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第十七章 交錯する記憶
①
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健吾は寝付けなかった。
深夜十二時を回った頃、健吾の部屋がノックされた。
健吾は慌ててドアを開けた。
そこには由梨が立っていた。
「どうしたんだ、由梨」
「なんか寝付けなくて、一緒に寝てもいいですか」
「ああ、枕持ってこい」
由梨は健吾のベッドに入った。
(由梨は俺の顔を見上げてにっこり微笑んだ、なんて可愛いんだ)
健吾は朝まで理性が保てるか、自信がなかった。
(この五年間、お前はどんなふうに、あいつと暮らしていたんだ、もし、俺の記憶がリセットされたとしても、由梨、お前を手放す気はない)
「どうしたんですか、健吾さん、何を考えているの?」
「この先もずっと、由梨と一緒にいたいと思ってな」
「私も同じです」
由梨はじっと健吾を見つめた。
「そんなにじっと見つめられたら、我慢出来なくなる」
由梨はグッと顔を近づけて、健吾の唇に触れた。
健吾は由梨の唇を啄むようにキスをした。
(ドキドキする、健吾さんが好き、ずっと触れていたい、前にもこんなことがあったような……)
健吾は由梨のスエットを脱がせ、ブラを外して、乳房にむしゃぶりついた。
「ああ、由梨、愛してる、俺はお前じゃなければ、満足出来ねえ」
健吾は由梨の乳房をもみしだき、乳首を吸った。
深夜十二時を回った頃、健吾の部屋がノックされた。
健吾は慌ててドアを開けた。
そこには由梨が立っていた。
「どうしたんだ、由梨」
「なんか寝付けなくて、一緒に寝てもいいですか」
「ああ、枕持ってこい」
由梨は健吾のベッドに入った。
(由梨は俺の顔を見上げてにっこり微笑んだ、なんて可愛いんだ)
健吾は朝まで理性が保てるか、自信がなかった。
(この五年間、お前はどんなふうに、あいつと暮らしていたんだ、もし、俺の記憶がリセットされたとしても、由梨、お前を手放す気はない)
「どうしたんですか、健吾さん、何を考えているの?」
「この先もずっと、由梨と一緒にいたいと思ってな」
「私も同じです」
由梨はじっと健吾を見つめた。
「そんなにじっと見つめられたら、我慢出来なくなる」
由梨はグッと顔を近づけて、健吾の唇に触れた。
健吾は由梨の唇を啄むようにキスをした。
(ドキドキする、健吾さんが好き、ずっと触れていたい、前にもこんなことがあったような……)
健吾は由梨のスエットを脱がせ、ブラを外して、乳房にむしゃぶりついた。
「ああ、由梨、愛してる、俺はお前じゃなければ、満足出来ねえ」
健吾は由梨の乳房をもみしだき、乳首を吸った。
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