上 下
46 / 63

物理的なすれ違い

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

婚約破棄されたので暗殺される前に国を出ます。

なつめ猫
ファンタジー
公爵家令嬢のアリーシャは、我儘で傲慢な妹のアンネに婚約者であるカイル王太子を寝取られ学院卒業パーティの席で婚約破棄されてしまう。 そして失意の内に王都を去ったアリーシャは行方不明になってしまう。 そんなアリーシャをラッセル王国は、総力を挙げて捜索するが何の成果も得られずに頓挫してしまうのであった。 彼女――、アリーシャには王国の重鎮しか知らない才能があった。 それは、世界でも稀な大魔導士と、世界で唯一の聖女としての力が備わっていた事であった。

妹の方が綺麗なので婚約者たちは逃げていきました

岡暁舟
恋愛
復讐もめんどくさいし……。

拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら

みおな
恋愛
 子爵令嬢のクロエ・ルーベンスは今日も《おひとり様》で夜会に参加する。 公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。  クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。  クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。 「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」 「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」 「ファンティーヌが」 「ファンティーヌが」  だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。 「私のことはお気になさらず」

離婚のきっかけ

黒神真司
恋愛
わたしはこれで別れました…

どうせ結末は変わらないのだと開き直ってみましたら

風見ゆうみ
恋愛
「もう、無理です!」 伯爵令嬢である私、アンナ・ディストリーは屋根裏部屋で叫びました。 男の子がほしかったのに生まれたのが私だったという理由で家族から嫌われていた私は、密かに好きな人だった伯爵令息であるエイン様の元に嫁いだその日に、エイン様と実の姉のミルーナに殺されてしまいます。 それからはなぜか、殺されては子どもの頃に巻き戻るを繰り返し、今回で11回目の人生です。 何をやっても同じ結末なら抗うことはやめて、開き直って生きていきましょう。 そう考えた私は、姉の機嫌を損ねないように目立たずに生きていくことをやめ、学園生活を楽しむことに。 学期末のテストで1位になったことで、姉の怒りを買ってしまい、なんと婚約を解消させられることに! これで死なずにすむのでは!? ウキウキしていた私の前に元婚約者のエイン様が現れ―― あなたへの愛情なんてとっくに消え去っているんですが?

笑い方を忘れたわたしが笑えるようになるまで

風見ゆうみ
恋愛
幼い頃に強制的に王城に連れてこられたわたしには指定の場所で水を汲めば、その水を飲んだ者の見た目を若返らせたり、傷を癒やすことができるという不思議な力を持っていた。 大事な人を失い、悲しみに暮れながらも、その人たちの分も生きるのだと日々を過ごしていた、そんなある日のこと。性悪な騎士団長の妹であり、公爵令嬢のベルベッタ様に不思議な力が使えるようになり、逆にわたしは力が使えなくなってしまった。 それを知った王子はわたしとの婚約を解消し、ベルベッタ様と婚約。そして、相手も了承しているといって、わたしにベルベッタ様の婚約者である、隣国の王子の元に行くように命令する。 隣国の王子と過ごしていく内に、また不思議な力が使えるようになったわたしとは逆にベルベッタ様の力が失われたと報告が入る。 そこから、わたしが笑い方を思い出すための日々が始まる―― ※独特の世界観であり設定はゆるめです。 最初は胸糞展開ですが形勢逆転していきます。

幼き勇者の冒険譚

granite
ファンタジー
仰いで天に愧(ざん)じず。 壱 語り その国土は一人の女神によって結界され、なんびとたりとも外敵が侵入できない区切られた箱庭だった。美しく豊かな土地箱庭王国=ハルバリア 万年繁栄した王国。耳高き敬虔な女神信者だけが住まうことを許された約束の地、奪おうとした侵略者は、正義の名によって成敗され退けられた。「悪」を討つのは女神に聖選され授かりし神授の剣を手にしたもの勇者、古今無双、一騎当千の最強の戦士。女神の恋人役であり下僕である者。武威に溢れ、女神の美意識を満たす美麗なる容姿で産まれることが運命づけられる。長く平和が続き事柄にねじれがおこると、「悪」にすべてをおしつけて、女神の名のもとに正義は執行される。そのようにしてバランスを保つ、女神が恋愛遊戯するために作成された箱庭世界。害虫退治のあわれな女神の玩具が勇者。 それを助けるのが東西南北の亜人。 北に岩人族、頑健な体をもつ。雄体のみの一族。 南に砂麗族、熱砂と炎を操る雌体のみの一族。 西に翼翔族、翼持ち空を駆け風を操り弓技に優れる。 東に湖水人魚族、鱗と優美なヒレ持ち水に親しみ治癒の技をもつ。 彼らは祭る東西南北の亜神を神像におろして、魔王退治の補助をする。 さぁさ、お立合い、茶番がはじまる。  「魔王」と「勇者」は表裏一体の相克の存在。魔王が蠢動するならば、また勇者も出現する。大暴れの大喰らい、勇猛なる武辺ものにして戦馬鹿が立ち上がるよ!! 舞台は整った幕が上がる!! いんいんと剣が啼いている――。 物語は終わらない。物語はまた始まる――。さぁ語るとしよう、本編の箸休めに。 小曲を…… 幼き勇者の……冒険譚を 『ちび勇者の冒険』開幕だ!! 過去作再掲載、この創作物はフィクションです。お気に召さない方は「読まない自由を行使」されることをおすすめいたします

王様は気苦労が絶えない。

春瀬湖子
BL
平和な国の平和な世界。 それでも仕事はあるようで。 「王様、大変です!」 今日も今日とて仕事というのは舞い込んでくる。 そんな日々の、ゆる~い一日。 ※2024.9.23秋庭で配布したSSです。 他サイト様でも公開しております。

処理中です...