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第1部 護衛編
終わり、そして始まり②
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近衛騎士の騎馬隊を先頭にしてレインフォードを乗せた豪奢な馬車が進む隊列の最後尾をスカーレットたちは馬で進んでいた。
これまでは声を掛けられる距離にいたのに、今のレインフォードとの距離は遠く離れており、そのことが少しだけ寂しく感じてしまう。
だが考えれば、今まで一緒に旅をしていたことがイレギュラーであり、そもそも推しは基本遠くから見つめるものなのだ。
元の生活に戻っただけだ。今まで通り、遠くから応援していよう。
「ようやく王都だね。まだシャロルクを出て一週間だったけど、なんだかもっと長いこと旅をしていたように感じるよ」
「確かに。でもこの一週間アルには迷惑かけっぱなしだったわね。ごめんなさいね」
「迷惑だとは思わないけど、やっぱり男装がバレないかとひやひやはしてたよ」
「私も、思ったよりドキドキしたわ。でも、アルのお陰でバレずにすんだわ」
何度となくアルベルトの機転やフォローに救われた。
アルベルトがいなければ、ここまで性別を疑われずにこれなかったかもしれない。
だが、スカーレットとしては推しを護りきれて万々歳なのだが、アルベルトは新人官僚の研修のために王都に来る必要があった。それは大丈夫なのだろうか?
「ねぇ、アル。研修に間に合わなかったんじゃない?」
「それは色々手を回し終わっているから大丈夫」
「本当?」
「うん。そのために色々人脈を築いておいたわけだし。こういう時こそ、首席卒業の首席入庁の将来有望株の肩書を使わなくちゃね。だから義姉さんは気にしなくていいからね」
意外にも強かな上にたくましい発言にスカーレットは驚いてしまった。
小さい時には引っ込み思案だったのに、気づけば立派な大人になっていたのだとしみじみ思ってしまう。
(そう言えば、アルベルトも『マジプリ』の攻略キャラクターだったわよね)
いつまでも子供だと思っていたので気づかなかったが、こうやって見ると、確かにゲームのキャラクターデザインとそっくりだ。
ホワイトブロンドの髪はサラサラで、高い鼻梁にきめの細やかななめらかな肌、ルビーのような美しい赤の瞳。立ち振る舞いは上品で、一見するとクールに見えるが実は面倒見の良い性格。
子供の頃から一緒に居るせいで気づかなかったが、こうやって見るとやっぱりイケメンである。
だが、ゲームと違うのは実際のアルベルトの方がずっと優しく思いやりのある性格であることだろう。
現に、スカーレットがこの旅につき合わせたことを気に病まないように、さりげなくフォローしてくれている。
そういう気遣いが嬉しい。
「どうしたの?」
「ううん。アルも大人になったなって思って。カッコいいわ」
「!?…そ、そうかな?」
スカーレットの言葉に目を見開いたアルベルトの顔が、少しだけ赤くなったような気がする。
「えっと、さ。良かったら義姉さんもこのまま王都で暮らさない?」
「え?」
「…その、僕と二人で暮らさないかなって。義姉さんに、傍にいて欲しいんだ」
まだ赤みのさした顔のまま、アルベルトがそう言って真っすぐにスカーレットを見つめる。
(そう言えばさっきもこんなこと、言われたわよね)
余りにもタイムリーでスカーレットは思わず笑ってしまった。
「ふふふ。アルもレインフォード様みたいなことを言うのね」
「は?どういうこと?」
「さっき、レインフォード様にも同じことを言われたの」
「はぁああ!?な、なんだよ、それ!レインフォード様は義姉さんの事、男だと思っているんだよね?レイフォード様は女嫌いだけど、もしや恋愛対象が男なの?」
スカーレットの言葉に混乱気味にそう言ったアルベルトの反応を見て、彼が盛大な勘違いをしていることに気づいて慌てて訂正した。
「あ、もちろんレインフォード様は私を男だと思っているはずだし、恋愛的な意味でいったわけじゃないわよ。なんか、私の能力?を買ってくれたみたいで、城勤めしないかっていう意味での発言なの」
「なんだ。そういう事か。はぁ…僕と同じ理由かと思ってびっくりしちゃったよ」
「同じ理由?」
「そう、義姉さんに傍にいてほしい理由」
アルベルトが自分に傍にいてほしい理由とは、どういう事だろうか?
これから始まる城勤めの毎日が不安で傍にいてほしいという事か。
はたまた一人で王都で暮らすのが寂しいからだろうか?
分からず首を捻っていると、アルベルトが焦れた様子でスカーレットに話そうとした。
「前も言ったけど、僕は義姉さんと結婚…」
「やぁ、君たちが殿下をここまで護衛してくれた方たちだよね?」
前方から一人の青年がやってきてアルベルトの声をかき消すようにスカーレットたちに声をかけて来た。
柔らかく、少し甘さを含んだ軽やかな声は、決して大きな声ではないが耳馴染みが良く、思わず会話を止めて青年を見ると、そこにはスカーレットのよく知る人物がいた。
(カヴィン・タンデルスだわ!)
スカーレットはカヴィンを驚きの目で見た。
よく知ると言っても知人でも何でもなく、なんならスカーレットとしては初対面だ。
何故知っているかというとカヴィン・タンデルスは「マジプリ」の攻略対象の一人だからだ。
少し癖のある明るい栗毛に鮮やかな湖を彷彿させる紺碧の瞳、がっちりとした躯体はさすがは騎士団長を務めているだけある。
だが表情は明るく優しいもので、人好きのする笑みを向けられると自然と微笑み返してしまいそうだ。
レインフォードやアルベルト同様、さすがは攻略対象だけあって彼らに負けず劣らずの美丈夫である。
「君たちが殿下をここまで護衛してくれたんだって。ありがとう」
カヴィンはスカーレットたちの元まで来てそう言った。
「あ、僕はカヴィン・タンデルス。騎士団長を務めてる。えっと、君がスカー君?」
そう言ってカヴィンはアルベルトを見た。
「いえ、僕はアルベルト・バルサーです。スカーならこっちです」
「え!?そ、そうなんだ。殿下が僕と同じくらい強いと褒めていたから、てっきり君かと…。ごめんね。まさかこんなかわいい子だと思わなくて。あ、男性にこんなことを言うのは失礼だったね」
カヴィンはスカーレットを見てから、驚きの声を上げると、すぐに申し訳なさそうに眉を下げた。
その姿が大型犬を思い出して、思わず吹き出しそうになるのを堪えた。
「いえ、大丈夫です」
「そっか、君がスカー君か。できたら是非手合わせしてほしいな」
「はい!機会があれば是非!」
シャロルクに帰ってしまえば、なかなか手合わせをしてくれる人はいない。
バルサー家に仕える騎士はいるものの、スカーレットよりも強い人間は限られているし、彼らは彼らの仕事があるので手合わせの機会がなかなかないのだ。
騎士団長なら相当に強いだろう。
そのような人物と手合わせできる機会など滅諦にない。一度くらい手合わせができたら嬉しい。
「本当?嬉しいなぁ。じゃあ、そうだなぁ。明日の午後、どうかな?」
スカーレットが満面の笑みで答えると、カヴィンは少し考えてから誘ってくれた。
「分かりました!よろしくお願いします。アルベルト君もどうだい?」
「いえ、せっかくのお誘いなのですが、明日から研修があるので都合が悪く…」
「そうなんだ。残念だな」
「じゃあ、また明日。楽しみにしてるよ」
カヴィンはそう言ってひらりと手を振りながら、再び隊列の先頭へと戻って行った。
「アル、明日から研修なのね」
「うん。だから義姉さんとゆっくりする時間が無くて」
「なるほど。だから王都にいてほしいってことなのね。ふふふ、アルもやっぱりまだ子どもね。可愛い弟だわ!」
先ほどアルベルトが「そばにいてほしい」と言った意味が分かってすっきりした。
だがその一方で、アルベルトは複雑な顔をしている。
「どうしたの?」
「…なんでもない。…はぁ。あいつに邪魔されなければちゃんとプロポーズできたのに。タイミング逃した」
「?」
アルベルトは深いため息をついて何やらぶつぶつと言っているようだが、よく聞こえない。
(なにか言いたかったのかしら?)
そう思いつつ首を傾げていると、いつの間にか目の前に王都を取り囲む城壁が見え、先方を進んでいたレインフォードを乗せた馬車が城門を潜り抜けていた。
ようやく、王都へとたどり着いた。
スカーレットの旅が本当に終わった瞬間であった。
これまでは声を掛けられる距離にいたのに、今のレインフォードとの距離は遠く離れており、そのことが少しだけ寂しく感じてしまう。
だが考えれば、今まで一緒に旅をしていたことがイレギュラーであり、そもそも推しは基本遠くから見つめるものなのだ。
元の生活に戻っただけだ。今まで通り、遠くから応援していよう。
「ようやく王都だね。まだシャロルクを出て一週間だったけど、なんだかもっと長いこと旅をしていたように感じるよ」
「確かに。でもこの一週間アルには迷惑かけっぱなしだったわね。ごめんなさいね」
「迷惑だとは思わないけど、やっぱり男装がバレないかとひやひやはしてたよ」
「私も、思ったよりドキドキしたわ。でも、アルのお陰でバレずにすんだわ」
何度となくアルベルトの機転やフォローに救われた。
アルベルトがいなければ、ここまで性別を疑われずにこれなかったかもしれない。
だが、スカーレットとしては推しを護りきれて万々歳なのだが、アルベルトは新人官僚の研修のために王都に来る必要があった。それは大丈夫なのだろうか?
「ねぇ、アル。研修に間に合わなかったんじゃない?」
「それは色々手を回し終わっているから大丈夫」
「本当?」
「うん。そのために色々人脈を築いておいたわけだし。こういう時こそ、首席卒業の首席入庁の将来有望株の肩書を使わなくちゃね。だから義姉さんは気にしなくていいからね」
意外にも強かな上にたくましい発言にスカーレットは驚いてしまった。
小さい時には引っ込み思案だったのに、気づけば立派な大人になっていたのだとしみじみ思ってしまう。
(そう言えば、アルベルトも『マジプリ』の攻略キャラクターだったわよね)
いつまでも子供だと思っていたので気づかなかったが、こうやって見ると、確かにゲームのキャラクターデザインとそっくりだ。
ホワイトブロンドの髪はサラサラで、高い鼻梁にきめの細やかななめらかな肌、ルビーのような美しい赤の瞳。立ち振る舞いは上品で、一見するとクールに見えるが実は面倒見の良い性格。
子供の頃から一緒に居るせいで気づかなかったが、こうやって見るとやっぱりイケメンである。
だが、ゲームと違うのは実際のアルベルトの方がずっと優しく思いやりのある性格であることだろう。
現に、スカーレットがこの旅につき合わせたことを気に病まないように、さりげなくフォローしてくれている。
そういう気遣いが嬉しい。
「どうしたの?」
「ううん。アルも大人になったなって思って。カッコいいわ」
「!?…そ、そうかな?」
スカーレットの言葉に目を見開いたアルベルトの顔が、少しだけ赤くなったような気がする。
「えっと、さ。良かったら義姉さんもこのまま王都で暮らさない?」
「え?」
「…その、僕と二人で暮らさないかなって。義姉さんに、傍にいて欲しいんだ」
まだ赤みのさした顔のまま、アルベルトがそう言って真っすぐにスカーレットを見つめる。
(そう言えばさっきもこんなこと、言われたわよね)
余りにもタイムリーでスカーレットは思わず笑ってしまった。
「ふふふ。アルもレインフォード様みたいなことを言うのね」
「は?どういうこと?」
「さっき、レインフォード様にも同じことを言われたの」
「はぁああ!?な、なんだよ、それ!レインフォード様は義姉さんの事、男だと思っているんだよね?レイフォード様は女嫌いだけど、もしや恋愛対象が男なの?」
スカーレットの言葉に混乱気味にそう言ったアルベルトの反応を見て、彼が盛大な勘違いをしていることに気づいて慌てて訂正した。
「あ、もちろんレインフォード様は私を男だと思っているはずだし、恋愛的な意味でいったわけじゃないわよ。なんか、私の能力?を買ってくれたみたいで、城勤めしないかっていう意味での発言なの」
「なんだ。そういう事か。はぁ…僕と同じ理由かと思ってびっくりしちゃったよ」
「同じ理由?」
「そう、義姉さんに傍にいてほしい理由」
アルベルトが自分に傍にいてほしい理由とは、どういう事だろうか?
これから始まる城勤めの毎日が不安で傍にいてほしいという事か。
はたまた一人で王都で暮らすのが寂しいからだろうか?
分からず首を捻っていると、アルベルトが焦れた様子でスカーレットに話そうとした。
「前も言ったけど、僕は義姉さんと結婚…」
「やぁ、君たちが殿下をここまで護衛してくれた方たちだよね?」
前方から一人の青年がやってきてアルベルトの声をかき消すようにスカーレットたちに声をかけて来た。
柔らかく、少し甘さを含んだ軽やかな声は、決して大きな声ではないが耳馴染みが良く、思わず会話を止めて青年を見ると、そこにはスカーレットのよく知る人物がいた。
(カヴィン・タンデルスだわ!)
スカーレットはカヴィンを驚きの目で見た。
よく知ると言っても知人でも何でもなく、なんならスカーレットとしては初対面だ。
何故知っているかというとカヴィン・タンデルスは「マジプリ」の攻略対象の一人だからだ。
少し癖のある明るい栗毛に鮮やかな湖を彷彿させる紺碧の瞳、がっちりとした躯体はさすがは騎士団長を務めているだけある。
だが表情は明るく優しいもので、人好きのする笑みを向けられると自然と微笑み返してしまいそうだ。
レインフォードやアルベルト同様、さすがは攻略対象だけあって彼らに負けず劣らずの美丈夫である。
「君たちが殿下をここまで護衛してくれたんだって。ありがとう」
カヴィンはスカーレットたちの元まで来てそう言った。
「あ、僕はカヴィン・タンデルス。騎士団長を務めてる。えっと、君がスカー君?」
そう言ってカヴィンはアルベルトを見た。
「いえ、僕はアルベルト・バルサーです。スカーならこっちです」
「え!?そ、そうなんだ。殿下が僕と同じくらい強いと褒めていたから、てっきり君かと…。ごめんね。まさかこんなかわいい子だと思わなくて。あ、男性にこんなことを言うのは失礼だったね」
カヴィンはスカーレットを見てから、驚きの声を上げると、すぐに申し訳なさそうに眉を下げた。
その姿が大型犬を思い出して、思わず吹き出しそうになるのを堪えた。
「いえ、大丈夫です」
「そっか、君がスカー君か。できたら是非手合わせしてほしいな」
「はい!機会があれば是非!」
シャロルクに帰ってしまえば、なかなか手合わせをしてくれる人はいない。
バルサー家に仕える騎士はいるものの、スカーレットよりも強い人間は限られているし、彼らは彼らの仕事があるので手合わせの機会がなかなかないのだ。
騎士団長なら相当に強いだろう。
そのような人物と手合わせできる機会など滅諦にない。一度くらい手合わせができたら嬉しい。
「本当?嬉しいなぁ。じゃあ、そうだなぁ。明日の午後、どうかな?」
スカーレットが満面の笑みで答えると、カヴィンは少し考えてから誘ってくれた。
「分かりました!よろしくお願いします。アルベルト君もどうだい?」
「いえ、せっかくのお誘いなのですが、明日から研修があるので都合が悪く…」
「そうなんだ。残念だな」
「じゃあ、また明日。楽しみにしてるよ」
カヴィンはそう言ってひらりと手を振りながら、再び隊列の先頭へと戻って行った。
「アル、明日から研修なのね」
「うん。だから義姉さんとゆっくりする時間が無くて」
「なるほど。だから王都にいてほしいってことなのね。ふふふ、アルもやっぱりまだ子どもね。可愛い弟だわ!」
先ほどアルベルトが「そばにいてほしい」と言った意味が分かってすっきりした。
だがその一方で、アルベルトは複雑な顔をしている。
「どうしたの?」
「…なんでもない。…はぁ。あいつに邪魔されなければちゃんとプロポーズできたのに。タイミング逃した」
「?」
アルベルトは深いため息をついて何やらぶつぶつと言っているようだが、よく聞こえない。
(なにか言いたかったのかしら?)
そう思いつつ首を傾げていると、いつの間にか目の前に王都を取り囲む城壁が見え、先方を進んでいたレインフォードを乗せた馬車が城門を潜り抜けていた。
ようやく、王都へとたどり着いた。
スカーレットの旅が本当に終わった瞬間であった。
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