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【一人目・一条 臨】

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休みが終わり、会社に行くと、やはりお局様方の嫌味嫌味の連続。私に対してだけで無く、絶対的に自分に自信がある彼女たちは上司に向かって「こんなこと当たり前の事だからしませんでした」なんて言っている。
以前私には「一条さん!この世には絶対って言葉はないんよっ!」と言っておきながら、「当たり前」という単語を普通に使う彼女は自分の発言にいつも責任を持たない。
案の定この言葉を聞いた上司は「もういいです。わかりましたから」と言っても、自分の意見を言い続け、周りから呆れられている。
男性陣からも嫌われるお局様方は、それに気づいて居らず、自分の意見が正しいと断固として譲らないその頑固さは、子供の教育には良くないだろうな。
実際お局のお一人は、子供が登校拒否らしい。
ま、そうだろうね。親の背中を見て育つもの。親がその態度なら子供だって親の真似を学校でしている。ということは、上から目線の子供は必ず閉鎖環境では嫌われる。子供だけでなく大人からも。どうしてわかんないのかね、この親は。
以前『学校に呼び出されて、私の子が悪いって言われたけど、こっちの意見を全然聞いてくれない』と話していたことを思い出したが、それはあんたの事じゃね?あんたが人の意見聞かないじゃん!と思ったが、それには周りも同意見だったらしい。
あ~イライラする、このおばさんたち!
今日も今日とて、当たり散らされてます。
早くランチタイム来い来い!
そう思っている時って、時間が経つのって遅いのよね。
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