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第ニ章 彼の息子?
彼の一言一言が私の心に残り、忘れる事が出来ない位、彼に惹かれていた。
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「そしたら、電話かかってきて、そのデートの回数分カットやカラー無料でやるよって」
「それで無料にのせられてドライブデートしたって事」
「うん」
「最後までいっちゃったの?」
「やだ、昨日はキスもしてないよ、二人じゃなかったし」
「はあ?どう言う事」
「大和さんバツイチ、子持ちで、六歳の男の子一緒だったの」
「ねえ、そのプロポーズ、凛にその子供押し付けて遊びたいだけじゃないの」
「やっぱりそうかな」
「あっ、ベビーシッターやりますって言って代金踏んだくってやれば」
「ひどい、かわいそう」
「何言ってるの、都合のいい女になっちゃうよ」
「もう、カラーやってもらったらやめるよ」
「そうよ、若きイケメンカリスマ美容師がアラフォー相手に本気な訳ないでしょ、凛、目を覚ましなさい」
「わかってる」
「わかってないから言ってるんでしょ、忘れたの?また泣きを見るのは凛なのよ」
「もう、そんなにワーワー言わないで」
「いい、カラーやって貰ったら、きっと次のデートの誘いがあるから断るのよ、いい、わかった」
「わかった」
私はちゃんと断ろうと思いながら、もし誘われたら断る自信がなかった。
彼の一言一言が私の心に残り、忘れる事が出来ない位、彼に惹かれていた。
「それで無料にのせられてドライブデートしたって事」
「うん」
「最後までいっちゃったの?」
「やだ、昨日はキスもしてないよ、二人じゃなかったし」
「はあ?どう言う事」
「大和さんバツイチ、子持ちで、六歳の男の子一緒だったの」
「ねえ、そのプロポーズ、凛にその子供押し付けて遊びたいだけじゃないの」
「やっぱりそうかな」
「あっ、ベビーシッターやりますって言って代金踏んだくってやれば」
「ひどい、かわいそう」
「何言ってるの、都合のいい女になっちゃうよ」
「もう、カラーやってもらったらやめるよ」
「そうよ、若きイケメンカリスマ美容師がアラフォー相手に本気な訳ないでしょ、凛、目を覚ましなさい」
「わかってる」
「わかってないから言ってるんでしょ、忘れたの?また泣きを見るのは凛なのよ」
「もう、そんなにワーワー言わないで」
「いい、カラーやって貰ったら、きっと次のデートの誘いがあるから断るのよ、いい、わかった」
「わかった」
私はちゃんと断ろうと思いながら、もし誘われたら断る自信がなかった。
彼の一言一言が私の心に残り、忘れる事が出来ない位、彼に惹かれていた。
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