悪役令嬢はプログラマー~ループ99回目で塩対応だった王太子が溺愛してきます~

「こうなったら好きに生きさせてもらう!」
99回目の巻き戻りをしたシェリルは拳を握って強く思った。

シェリル・バートンは断罪され、殺された。
…はずなのだが、気づくと入学式前に時が戻っていた。

しかも自分が前世でゲームプログラマーをしており、この世界は自分が作っていた乙女ゲームの世界であり、悪役令嬢であることに気づく。
だが、ゲーム開発スタッフだったせいか、シェリルはメニュー画面を見る特殊能力があることが判明。
メニュー画面で好感度、フローチャート、エンディングリストを確認することができ、リトライも可能である能力を持っていた。

シェリルはこのスキルを活かし、断罪を回避しようと奮闘する。が、やっぱりデットエンドになってしまい、98回巻き戻りをすることになってしまった…。
やけばちになったシェリルは、99回目は選択肢を無視して好き勝手生きることに決める。
するとこれまで塩対応だった王太子の態度に異変が…

シェリルは断罪ルートを回避し、生き残ることができるのか?
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