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十六話
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「あ、あの……。よ、宜しくお願いします」
「……え、あ、はい?」
風呂から上がってきた俺は、ベッドの上で、何故か正座してる瑠奈に驚いた。
「どうかした?」
「なんか、イザッてなると……その……」
告白をした日は、穏やかな時間を過ごした。
旅行は、大事をとって、キャンセルになってしまったけれど。
「その……恥ずかしい話……」
「言わない……。とりあえず、入ろっか? また風邪ひいたら困るし」
好きな女が、病気になって、あんな不安になるのか?そんなこと今までなかったのに。
俺は、瑠奈と布団の中に入ると、いつもの様に抱きしめおでこ同士をくっつけた。
「こうするとよくわかる」
「何が、ですか?」
「お前の顔も息も……。緊張してるのは、俺も同じだ」
「はい」
課長の背中に手を回す。
「あったかい」
「風呂から上がったしな……。瑠奈?」
「はい」
触れた唇が、とても柔らかくて、また……。
キスをしながら、パジャマのボタンを外され、脱がされ、いつの間にか、お互い裸に戻ってた。
「きれいだ……」
これまでとは違った、長くて深いキス。ネットリとした舌が入ってきた時は驚いてしまったけれど。
んっ!
「可愛い……」
瑠奈の柔らかな乳房を掴むと俺の指は沈んでは浮くを繰り返し、やがて先端が硬く天を仰ぐ。
はんっ!
舌先を使って、小刻みに動かすだけで、瑠奈の足がモゾモゾと動き始めた。
「少し足開いて」
開いた足の中に入り、再び乳房へと戻る。
あっ……
瑠奈は、ここにきてからかなり体型が変わった。滑らかな肌、しまった腰周り……
手を侍らすだけで、瑠奈の口からは甘い声をだす。
んんっ!!
「ここ、触られるの好き? こんなに濡れて……」
「あっ……そんっ!! な……」
課長の指が、私の中に入っては、グリグリと動いていく。
「可愛いね、その顔……」
瑠奈の顔を見ると、もっと苛めたくなる。が……。
硬くなったペニスからは、早くしろと言わんばかりに先走り汁が出ていて、瑠奈の中にゆっくりと沈めていった。
はぁんっ!
「瑠奈」
浅く深く突くと瑠奈は、上体を反らしては落ちるを繰り返す。
さっき三年近くレスだったとは、聞いたが、レスでコレ?嘘だろ?
中に挿れた瞬間、絡みつくようなギュッとした衝撃、少し腰を引こうものなら、離さないとばかりに、くっついてくる。
こんな女は、初めてだ。
「瑠奈、もっと……。気持ちいいなら、思いっきり声出せ。苛めてやるから」
支配したい!何もかも!
「あ、あぁっ!! マ、マサキさんっ!!」
掴んだ瑠奈の手に力が入る。
強く肌がぶつかり、パンッパンッと鳴る。その度に、瑠奈は啼き、中が程よく締まる。
あっ……んっんっ……
出そうになると意識を乳房に回し、なんとか乗り切る。
髪を乱し、身体を捩る瑠奈。
パンッパンッパンッ……
突けば突く程、乱れる瑠奈……。
いっ……んっ……んっ……
「気持ち……あんっ……」
ゆっくり腰をグラインドさせての突きも、瑠奈はいい反応を示してくれる。
柔らかな乳房……
しなやかな腰……
程よい肉付きの尻……
そろそろ、限界?
「瑠奈? 少し我慢して」
ガンガン腰をぶつけ、瑠奈は激しく声をあげ、中に……
そう中に……
「瑠奈ちゃん。一つ言っていい? ハァッ」
「な……はぁ……に?」
「俺、ツけるの忘れた。いや、用意はしてあったんだよ? ここに!!」とベッドボードの引き出しから、ゴムを取り出そうとしたら……。
「もぉっ!! ばかなんだから……」
「それでね? 瑠奈ちゃん」
「ん?」
「また大きくなったから、続きしよ?」
「……。」
は、初めてだ。
sexって、あんな長いものなの?最初にシた時は、時間的には普通かな?と感じたのに……
気付いたら、外は白けて、彼は高いびき。いびきはしていないけど。
「幸せそうな寝顔……」
気怠い感じはなく、妙に身体が軽いが、火照る感じもまだ残ってる。
課長は、あんなsexをこれまでにしてきたのだろうか。
私もあんな激しかったのは、初めてだったし、終わった後でも、物足りなさが出てくる。
あんな激しかったのに!!
トイレに行きたくなって、ベッドから降りた時、足元がおぼつかないし、歩こうとすれば……
「うわぁ、瑠奈ちゃん、へっぴり腰じゃん! 俺、そんな激しくしてないよ?」
寝てた筈の彼が、起き上がって私を見て笑ってた。
「ったく、誰のせいよ! ばかっ!」
「介護必要?」
「ばかっ! 介助よ! まだ、そこまでおばぁちゃんじゃないわっ!!」
そんな言葉が出ても、私は幸せだった……。
「……え、あ、はい?」
風呂から上がってきた俺は、ベッドの上で、何故か正座してる瑠奈に驚いた。
「どうかした?」
「なんか、イザッてなると……その……」
告白をした日は、穏やかな時間を過ごした。
旅行は、大事をとって、キャンセルになってしまったけれど。
「その……恥ずかしい話……」
「言わない……。とりあえず、入ろっか? また風邪ひいたら困るし」
好きな女が、病気になって、あんな不安になるのか?そんなこと今までなかったのに。
俺は、瑠奈と布団の中に入ると、いつもの様に抱きしめおでこ同士をくっつけた。
「こうするとよくわかる」
「何が、ですか?」
「お前の顔も息も……。緊張してるのは、俺も同じだ」
「はい」
課長の背中に手を回す。
「あったかい」
「風呂から上がったしな……。瑠奈?」
「はい」
触れた唇が、とても柔らかくて、また……。
キスをしながら、パジャマのボタンを外され、脱がされ、いつの間にか、お互い裸に戻ってた。
「きれいだ……」
これまでとは違った、長くて深いキス。ネットリとした舌が入ってきた時は驚いてしまったけれど。
んっ!
「可愛い……」
瑠奈の柔らかな乳房を掴むと俺の指は沈んでは浮くを繰り返し、やがて先端が硬く天を仰ぐ。
はんっ!
舌先を使って、小刻みに動かすだけで、瑠奈の足がモゾモゾと動き始めた。
「少し足開いて」
開いた足の中に入り、再び乳房へと戻る。
あっ……
瑠奈は、ここにきてからかなり体型が変わった。滑らかな肌、しまった腰周り……
手を侍らすだけで、瑠奈の口からは甘い声をだす。
んんっ!!
「ここ、触られるの好き? こんなに濡れて……」
「あっ……そんっ!! な……」
課長の指が、私の中に入っては、グリグリと動いていく。
「可愛いね、その顔……」
瑠奈の顔を見ると、もっと苛めたくなる。が……。
硬くなったペニスからは、早くしろと言わんばかりに先走り汁が出ていて、瑠奈の中にゆっくりと沈めていった。
はぁんっ!
「瑠奈」
浅く深く突くと瑠奈は、上体を反らしては落ちるを繰り返す。
さっき三年近くレスだったとは、聞いたが、レスでコレ?嘘だろ?
中に挿れた瞬間、絡みつくようなギュッとした衝撃、少し腰を引こうものなら、離さないとばかりに、くっついてくる。
こんな女は、初めてだ。
「瑠奈、もっと……。気持ちいいなら、思いっきり声出せ。苛めてやるから」
支配したい!何もかも!
「あ、あぁっ!! マ、マサキさんっ!!」
掴んだ瑠奈の手に力が入る。
強く肌がぶつかり、パンッパンッと鳴る。その度に、瑠奈は啼き、中が程よく締まる。
あっ……んっんっ……
出そうになると意識を乳房に回し、なんとか乗り切る。
髪を乱し、身体を捩る瑠奈。
パンッパンッパンッ……
突けば突く程、乱れる瑠奈……。
いっ……んっ……んっ……
「気持ち……あんっ……」
ゆっくり腰をグラインドさせての突きも、瑠奈はいい反応を示してくれる。
柔らかな乳房……
しなやかな腰……
程よい肉付きの尻……
そろそろ、限界?
「瑠奈? 少し我慢して」
ガンガン腰をぶつけ、瑠奈は激しく声をあげ、中に……
そう中に……
「瑠奈ちゃん。一つ言っていい? ハァッ」
「な……はぁ……に?」
「俺、ツけるの忘れた。いや、用意はしてあったんだよ? ここに!!」とベッドボードの引き出しから、ゴムを取り出そうとしたら……。
「もぉっ!! ばかなんだから……」
「それでね? 瑠奈ちゃん」
「ん?」
「また大きくなったから、続きしよ?」
「……。」
は、初めてだ。
sexって、あんな長いものなの?最初にシた時は、時間的には普通かな?と感じたのに……
気付いたら、外は白けて、彼は高いびき。いびきはしていないけど。
「幸せそうな寝顔……」
気怠い感じはなく、妙に身体が軽いが、火照る感じもまだ残ってる。
課長は、あんなsexをこれまでにしてきたのだろうか。
私もあんな激しかったのは、初めてだったし、終わった後でも、物足りなさが出てくる。
あんな激しかったのに!!
トイレに行きたくなって、ベッドから降りた時、足元がおぼつかないし、歩こうとすれば……
「うわぁ、瑠奈ちゃん、へっぴり腰じゃん! 俺、そんな激しくしてないよ?」
寝てた筈の彼が、起き上がって私を見て笑ってた。
「ったく、誰のせいよ! ばかっ!」
「介護必要?」
「ばかっ! 介助よ! まだ、そこまでおばぁちゃんじゃないわっ!!」
そんな言葉が出ても、私は幸せだった……。
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