……瑠奈」
パンッパンッパンッと腰を打たれ、彼は私の名を呼び、静かになった。
「瑠奈……愛してる。ハァッ」
彼のが私の中で、波を打つ。
彼が、愛おしい……。
「ちょっと、動くなよ?」と彼は、ソコをきれいに吹き上げ、柔らかな草むらに唇を押し付ける。
こんな事もするんだ……。
sexがなかったとしても、たぶん、きっと、私は彼を好きになる。
「夕飯何時ー?」
「十八時半の予約ー」
お互いスマホのアラーム設定して、仮眠を取った。
「「んー、幸せ……」」
夕飯は、天麩羅蕎麦のコース。いつも食べてる天麩羅とは違ったけど、お値段は優しくはなかった。まぁ、宿泊費込みだから気にすることはないとは言ったけど。
お腹が満たされて、近くの温泉に入った。真珠の湯、美人の湯、たまゆらの湯、どれも最高に良かった。
マッサージしてあげたら、いつのまにかマサキさん寝てしまってら私もその隣で……。
夜中に襲われましたけど……。
「……。」
ったく、誰のせいなのよ!何度も何度も……。
思い出すだけでも、身体の中が熱くなってしまう。
「うっ……」
「なに?」
「マサキさん? それ、生卵だよね?」
朝食は、レストランでビュッフェスタイル。
「うん。それがどうかした?」
「飲む人でしたっけ?」
私が覚えてる限り、一緒に住んでる時は、飲んだ所を見たことはなかった。
「あー、これ? 仕事の時とか飲むよ。出張の時は、特に……。変?」
「変じゃないとは思うけど……」
「大丈夫だよ。夜は静かにシてあげるから……」
「……。」
このギャップが、恐ろしい……。
「さぁ、今日はどうしようかねー? どっか行きたいとこある? ま、地元だろうけど」
「んー、この時期なら鬼怒川の川下り、吊り橋、日光東照宮、ドライブならいろは坂かなぁ?」
「じゃ、日光東照宮で! その後、温泉行って、ホテルでマッサージして? 俺もマッサージしてあげるから!」
「あ、うん」
食事を終えて、受け付けで日光東照宮までの送迎を頼んで部屋へと戻った。
「瑠ー奈っ!」と名前を呼ばれて、振り向いたら写真撮られた。
「また? よく撮るねー」
「見る? 俺の秘蔵写真」
で、見せて貰ったが……。
「いつの間に!!」
私が裸で眠ってる姿が何枚もあったり、着替えてる姿とか!!
「消していい?」
「どうぞ?」
こんなの誰かに見られたら……あれ?なんで、消えないの?え?パスワード?!
「マサキさん?」
「教えない! 俺の誕生日でもお前の誕生日でもないから!」
「……。」
「大丈夫だって! パスワード掛けてあるから、誰にも見られないから!! 安心しろ!!」
いや、盗撮した人が何をいう?!
それでも、私こんなに笑ってたんだ……。
室内電話が鳴って、二人エレベーターで降りて、東照宮まで連れてって貰った。
「お帰りは、こちらのタクシー券をお使い下さいませ」と言われ、運転手の方は戻っていった。
駐車場から日光東照宮の美術館、宮殿、眠り猫を見ながら、パンフレットに書かれた案内順に見ていった。
「俺ここ来たことあるけど、もう二十年も前だ」
「私は、東京くるまで毎年両親と来てました。初詣で」
それでも数年ぶりに見るのは、外観こそ新しくなっても、空気は変わらないなと思った。
「三猿だ」
「見猿、言わ猿、聞か猿、でしたね」
ゆっくり回ると二時間程。
帰りは、お土産物を見たり、軽い物を食べたりして、バスでホテルまで。
「こんなバス……」
「前はなかったわよね?」
市内循環バスは、大人一回百円で乗れた。
優しい……。
「お帰りなさいませ、近藤様……」
キーを受け取り、部屋へと戻る。
「少し休んでから、温泉にいこ」と何故か手を繋がれ洋間へ……。
「ん? 寝ないの?」
「寝る、けど」
???
アレよアレよと言う間に、服を脱がされ……。
「あっ……ちょっ……」
「だーめ」
乳房にかかる手も指も心地よく感じ……。
「ね? 挿れてみる?」と伸ばした手に彼のが触れて、彼は小さく声をだした。
「ここ、かな?」
自分でソレを導くのは初めてだったけど、
「ふんっ!!」の一言で彼のが挿って……。
んはぁぁっ!!
恥ずかしくなる位、声が出た。
「びっくりした?」
「なんか、えっ? って感じで……あっ」
彼が動く度に、身体の中心部が萌えるように熱くなる。
「いいね、瑠奈……」
強く突かれては、声を発し、身体にしがみついた。
外の日がまだ明るい内に……
いっ!あっ……はっ……あっ!!
彼の息が熱い……
「マサキ…マサキ、マサキ……」
「もっと乱れて……イカして……瑠奈」
パンッパンッパンッと腰を打たれ、彼は私の名を呼び、静かになった。
「瑠奈……愛してる。ハァッ」
彼のが私の中で、波を打つ。
彼が、愛おしい……。
「ちょっと、動くなよ?」と彼は、ソコをきれいに吹き上げ、柔らかな草むらに唇を押し付ける。
こんな事もするんだ……。
sexがなかったとしても、たぶん、きっと、私は彼を好きになる。
「夕飯何時ー?」
「十八時半の予約ー」
お互いスマホのアラーム設定して、仮眠を取った。
「「んー、幸せ……」」
夕飯は、天麩羅蕎麦のコース。いつも食べてる天麩羅とは違ったけど、お値段は優しくはなかった。まぁ、宿泊費込みだから気にすることはないとは言ったけど。
お腹が満たされて、近くの温泉に入った。真珠の湯、美人の湯、たまゆらの湯、どれも最高に良かった。
マッサージしてあげたら、いつのまにかマサキさん寝てしまってら私もその隣で……。
夜中に襲われましたけど……。
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